理事会ニュース
令和2年度・令和3年度
第1回理事会(2020.6.8)より
1.理事長の選定について
理事長(代表理事)に、村上信五理事が選定された。
2.副理事長の選定について
副理事長に、小川 郁理事および丹生健一理事が選定された。
3.一般社団法人日本臨床耳鼻咽喉科医会役員候補者の推薦について
定款施行細則第20条の2に基づく一般社団法人日本臨床耳鼻咽喉科医会の理事候補者として、猪原秀典理事および中川尚志理事が選定された。
第2回理事会(2020.6.19)より
1.業務組織の編成について
1)業務組織と委員会構成
委員会構成について審議を行い、これを承認した。
2)臨床医会との連携について
福與和正理事から、連携会議、理事の相互乗り入れ、秋季大会の合同開催、合同委員会の開催などにより迅速に緊密な連携関係を構築したい旨の説明があり、これを承認した。
3)業務組織と事業計画
標記について審議を行い、これを承認した。
2.新規ワーキンググループの立ち上げについて
新規ワーキンググループ(WG)を立ち上げることを審議し、関連する学会との連携強化と活性化に関するWG, 他科・他職種との連携に関するWG, 近未来の耳鼻咽喉科医療の在り方WG, 耳鼻咽喉科保険診療体系見直し検討WG, 耳鼻咽喉科領域のリハビリテーションに関するWG, 遠隔診療・オンライン診療に関するWG, 耳鼻咽喉科を社会にアピールするWG, インターネット講習(研修)に関するWG, 耳鼻咽喉科のビッグデータ一元化に関するWG, 学会・臨床医会との連携WGを新たに立ち上げることを承認した。
3.第121回総会・学術講演会について
新型コロナウイルス感染拡大への対応について西﨑和則会長から説明があり、審議の結果、会期を2日間に短縮し、現地開催とweb開催の併用での開催を予定し、緊急事態宣言が発出された場合web開催のみとすること、宿題報告、臨床講演、会長講演、日耳鼻研究奨励賞、SPIO award、一般講演は現地開催とし、それ以外はwebで開催すること、GSKのプログラム(ハンズオンセミナー)は開催しないこと、webは会期終了後、3週間視聴可能とすること、事前登録はクレジット決済のみとし郵便振替は行わないこと、懇親会は縮小して開催すること、ランチョンセミナー(現地)は実施する方向で検討し、機器展示は縮小して開催すること、宿題報告、臨床講演に単位を付与することを承認した。
4.第34回秋季大会について
新型コロナウイルス感染拡大への対応について、武田憲昭実行委員長から説明があり、共通講習、領域講習、専攻医講習、臨床医会セッションを予定どおり現地開催するとともに、web開催も併用すること、web開催(公開期間は未定)では、上記講習会を配信し、単位取得を可能とすること、 実技講習会、補聴器講習会、GSKハンズオンを現地開催すること、参加登録は事前登録(クレジット決済)のみとすること、懇親会は開催しないこと、ランチョンセミナーは実施し、機器展示は縮小して開催することを承認した。
5.日耳鼻ホームページにおける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する情報の掲載に伴うアクセス集中およびページの再構築について
日耳鼻ホームページが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する情報の掲載に伴いアクセスが集中しているため、リソースを増設し、同ページの再構築を担当業者に委託することを承認した。
6. 2020年度専門医認定試験の申請受理の審査
2020年度専門医認定試験申請者について審議し、申請者261名中259名を承認した。
7. 2019年度専門医認定更新の審査
2019年度耳鼻咽喉科領域の専門医更新の一次審査の結果1961名を承認した。また、昨年度の機構専門医更新延長申請者56名が審査を通過した。
8. 2018年度専門医認定更新保留者の審査
2018年度専門医認定更新保留者のうち56名が基準を満たし、一次審査を通過した。
9.第15回日耳鼻保険医療委員会全国協議会について
新型コロナ禍による影響を考慮し、標記協議会を令和2年9月27日(日曜日)にweb開催とすることを承認した。
10. 補聴器相談医規則の改定について
補聴器相談医も会員システムによる一元管理とし、補聴器相談医の規則を改定して専門医制度と連動して運営することを承認した。
11. 秋季大会における補聴器相談医講習会について
「委嘱のための相談医講習会」と「更新のための相談医講習会」に関するアンケート調査の結果、大多数の都道府県が両講習会の毎年同時開催を希望していることが報告された。
12. 補聴器相談医の救済措置について
新型コロナ禍による影響を考慮し、2021年4月更新予定の補聴器相談医の更新期限を1年間の延長することを承認した。
13. 補聴器相談医講習会のWeb開催について
ログイン・ログオフの管理、テストの方法を確認した上で、各地方部会が主催する「更新のための相談医講習会」をweb開催することを承認した。
14. 会員の入退会について
新入正会員35名、届け出退会正会員8名、逝去退会正会員7名を承認した。これにより令和2年6月19日現在、正会員11,186名、名誉会員13名、準会員51名、在外会員4名、賛助会員8名の合計11,262名となった。
15.2020年度の専門医認定試験について
東海大学校友会館の閉館に伴い、専門医認定試験の実施場所の変更についての通知文を出すことが承認された。
16. 新型コロナウイルス感染拡大に伴う診療報酬の減少に対する経済的支援の要望書について
