一般社団法人 日本耳鼻咽喉科学会

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医学生・研修医の皆さん

人の一生における耳鼻咽喉科・頭頸部外科の重要性

耳鼻咽喉科・頭頸部外科医が取り扱う領域は、頭蓋底から鎖骨上窩と上縦隔に至る幅広いものです。この部位には上部消化管として咀嚼・嚥下機能、上気道として音声言語・呼吸機能といった様々な感覚器機能が集中しています。顔貌も人間社会での生活において重要なものであり、一つの機能と考えられるでしょう。21世紀の医療は大幅に変化し、技術革新を取り入れるのみならず、患者さん個々の人間性や個性、感性といったものを重視した診療が求められています。今後の日本が超高齢化社会を迎える中で、われわれは病気を治すだけでなく、いかにQOL(Quality of Life:生活の質)を充実させるかに重点を置いています。

赤ちゃんからお年寄りまで人としてのQOLを守る

現代医療に求められること

現代の医療にはMDT(Multi-disciplinary team)、Advanced technologies、hospitalityが求められています。耳鼻咽喉科・頭頸部外科では多職種のスッタフとチームを組んだ医療が行われるようになり、技術の進歩は今まで不可能とされていた医療を実現できるようになりました。そして治療の成果は患者さん方の生活を改善し、豊かな人生を送る手助けとなっています。

加齢に伴う変化

免疫が弱い幼年期は炎症性疾患にかかる割合が多く、年齢が上がるにつれ免疫力も高まり、次第に病気にかかりにくくなります。しかし、現代ではアレルギー疾患の患者数は激増しており、日本人の3人に1人は花粉症に代表されるアレルギー疾患に罹患しています。更に高齢になると「聞こえない」「匂いがわからない」「味がわからない」「体のバランスがとれない」など感覚器の障害が出るとともに、腫瘍性疾患の罹患も増えてきます。耳鼻咽喉科・頭頸部外科医はこうした様々な疾患に正面から取り組み、人々の人生に寄り添ったQOLを守る使命を担っています。

高齢化により変化する疾病構造

 

高齢化により変化する疾病構造
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