一般社団法人 日本耳鼻咽喉科学会

English
メニュー
  • 会員・医療関係の皆さん
  • 医学生・研修医の皆さん
  • 一般の皆さん

学会認定制度

更新について

補聴器相談医更新のための申請

更新期間について

 補聴器相談医の更新は6年ごとに行います。

更新単位について

 更新申請には下記の補聴器相談医更新のための講習会を合計で3単位以上受講する必要があります。補聴器相談医である期間中(6年間)の講習会受講が有効です。ただし、更新前3年以内に、少なくとも1単位以上の講習会を受講してください。

単位取得のための講習会と単位数について

  1. 日耳鼻専門医講習会の補聴器実技講習:各年度が1単位
  2. 日耳鼻全国身体障害者福祉医療講習会:各年度が1単位
  3. 日本聴覚医学会の補聴研究会:各年度が1単位
  4. 日耳鼻地方部会が行う補聴器相談医更新のための講習会:2時間が1単位
  5. 日耳鼻地方部会が行う補聴器相談医委嘱のための講習会の実技を除く全講義計6時間を受講することで更新のための3単位が取得できる。ただし、前半3時間および後半3時間のみの受講の場合には各々1単位とする。

更新の手続きについて

 補聴器相談医の更新申請は3単位の講習会受講証を添えて日耳鼻地方部会長に行います。地方部会長は更新申請者のリストを日耳鼻理事長に提出します。

<注意事項>

  1. 補聴器相談医申請を補聴器適合判定医師研修会(厚生労働省主催)受講によって行ったものであっても更新申請は必要であり、上記に記載した講習会の受講が必要になります。
  2. 補聴器相談医申請後に補聴器適合判定医師研修会を受講した場合、更新申請の3単位として認めます。

補聴器相談医更新に関する規則

A.「日本耳鼻咽喉科学会補聴器相談医」資格更新に関する運用細則

1.地方部会長の推薦

 地方部会長は「日本耳鼻咽喉科学会補聴器相談医」(以下「相談医」と略)資格更新の申請のために、更新資格を満たす会員の氏名、住所、勤務先、勤務先住所のリストを理事長に提出する。期間は毎年1月10日から2月10日とする。

2.補聴器のキーパーソンの役割

 補聴器キーパーソンは、地方部会長、地方部会の福祉医療委員と協力して資格更新の運用において中心的役割を果たす。

3.資格更新のための講習会のカリキュラム

1)資格更新のための講習会は2時間を1単位とする。講習会カリキュラムは本規則のBの内容を含むものとする。
2)講習会の日時、カリキュラムおよび講師名はあらかじめ日耳鼻福祉医療委員会に届出を行い、承認をえなければならない。
3)「相談医」委嘱のために地方部会等が行う講習会の受講も資格更新の講習会受講とすることができる。ただしこの場合には、実習の再受講を必要としない。

4.講習会講師

 講習会講師は日耳鼻専門医とする。講習会の講師を各地方部会で選任できない場合は、日耳鼻福祉医療・成人老年委員会と調整を行う。

5.講習会受講の証明

 地方部会が行う「相談医」資格更新のための講習会では、終了時に地方部会長および補聴器キーパーソンが受講証明を発行する。受講証明には受講したカリキュラムの項目と講師名を記入する。

6.講習会受講の有効期間

 資格更新のための講習会受講の有効期間は、日耳鼻専門医講習会の補聴器実技講習、日耳鼻全国身体障害者福祉医療講習会、日本聴覚医学会補聴研究会および、日耳鼻地方部会が行う講習会のいずれにおいても、資格取得後の更新申請までの6年間とする。ただし、更新前3年以内に少なくとも1単位以上の講習会を受講することが必要である。

7.講習会の共同開催

 複数の地方部会が合同して「相談医」資格更新のための講習会を実施してもよい。

8.所属しない地方部会の講習会受講

 所属しない地方部会で行われる資格更新のための講習会の受講も「相談医」資格更新に有効である。また委嘱のための講習会についても有効である。

9.専門医更新のための単位取得

 地方部会が行う「相談医」委嘱または更新のための講習会は、日耳鼻専門医制度の学術集会として2時間を超える場合には5単位、4時間を超える場合は10単位に相当する。

(平成22年9月18日理事会承認)

注:「日本耳鼻咽喉科学会補聴器相談医」運用細則の第11条、第12条、第13条、第14条、第15条、第16条は資格更新に関するものです。必ず参照して下さい。


B.「日本耳鼻咽喉科学会補聴器相談医」資格更新のために地方部会等が行う講習会カリキュラム

 「相談医」資格更新のために地方部会等が行う講習会では、2時間を1単位とする。2時間の中に以下のカリキュラム項目を3項目含むこととし、それぞれの項目についての講義時間は原則として40分とする。講義のタイトルはカリキュラム項目をそのまま用いてもよいし、下記のように広い範囲を含むタイトルとしてもよい。この場合は副題をつけるなど工夫して内容がわかるようにする。またタイトルにカリキュラム項目をそのまま用いない場合は、どのカリキュラム項目が含まれているのかを明示することとする。なお、それぞれの項目に症例検討を用いてもよい。

1.補聴器の機能に関するカリキュラム項目

1)最新の補聴器の機能
2)最新の補聴器の価格
3)FM補聴器
4)補聴器周辺機器
5)補聴器に関する研究

2.補聴器の適応、処方、適用に関するカリキュラム項目

1)補聴器の適応
2)聴覚検査法(語音明瞭度検査など)
3)難聴疾患と補聴器
4)補聴器の処方
5)乳幼児の補聴器適用
6)小児の補聴器適用
7)軽度難聴に対する補聴器適用
8)聴覚以外のコミュニケーション手段

3.補聴器のフィッティングに関するカリキュラム項目

1)耳型採型とイヤモールド
2)補聴器の機種選択
3)補聴器調整の原則
4)補聴器の諸機能の選択

4.補聴器の適合状態の評価に関するカリキュラム項目

1)補聴効果の検査法
2)補聴器適合検査の指針
3)補聴器使用者の聴覚管理
4)補聴効果に対する不満と対処法

5.社会医療に関するカリキュラム項目

1)日耳鼻の動向(補聴器キーパーソン会議、福祉医療委員会、乳幼児医療委員会など)
2)補聴器販売の問題点
3)地域における補聴器販売に関する最近の状況
4)補聴器販売に関するクレームと対処法
5)関係法規

講義タイトル

例:
○最新の補聴器
○補聴器に関連した知識
○補聴と関連した難聴の知識
○補聴器のフィッティング
○補聴器適合の評価
○小児の補聴
○補聴器の社会医療的問題
○その他、補聴器相談医に有用な講義内容を示すもの

会員への案内やプログラムでは副題をつけて内容がわかるようにする。また、どのカリキュラム項目を満たしているのかを明記する。

例:
最新の補聴器 ―雑音抑制機能と最新の研究―
(該当カリキュラム項目:最新の補聴器の機能、FM補聴器、補聴器に関する研究)
補聴と関連した難聴の知識 ―種々の語音聴力検査―
(該当カリキュラム項目:聴覚検査法、難聴疾患と補聴器、軽度難聴に対する補聴器適用)
補聴器の社会医療的側面 ―関連法規の改正と補聴器給付の留意点―
(該当カリキュラム項目:日耳鼻の動向、補聴器販売の問題点、関係法規)

2010年11月10日掲載