日本臨床耳鼻咽喉科医会から厚生労働大臣宛に標記要望書が提出されたことが報告された。
17. 第65回「耳の日」実施状況について
新型コロナウイルス感染症の影響を受け中止となった地方部会がある一方、遠隔相談を採用するなどの工夫をして開催した地方部会がみられたことが報告された。
18. ホームページ掲載について
新型コロナウイルス感染症についての最新情報、第46回全国身体障害者福祉医療講習会および第26回補聴器キーパーソン全国会議ならびに第18回日耳鼻嚥下障害講習会の開催中止のお知らせ、学校健診の対応について(第3報)、新生児聴覚スクリーニング後の二次聴力検査機関のための手引き、二次聴力検査機関用 新生児聴覚スクリーニングリファー後の対応マニュアル(簡易版)などをホームページに掲載したことが報告された。
19. 寄付金について
故・市川銀一郎名誉会員から日耳鼻へ寄付があった旨の報告があった。
第3回理事会(2020.7.17)より
1.令和3・4年度代議員選出日程および代議員選挙管理委員会委員の推薦依頼について
標記について審議を行い、これを承認した。
2.第37回秋季大会(北海道・東北ブロック)について
2023年11月18日(土曜日)、19日(日曜日)に開催される標記大会の実行委員長について審議を行い、香取幸夫会員に依頼することを承認した。
3.新規ワーキンググループの名称と企画内容について
標記について、各WGの座長から活動目的、内容について説明があり、これらを承認した。
① 関連する学会との連携強化と活性化に関するWG (座長:兵頭政光理事)
② 他科および他職種との連携に関するWG (座長:兵頭政光理事)
③ 近未来の耳鼻咽喉科医療の在り方WG (座長:猪原秀典理事)
④ 耳鼻咽喉科保険診療体系検討WG (座長:藤岡治理事)
⑤ 耳鼻咽喉科リハビリテーションWG (座長:土井勝美理事)
⑥ 遠隔医療・オンライン診療に関するWG (座長:小島博己理事)
⑦ 耳鼻咽喉科を社会にアピールするWG (座長:欠畑誠治理事)
⑧ インターネット講習(研修)に関するWG (座長:香取幸夫理事)
⑨ 耳鼻咽喉科のビッグデータ一元化WG (座長:大森孝一理事)
⑩ 学会医会連携のためのWG (座長:中川尚志理事)
4.2020年度専門医認定試験について
新型コロナウイルス感染拡大に伴う各地域のアンケート調査結果を行い、その結果に基づいて、地方分散実施とした。筆記試験の日程や開始時間などは予定どおりとするが、面接試験は中止する。試験会場や試験監督は会場ごとで確保してもらい、会場費や旅費などは日耳鼻が負担する。
5.令和2年度社会医療部全国会議のプログラムについて
新型コロナウイルス感染拡大に伴う標記会議の対応について審議を行い、領域講習などの単位のつくワークショップや全国会議などは行わず、各委員会のみをWeb開催などにより日耳鼻事務局等で行うという基本方針を承認した。
6.2021年版日耳鼻カレンダーについて
標記について審議し、作成費用が現行の60%程度に削減できることなどから、2021年版からA3サイズの折りたためる形態に変更すること、および不評であれば現行に戻すことを承認した。
7.今後の専門医通信について
専攻医の教育および専門医の生涯教育をまとめた形にして発展させるため、会報のスキルアップ講座、専門医通信、および専門医講習会テキストシリーズの集約化を行うことから、今年の12月をもって専門医通信を廃止することなどについて審議し、これを承認した。
8.令和2・3年度補聴器キーパーソンについて
標記について審議し、これを承認した。
9.新生児聴覚スクリーニング後の二次聴力検査機関のための手引きについて
標記について手引き案内文とともに日耳鼻ホームページ上に掲載することを審議し、これを承認した。
10.第45回日耳鼻医事問題セミナーの参加人数について
令和3年1月24日(日曜日)航空会館で行う予定である標記セミナーの参加人数について、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、外部一般募集を行わないことを審議し、これを承認した。
11.参与の推薦について(千葉県地方部会)
標記の推薦について審議を行い、岡本美孝会員を参与とすることを承認した。
12.会員の入退会について
新入会正会員5名、再入会正会員1名、新入会準会員1名、届出退会正会員7名、逝去退会正会員3名を承認した。これにより令和2年7月17日現在、正会員11,182名、名誉会員13名、準会員52名、在外会員4名、賛助会員8名の合計11,259名となった。
13.日本医師会中川俊男新会長への表敬訪問について
7月7日、村上理事長および福與和正理事(臨床耳鼻科医会)が日本医師会中川俊男新会長を表敬訪問し、橋本省日医常任理事(宮城県地方部会)同席のもと新型コロナウイルス感染拡大による耳鼻咽喉科医療への影響などについて懇談したことが報告された。
14.Auris Nasus Larynxについて
投稿論文は867編であったこと、2019年のimpact factorが1.436であったことが報告された。
15.日本専門医機構について
下記3つの議事概要を確認した。耳鼻咽喉科に関連する主なものは、基本領域としての会費が30万円、さらに専門医一人あたり100円で879,900円の支払いがあること、サブスペシャリティについても今後進める予定であること、が報告された。
16.専門医の取り消しについて
標記取り消しが7名あり(届出5名、逝去2名)、令和2年7月17日現在、専門医数が8,705名であることが報告された。
17.令和2・3年度補聴器キーパーソンについて
標記について審議し、各都道府県地方部会より推薦された47名の先生が承認された
