一般社団法人 日本耳鼻咽喉科学会

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医学生・研修医の皆さん

耳鼻咽喉科・頭頸部外科の疑問にお答えいたします

質問 Q1:耳鼻咽喉科・頭頸部外科を選んだのはどのような理由が多いのでしょうか?
答え 専門研修を始めた研修医の方々へのアンケートでは、高い専門性を有することや豊富なサブスペシャリティがある、豊富かつ多様な手術に魅力を感じた、自分の興味や適性によって様々な勤務形態(医育機関、専門病院、市中病院、開業)が取れる、勤務地として都市部が多い点が挙げられました。
質問 Q2:耳鼻咽喉科・頭頸部外科医になって良かった点は?
答え 診断から治療まで医師としてのやり甲斐が味わえることや感覚・機能を取り戻した時の患者さんの喜びを共有できること、社会的ニーズが多いので勤務先に困らないこと、仕事のON-OFFを切り替えやすく豊かな日常生活を送れることなど、が挙げられます。
質問 Q3:どのようなライフスタイルを送っていますか?
答え 耳鼻咽喉科・頭頸部外科での勤務は高い専門性を有するため、とことんやり甲斐を求めて仕事を追及することができる一方で、計画的な日常生活を送ることも可能です。そのため、自分の趣味やライフワークを持ち、なおかつ医師としても第一線の活動をする人が多いことも特徴です。
質問 Q4:どのような人が耳鼻咽喉科・頭頸部外科に向いていますか?
答え 専門的な医療に興味のある人、診断から治療まで一貫して行いたい人、患者さんのQOLに関心のある人、幅広い年齢層の患者さんと接したい人などが向いていると思います。
質問 Q5:初期臨床研修で耳鼻咽喉科・頭頸部外科を選択するメリットは?
答え 耳鼻咽喉科・頭頸部外科は、医学部の臨床実習では必修ですが、初期臨床研修では選択となります。しかし、口腔や耳・鼻・咽喉頭、頸部の系統的な診察法やcommon disease(中耳炎、めまい、アレルギー性鼻炎、鼻出血、扁桃炎など)への対処を学ぶことは、将来どの科に進むにしても有用な医療技術となります。
質問 Q6:専門医、術者として一人前になるにはどれぐらいかかりますか?
答え 2年間の初期臨床研修と4年間の専門研修の後に専門医試験があります。専門医は耳鼻咽喉科・頭頸部外科の診療が一通りこなせるレベルと評価されます。その後はさらなる修練を積み、医師として術者としての腕を磨いていきます。またサブスペシャリティを高めるため、新たな施設研修を行うこともあります。
質問 Q7:専門研修はどのような形で行われますか?
答え 平成29年度から新たな専門医制度が始まります。大学病院などの専門研修基幹施設と、連携施設である一般病院がネットワークを組んで、それぞれ特色を持った専門研修プログラムが用意されています。各プログラムについては日本耳鼻咽喉科学会ホームページにおける「専門医制度」をご覧ください。
質問 Q8:女性医師も働きやすいでしょうか?
答え 平成28年現在、耳鼻咽喉科・頭頸部外科における女性医師数は約2,514名(23%)です。近年では専門医研修を開始した医師の約1/3が女性です。小児難聴をはじめ、女性ならではの細やかな心遣いを生かして活躍してきた領域が数多くあります。また主婦や母親としての役割を果たしながら、高い専門性を保ち医療の第一線で活躍を継続している女性医師が多いのも耳鼻咽喉科・頭頸部外科の特徴です。
質問 Q9:今後のニーズはどうでしょうか?
答え 新生児の聴覚スクリーニングにはじまり、学童健診、common diseaseとしての風邪(上気道炎)、国民病となった花粉症、メニエール病などのめまい、高齢化に伴う加齢性難聴や嚥下障害、生命を脅かす頭頸部癌など、人の一生に常に関わり続ける領域を扱います。よってこの領域の専門医は、今後ますます必要になると思われます。
質問 Q10:どのような研究が行われていますか?
答え 耳鼻咽喉科・頭頸部外科は幅広い領域、多種多様な疾患を扱っていることから、遺伝子、分子生物学、免疫学、再生医療、脳科学、癌など幅広い研究を担っています。毎年多くの医師が国内・海外留学し、優れた研究成果を報告しています。