18.全国身体障害者福祉医療講習会・補聴器キーパーソン全国会議について
令和3年6月12日(土曜日)・13日(日曜日)に福井県地方部会の担当で第46回全国身体障害者福祉医療講習会・第26回補聴器キーパーソン全国会議を開催すること、令和 4年6月11日(土曜日)・12日(日曜日)に沖縄県地方部会の担当で第47回全国身体障害者福祉医療講習会・第27回補聴器キーパーソン全国会議を開催することが報告された。
19.日本医学会医学用語委員会委員について
村上信五委員から小島博己委員に交代することが報告された。
第4回理事会(2020.10.5)より
1. 2020年度専門医認定試験について
令和2年9月18日(金曜日)に実施した標記試験について、コロナ禍対応のため、会場を東京以外の地方にも分散し全国18会場で実施した。254名が受験し、特段のトラブルもなく無事終了したことが報告された。試験採点結果について審議し、合否判定を承認した。2021年度も令和3年9月18日(土曜日)に本年同様に地方に分散して実施する予定となった。
2. 第124回総会・学術講演会会場および会期について
標記について審議を行い、中川尚志会長のもとに2023年5月24日(水曜日)から5月27日(土曜日)に福岡国際会議場で開催することを承認した。
3. 令和2年度社会医療部全国会議等について
令和3年1月23日(土曜日)、24日(日曜日)に日耳鼻事務局および臨床医会会議室から、Web発信で開催することを承認した。令和3年度社会医療部全国会議等は令和4年1月29日(土曜日)、30日(日曜日)に開催する予定となった。
4. 日本リハビリテーション医学教育推進機構への入会について
日本リハビリテーション医学教育推進機構への入会について審議を行い、日耳鼻が会員として同機構へ入会することを承認した。
5. Pendred症候群/DFNB4の内耳障害に対する治療薬としてのシロリムスの早期承認申請について
現在、慢性感音難聴(内耳障害)に対して有効な治療薬・予防薬はないが、今回、慶應義塾大学、信州大学、東京医療センターで構成されたAMED研究班でのPendred症候群/DFNB4を対象にしたシロリムス少量療法の単施設二重盲検並行群間比較第I/IIa相医師主導治験により、本疾患の感音難聴、耳閉感、耳鳴などに対してシロリムスの臨床的有効性が示された。この医師主導治験の結果から、Pendred症候群/DFNB4の内耳障害に対する治療薬としてのシロリムスの早期承認申請についての要望書を日耳鼻、日本聴覚医学会の連名で厚生労働大臣、厚生労働省あてに提出することについて審議を行い、これを承認した。
6. 日本小児神経学会医療安全委員会の外部委員の推薦について
標記委員会から外部委員推薦の依頼があり、守本倫子会員を推薦することを承認した。
7. SNSおよびメールマガジンによる情報発信について
標記ソーシャルネットワークシステムを活用した耳鼻咽喉科のアピール方法に関して、背景、SNSの特徴、他学会の動向について説明があり、SNS利用における5前提、10原則を柱とするSNS 利用指針(案)について審議し、今後、利用指針に則り、ツイッターを用いて学会から積極的に情報発信することを承認した。
8. 「耳鼻咽喉科月間・頭頸部外科月間(仮)」の創設について
日耳鼻の広報活動は他学会と比較して、特に活発とは言えない状況の下、標記提案がなされた。審議の結果、3月3日の「耳の日」と8月7日の「鼻の日」を統合して3月に耳鼻咽喉科月間を、「世界頭頸部癌の日(7月27日)」の7月の頭頸部外科月間を設けて、これらの期間に集中してホームページやSNSで耳鼻咽喉科・頭頸部外科の情報発信を行うことを承認した。また、舌がん、口腔がんの治療を耳鼻咽喉科が行っていることを認知させる活動を行うことが承認された。
9. 2021年版 日耳鼻カレンダーについて
標記について審議、これを承認した。なお、クリニックからの需要が高いので今後も作成を続けて欲しいとの意見や、サイズを小さくしたことで郵送コストが下がったことなどの報告があった。
10. 日耳鼻ホームページ「男女共同参画の取り組み:活動報告」への論文掲載について
耳鼻咽喉科学会女性医師アンケート調査結果を会報のみならずホームページの委員会報告にも掲載することを審議し、これを承認した。
11. 第18回日耳鼻嚥下障害講習会について
第18回日耳鼻嚥下障害講習会は令和3年4月4日(日曜日)に、東京慈恵会医科大学講堂において開催予定であり、新型コロナウイルスの感染状況によっては現地開催とWeb開催を併用する可能性があることを承認した。
12. スキルアップ講座・専門医通信・専門医講習会テキストシリーズの名称変更について
日耳鼻会報のスキルアップ講座、専門医通信、専門医講習会テキストシリーズを再編し、スキルアップ講座を専攻医トレーニング講座に、専門医通信と専門医講習会テキストシリーズを統合して専門医スキルアップ講座に名称変更することとした。
13. 指導医の申請について
標記について審議し、新規申請受付けを例年どおり令和3年1月5日(火曜日)から1月15日(金曜日)とすることを承認した。
14. 令和2年度専門研修プログラム統括責任者・専門医制度委員会合同会議について
標記会議の開催について審議し、令和3年1月23日(土曜日)Zoomウェビナーで行うことを承認した。
15. 会告「補聴器相談医更新のための講習会(Web開催)のお知らせ」について
新型コロナ感染の影響で、各地方部会等での補聴器相談医講習会の開催が困難となっている現状を踏まえ、令和3年1月24日(日曜日)に日耳鼻主催で「補聴器相談医更新のための講習会」を開催することを承認した。
16. 令和2年度日耳鼻学校保健全国代表者会議ならびに学校保健研修会開催について
標記について審議し、令和3年1月24日(日曜日)13時30分よりZoom ウェビナーで開催することを承認した。
17. 2020年度ノバルティス ファーマ医学教育助成の採択について
2020年度ノバルティス ファーマ医学教育助成「専門医向けe-learning システムの構築と次世代を担う卓越した耳鼻咽喉科専門医育成プログラム」(2年間)が採択された。
18. 2020年度日本医師会医学研究奨励賞の受賞者決定について
藤岡正人会員が標記を受賞したことが報告された。
19. 第18回日韓耳鼻咽喉科・頭頸部外科学会とIFOS 2021の延期について
第18回日韓耳鼻咽喉科・頭頸部外科学会(2021年4月14日開催予定)が2022年3月31日に、IFOS Vancouver(2021年6月19日開催予定)が2022年6月18日に延期となった。
20. 2021年度専攻医募集に関するシーリング調整について
シーリングがかかっている都道府県が10あるが、その中で、東京、愛知、京都、大阪の4つについては、「連携プログラム枠設定都道府県」となっている。愛知県については、20%未満となっているため、連携プログラムを認めないとの通達があったことが報告された。
21. 専門医養成プログラム臨床研究医コースについて
コースは全体で7年間とし、最初の2年間で臨床研鑽を行い、後半5年間はエフォートの50%以上を研究に充て、SCI(Science Citation Index)のついた英文雑誌にFirst authorとして2本以上の論文発表を課すという設定となっている。耳鼻咽喉科では、東京慈恵会医科大学から1名申請があった。
22. 専門医の取り消しについて
取り消しが2名あり(届出2名、逝去2名)、令和2年10月5日現在、専門医総数は8,031名であることが報告された。
23. 第15回日耳鼻保険医療委員会全国協議会のWeb開催について
標記協議会をZoom ウェビナーで開催し、参加者は216名であったことが報告された。
24. 人工鼻・人工鼻接続器具の保険適用について
標記の器具が保険適用され、処方箋発行も可能となったことの報告があった
25. 「頸部手術に係る死亡事例の分析」専門分析部会長推薦依頼について
日本医療安全調査機構からの標記依頼について、朝蔭 孝宏会員を推薦したことの報告があった。
26. 寄付金について
令和2年9月に、鈴鹿有子会員から4,000万円の寄付があった旨報告があり、寄付者の意思を尊重し、耳鼻咽喉科医の育成や若手医師の教育、女性医師の表彰等のために活用する方針が示された。
第5回理事会(2020.11.8)より
1. 令和2年度上半期決算および業務監査について
上半期決算と監査結果の報告があり、審議の結果これを承認した。
2. 第123回総会・学術講演会臨床講演者、宿題報告者について
臨床講演者として山形大学 欠畑誠治会員および大阪医科大学 河田 了会員、宿題報告者として九州大学 中川尚志会員および防衛医科大学校 塩谷彰浩会員が推薦され、審議の結果これを承認した。
3. 個人情報の共同利用について
日本臨床耳鼻咽喉科医会から日耳鼻会員情報システム共同利用の要望があり、審議の結果、同会の運営のために必要な情報を共同利用することを承認した。なお、共同利用にあたり、日耳鼻会員へは日耳鼻ホームページを通じて、臨床耳鼻科医会会員へは医会会長から文書をもって告知することとした。
4. 新規開院施設の連携施設認定について(国際医療福祉大学成田病院)
標記認定について審議を行い、これを承認した。
5. 補聴器相談医の規則改定について
「日本耳鼻咽喉科学会補聴器キーパーソンおよび日耳鼻補聴器相談医規則」、「日本耳鼻咽喉科学会補聴器キーパーソン運用細則」、「日本耳鼻咽喉科学会補聴器相談医運用細則」の改定について審議し、これらを承認した。
6. 在宅医療等に関するアンケートについて
日耳鼻ホームページ「委員会からのお知らせ」に地域医療委員会の活動報告として在宅医療等に関するアンケート結果を掲載することを承認した。
7. 「日本耳鼻咽喉科学会オンライン診療の手引き」
オンライン診療を始める会員のために作成した「日本耳鼻咽喉科学会オンライン診療の手引き」のホームページ掲載について審議し、これを承認した。
8. 光免疫療法に関わる医師・指導医要件、施設要件および運用指針について
日本頭頸部外科学会が作成した光免疫療法に関わる医師・指導医要件、施設要件および運用指針について審議し、これを承認した。
9. 会費未納者の退会処分および会員権停止について
会費未納による退会処分予定者27名および会員権停止処分予定者123名について審議し、承認した。
10. 会員の入退会について
新入会正会員5名、届出退会正会員11名、届出退会準会員1名、逝去退会正会員9名を承認した。これにより令和2年11月8日現在、正会員11,146名、名誉会員13名、準会員51名、在外会員4名、賛助会員8名の合計11,222名となった。
11. 日本医学会連合診療ガイドライン検討委員会オンライン診療に関する検討会議実務担当委員の推薦について
標記の推薦依頼に対して、小島博己会員を推薦したことが報告された。
12. 参与の逝去について
戸川 清参与の逝去が報告された。
13. ホームページ掲載について
以下の項目をホームページに掲載したことが報告された。
(1) 世紀の発見を期に誕生した軟骨伝導補聴器
(2) 補聴器相談医更新のための講習会(WEB開催)のお知らせ
(3) 2020年度補装具支給基準の改定について
(4) 第45回日耳鼻医事セミナー中止のお知らせ
(5) 耳鼻咽喉科診療所および一般病院におけるCOVID-19とインフルエンザの検査実施マニュアル(会員向け)
14. 「突発性難聴、顔面神経麻痺等のステロイド治療におけるB型肝炎ウイルス再活性化防止に関する指針」の改訂について
同指針を一部改訂し、第2版として日耳鼻ホームページに公開したことが報告された。
15. 日本専門医機構サブスペシャルテイ領域連絡協議会について
サブスペシャルテイ領域委員について以下の会員を日本専門医機構に推薦したことが報告された。猪原秀典(日本頭頸部外科学会)、菅澤 正(日本頭頸部外科学会)、 塩谷彰浩(日本気管食道科学会)、香取幸夫(日本気管食道科学会)、松原 篤(日本アレルギー学会)、 千葉伸太郎(日本睡眠学会)、猪原秀典(日本内分泌外科学会)。
16. 日本専門医機構2021年度臨床研究医コースについて
領域名応募者数合計が報告され、合計28名、耳鼻咽喉科からは1名応募したとの報告があった。
17. 専門医の取り消しについて
標記取り消しが4名あり(届出1名、逝去3名)、令和3年11月8日現在、専門医総数は8,240名であることが報告された。
18. 日本医師会からの社会保険診療報酬検討委員会の委員推薦依頼について
標記の委員に川嵜良明会員を推薦した。
第6回理事会(2020.12.11)より
1. WHO World Hearing Forumについて
標記について審議の結果、引き続き小川 郁副理事長が同Forumを担当することを承認した。
2. Japan Hearing Vision推進WGメンバーと役割について
標記WGについて審議を行い、村上理事長を総括、中川理事を担当、髙橋晴雄会員を座長とし、小川 郁副理事長、土井勝美理事、池園哲郎渉外委員会委員長、石川浩太郎会員、守本倫子福祉医療・乳幼児委員会委員長、欠畑誠治日本耳科学会理事長、山岨達也日本聴覚医学会理事長、福與和正日本臨床耳鼻咽喉科医会会長、福島邦博会員、城間将江会員をメンバーとして構成することを承認した。
3. 日耳鼻YouTubeチャンネルの開設について
標記について審議し、チャンネル名を一般社団法人日本耳鼻咽喉科学会公式チャンネル(JibiU)として開設することを承認した。
4. 日耳鼻Twitterアカウントの開設について
標記について審議し、アカウント名(表示名)を日本耳鼻咽喉科学会【公式】として開設することを承認した。
5. 「重篤副作用疾患別対応マニュアル」の改定について
日本病院薬剤師会から依頼のあった標記マニュアルの「難聴(アミノグリコシド系抗菌薬、白金製剤、サリチル酸剤、ループ利尿剤による)」に関する部分の改定について審議し、これを承認した。
6. 日耳鼻ホームページの専門医制度Q&Aの更新について
2017年作成された標記Q&Aの更新について審議し、これを承認した。
7. 講習会のWeb開催について
今後、当分の間、領域・共通講習のweb開催を可能とすることについて審議し、これを承認した。
8. 会員の入退会について
届出退会正会員8名、逝去退会正会員2名を承認した。また、会費未納による退会処分正会員26名、在外会員1名があった。これにより令和2年12月11日現在、正会員11,110名、名誉会員13名、準会員51名、在外会員3名、賛助会員8名の合計11,185名となった。
9. 画像診断ガイドライン外部委員推薦(日本医学放射線学会)について
標記委員の推薦依頼があり、本間明宏会員を推薦したことが報告された。
10. ANCA関連血管炎の診療ガイドライン2020 作成について
厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患政策研究事業難治性血管炎の医療水準・患者QOL 向上に資する研究班から、標記ガイドラインの改訂版作成のメンバーについての承認依頼があり、岸部 幹会員を承認したことが報告された。
11. ホームページ掲載について
以下がホームページに掲載されたことが報告された。(1)耳鼻咽喉科診療所および一般病院におけるCOVID-19とインフルエンザの検査実施マニュアル(会員向け)、(2)会員情報の共同利用について、(3)2021年度補聴器相談医更新予定者の単位取得期限の延長について、(4)健康寿命への挑戦―機能を守る耳鼻咽喉科、(5)口腔がんの検査・治療等について、(6)令和元年会員への地域医療についてのアンケート調査結果について
12. 2020年度第4回日本専門医機構基本領域連携委員会について
標記会議において、2021年度専攻医一次登録の結果、8,741名、地域枠73名が登録された。耳鼻咽喉科学会は213名で2.44%であったことが報告された。
13. 専門医の取り消しについて
標記取り消しが2名あり(届出1名、逝去1名)、令和2年12月11日現在、専門医総数は8,238名であることが報告された。
14. アデホスコーワ顆粒10%に関する連絡(第四報)について
標記薬剤の安定供給が可能となったことの報告があった。
15. ウログラフィン注の適応症の一部削除について
ウログラフィン注の適応症から、逆行性尿路撮影、内視鏡的逆行性膵胆管撮影、関節撮影、および唾液腺撮影を削除することについて、不都合はない旨の回答を製薬会社にしたこととの報告があった。
16. リドカイン塩酸塩・アドレナリン注射剤の耳への伝達麻酔・浸潤麻酔の禁忌の見直しについて
標記について、医薬品等安全対策部会安全対策調査会において日耳鼻の要望が認められ、禁忌が解除されることになった旨の報告があった。
第7回理事会(2021.1.15)より
1. 寄付金の取扱いについて
以下の3つの規程が承認され、施行日は令和3年1月15日とする。
- 「日本耳鼻咽喉科学会における奨学基金に関する規程」の変更について
「寄付金が1、000万円以上の高額で、寄付者が寄付金の使用目的を要望した場合には、基金名を明記し目的のために使用すること」、「寄付目的について理事会で審議し、承認すること」を追加する。 - 「耳鼻咽喉科教育・育成功労賞」の創設について
卒前・卒後の耳鼻咽喉科医の教育および育成において優れた実績を上げた医育機関を表彰することにより、医育機関における教育・研修・指導の一層の向上および発展に寄与することを目的とした表彰制度を創設する。受賞者には、鈴鹿有子基金から副賞総額200万円を授与する。 - 「輝く耳鼻咽喉科女性賞」の創設について
顕著な活躍および業績を上げた女性耳鼻咽喉科医師を表彰することにより、女性医師の地位向上および働き甲斐等、男女共同参画の促進に寄与することを目的とした表彰制度を創設する。受賞者には、鈴鹿有子基金から副賞5万円を授与する。
尚、「耳鼻咽喉科教育・育成功労賞」および「輝く耳鼻咽喉科女性賞」については、ホームページに掲載し、医育機関や代議員に募集する。
2. 「頭頸部外科月間(仮)」の創設について
7月27日の「世界頭頸部がんの日」に合わせて、毎年7月を「頭頸部外科月間」と定め、頭頸部癌啓発のためのWEB サイトを開設し、ポスターの作製・掲示、SNS(TwitterやYouTube) とリンクした情報発信を行うことなどを承認した。
3. 男女共同キャリア支援懇談会について
第122回日耳鼻総会・学術講演会会期中に開催すること、②猪狩和子先生に「日本医師会の女性医師支援事業について」の講演を依頼すること、③関連する学会の男女共同参画委員・担当者の参加によるフリートーク「関連学会における男女共同参画の現状と課題」を開催することを承認した。
4. 日本専門医機構との業務契約書について
標記について審議し、日本専門医機構と業務契約書(プログラム関連)および業務契約書(専門医認定・更新)を締結することを承認した。
5. 講習会のWeb開催について
新型コロナウイルス感染症への対応のため、単位付与が認められる講習会のWeb開催期限を2021年3月31日から今後当面の間まで延長することを承認した。
6. 第46回全国身体障害者福祉医療講習会・第26回補聴器キーパーソン全国会議の会告について
福井県地方部会の担当により、令和3年6月12日(土曜日)・13日(日曜日)に福井市で開催することを承認した。
7. 2020年軽度・中等度難聴児に対する補聴器購入費用助成制度に関する調査について
日耳鼻と日本臨床耳鼻咽喉科医会が共同で、全国の地方自治体における軽度・中等度難聴児に対する支援・助成制度に関する実態調査を行うことを承認した。
8. 脳波等神経生理検査時の鎮静における医療安全に関する提言・指針および関連情報についての日耳鼻ホームページ掲載について
日耳鼻として標記の指針について賛同すること、ホームページ掲載により学会内で周知することを承認した。9. 会員の入退会について
新入会正会員2名、新入会準会員1名、届出退会正会員37名、逝去退会正会員5名を承認した。これにより令和3年1月15日現在、正会員11,070名、名誉会員13名、準会員52名、在外会員 3 名、賛助会員8名の合計 11,146 名となった。
10. 代議員定数について
令和3・4年度代議員定数は302名で、平成31・32年度より6名多いとの報告があった。
11. 難聴関連施策の令和3年度予算案について
各地域における聴覚障害児支援のために1.7億円(聴覚障害児支援中核機能モデル事業)および新生児聴覚検査の体制整備事業に4.3億円の合計6億円が令和3年度政府予算案として計上されている旨の報告があった。
12. WHO World Report on Hearing概要について
World Health Assembly 2017で発表された難聴予防の概要および進捗状況についてWorld Report on Hearingとしてとりまとめ、本年3月3日の耳の日に発表されるとの報告があった。
13. 「不活化ポリオワクチン(ソークワクチン)および沈降精製百日せきジフテリア破傷風混合ワクチン追加接種の定期接種化に関する要望」等について
日耳鼻が参加する予防接種推進専門協議会が、東京オリンピック開催へ向けて、標記の要望を厚生労働省等へ提出する旨の報告があった。
14. 社会保障審議会統計分科会「疾病、傷害及び死因分類専門委員会(ICD専門委員会)」の推薦について
引き続き小林一女会員を推薦することの報告があった。
15. 参与の逝去について
柳原尚明参与および増田游参与の逝去が報告された。
16. Twitterによる情報発信について
本年1月12日から開始されたとの報告および投稿の依頼があった。
17. ホームページ掲載について
以下がホームページに掲載されたことが報告された。
(1) 日本アレルギー学会 第7回総合アレルギー講習会
(2) 突発性難聴、顔面神経麻痺等のステロイド治療におけるB型肝炎ウイルス再活性化防止に関する指針(第2版)
(3) メニエール病・遅発性内リンパ水腫診療ガイドライン2020年度版
(4) 「補聴器相談医更新のための講習会」録画のオンデマンド配信について
18. The 2021 AAO-HNSF Annual Meeting symposiumへの参加と座長・演者の推薦について
耳科領域のモデレーターは欠畑誠治会員(山形大学)、頭頸部外科領域のモデレーターは吉本世一会員(国立がん研究センター中央病院)を推薦したことの報告があった。
19. Thank you campaign to 2020 authorsについて
キャンペーンの一環として、2020年のANLの著者に感謝状をメールで送付したことが報告された。
20. 専門医の取り消しについて
標記取り消しが4名あり(届出3名、逝去1名)、令和3年1月15日現在、専門医数が8,234名であることが報告された。
21. コカイン塩酸塩の供給廃止について
製造原料の輸入困難に伴う供給廃止が報告された。
22. デュピクセント投与時のレセプト記載について
再投与時や24週を越えた継続投与時には、投与開始時のスコアと当月のスコアを併記し、投与開始日を記載することなどが報告された
23. 「補聴器相談医更新のための講習会」録画のオンデマンド配信について
追加配信を2021年2月9日(火曜日)から4月15日(木曜日)まで行うことが報告された。
24. リドカイン塩酸塩・アドレナリン注射剤の伝達麻酔・浸潤麻酔における禁忌「耳又は指趾の麻酔を目的とする患者」等に係る「使用上の注意」の改訂について
日耳鼻の要望が認められ、禁忌が解除されたこと、および日耳鼻ホームページに掲載して周知することが報告された。
第8回理事会(2021.2.19)より
1. 定款施行細則の変更について
学術講演会での同一演者の複数発表を禁止する定款施行細則について審議し、同第8条に「ただし、会長が特に認める場合は、この限りでない。」との文言を追加することを承認した。
2. 「宿題報告」および「臨床講演」の英語表記について
標記について審議し、宿題報告をSociety's Honorary Lecture、臨床講演をPresidential Clinical Lectureとすることを承認した。
3. 前庭神経炎診療ガイドライン2021年版
標記について、学術委員会で評価し一部修正を加えた後に当学会として「承認」することを審議し、承認した。
4. 新型コロナウイルス感染症流行下におけるネブライザー療法の指針
日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会が作成した「新型コロナウイルス感染症流行下におけるネブライザー療法の指針」は日耳鼻診療ガイドライン評価小委員会内規の対象外であり、ネブライザー療法による感染リスクについてのエビデンスも乏しいため、学術委員会からの意見を提示して、日耳鼻としての評価は控えることを承認した。
5. 耳鼻咽喉科専門研修指導医の審査について
標記申請を審議し、これを承認した。これにより、合計1,974名の指導医となった。
6. 2019年度専門医認定更新の審査について(延長者)
新型コロナウイルス感染症の影響により単位取得期限が2020年10月31日まで延長された。申請者の一次審査を行い、該当者153名中、98名が一次審査を通過したこと、および昨年度の審査猶予者の該当者15名中、6名が一次審査を通過したことについて審議し、これを承認した。
7. 2018年度専門医認定更新保留者の審査について(延長者)
標記について審議し、16名中6名の合格を承認した。
8. 「耳鼻咽喉科・頭頸部外科医を目指そう」のパンフレットの改定、および日耳鼻ホームページとの連動について
標記について審議し、これを承認した。
9. アンドロゲン遮断薬の唾液腺がんに対する適応拡大について
アンドロゲン受容体陽性の切除不能・再発・遠隔転移唾液腺癌に対して、アンドロゲン遮断薬の適用拡大についての要望書を連名(日本耳鼻咽喉科学会、日本頭頸部外科学会、日本口腔・咽頭科学会、日本臨床腫瘍学会、日本頭頸部癌学会、日本唾液腺学会)で厚生労働省に提出することについて審議し、これを承認した。
10. 第46回全国身体障害者福祉医療講習会・第26回補聴器キーパーソン全国会議専用ホームページのリンク掲載について
標記について審議し、学会ホームページの「重要なお知らせ」および「委員会からのお知らせ」にリンクを掲載することを承認した。
11. 補聴器相談医の規則改定に伴う移行期の補聴器相談医更新料について
標記について審議し、以下のとおり承認した。1)相談医更新から専門医更新まで1年以内:1,000円(日耳鼻1,000円、地方部会0円)、2)相談医更新から専門医更新まで3年以内:3,000円(日耳鼻2,000 円、地方部会1,000円)、3)相談医更新から専門医更新まで5年以内:5,000円(日耳鼻3,000円、地方部会2,000円)。
12. 「補聴器相談医更新のための講習会」オンデマンド配信の受講による単位の取り扱いについて
令和3年1月24日に開催した「補聴器相談医更新のための講習会(Web)」のオンデマンド配信における単位の取り扱いについて審議し、ライブ配信およびオンデマンド配信両方を視聴しても重複して単位を付与しないことを承認した。
13. 会員の入退会について
届け出退会正会員10名、逝去退会正会員4名を承認した。これにより令和3年2月19日現在、正会員11,056名、名誉会員13名、準会員52名、在外会員3名、賛助会員8名の合計11,132名となった。
14. 第121回日耳鼻学術講演会の決算報告について
西﨑和則会長から、標記について参加者が5,362名であったなどが報告された。
15. 第34回日耳鼻秋季大会(中国・四国)の決算報告について
武田憲昭実行委員長から、標記について専門医講習会参加者が5,098名、実技講習参加者290名、および補聴器講習会86名があったことなどが報告された。
16. 2021年度杏林医学教育プロジェクト助成について
日耳鼻総会時のハンズオンセミナー事業を対象として、500万円を3年間、総額1,500万円の標記助成が採択されたたことが報告された。
17. the AAO-HNSF Regional Roundtable for Asia Pacific Rimについて
標記会議に欠畑誠治理事、山岨達也会員が参加し、COVID-19に関する情報交換などを行ったことが報告された。
18. the 37th World Congress of Audiology in 2026 in Koreaについて
標記会議の開催が決定されたことが報告された。
19. ANL COVID-19論文の特集号について
標記を発行すること報告があった。
20. 2022年度耳鼻咽喉科専門医養成プログラムのシーリング数について
耳鼻咽喉科では今年と同じシーリング数で行うとの報告があった。
21. 専門医の取り消しについて
標記取り消しが2名あり(逝去2名)、令和3年2月19日現在、専門医数が8,232名であることが報告された。
22. 内保連における日本摂食嚥下リハビリテーション学会から提案のあった嚥下障害関連要望項目の共同提案とその回答について
標記について4つの共同提案を行うとの報告があった。
23. 内保連に提案した「アレルギー性鼻炎免疫療法指導管理料」の共同提案希望学会の審議結果について
治療の普及を図り、アレルギー性鼻炎の国民レベルでの克服を推進し、医療費削減を図るための、標記指導管理料の新設について、日本耳鼻咽喉科学会、日本アレルギー学会、日本小児アレルギー学会、日本小児科医会で共同提案を行うことが報告された。
24. アレルゲン製品の供給に関する今後の方針について(鳥居薬品)
日耳鼻の要望であるスクラッチカンジダエキスの継続について、標記薬品会社から、真菌のアレルゲンは、アスペルギルス、アルテルナリアは供給可能だが、カンジダアレルゲンの供給は難しいとの回答があったことが報告された。
25. 日本医学会連合旧優生保護法の検証のための検討会報告書について
標記について日本医学会連合から周知依頼があったことが報告された。
第9回理事会(2021.3.19)より
1. 第36回日耳鼻秋季大会(近畿ブロック)について
標記大会の実行委員長を大森孝一理事、プログラム委員長を猪原秀典理事、実技講習委員長を角南貴司子会員が務めることについて審議を行い、これを承認した。
2. 先天性咽頭狭窄症の指定難病追加について
標記について、日本気管食道科学会等と協調して追加を申請することを承認した。
3. 日耳鼻研究奨励賞について
企画会議において近畿大学武田和也会員を受賞者として選考したことが報告され、これを承認した。
4. 海外向けBulletinの作成について
標記が完成したことが報告され、これを各国に送付することを承認した。
5. 「輝く耳鼻咽喉科女性賞2020」の候補者について
標記について、飯野ゆき子会員(東京北医療センター)、奥野妙子会員(三井記念病院)、木村百合香会員(荏原病院)、工藤典代会員(アリス耳鼻咽喉科)、鈴鹿有子会員(関西医大)の5名を受賞者とすることを審議し、これを承認した。
6. 「補聴器相談医更新のための講習会」のWeb開催期限の延期について
標記講習会のWeb 開催期限を「2021年3月31日まで」から 「(今後)当面の間」と変更することについて審議し、これを承認した。
7. 2021年度「耳鼻咽喉科健康診断の全国定点調査」協力のお願いについて
新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、標記全国定点調査の調査期間を2021年度まで延長することについて審議し、これを承認した。
8. 「令和2年度耳鼻咽喉科定期健康診断実施状況に関する緊急調査」のお願いについて
令和2年度は口腔咽頭の診察、発声させる検査などを縮小した健康診断が実施されたことを踏まえて、標記調査を実施することを審議し、これを承認した。
9. リドカイン塩酸塩・アドレナリン注射剤の伝達麻酔・浸潤麻酔における禁忌の改訂に関するホームページ掲載について
標記について「耳」への禁忌が解除され慎重投与に変更されたことをホームページに掲載することについて審議し、これを承認した。
10. 「日本耳鼻咽喉科学会オンライン診療の案内」のホームページ掲載について
標記について審議し、これを承認した。
11. 参与の推薦について(愛知県地方部会)
愛知県地方部会から推薦のあった植田広海会員、櫻井一生会員、杉山貴志子会員、および内藤健晴会員について審議し、これを承認した。
12. 会員の入退会について
届出退会正会員2名、逝去退会正会員1名を承認した。これにより令和3年3月19日現在、正会員11,053名、名誉会員13名、準会員52名、在外会員3名、賛助会員8名の合計11,129名となった。
13. 代議員の辞任について(愛知県地方部会)
愛知県地方部会の植田広海会員、櫻井一生会員、杉山貴志子会員、内藤健晴会員の辞任が報告された。
14. ICD-11の和訳に関しWHOの新たに追加・修正した用語の確認について
厚生労働省国際分類情報管理室からの標記の確認依頼に対して、小林一女会員を座長とし、近藤健二会員、野口佳裕会員、山本昌彦会員、および和田弘太会員に依頼したことが報告された。
15. 第30回耳鼻咽喉科医療に関する全国調査(基礎的調査)について
標記調査の結果について、令和 2 年の日耳鼻会員数は 11,157人で令和元年よりも246人増加したこと、内訳として開業者が0.8ポイント減少、病院勤務が1.2ポイント増加、医育機関関係者が0.3ポイント増加したことなどが報告された。
16. 日耳鼻公式TwitterおよびYouTubeのポスターによる一般市民への広報について
標記の広報体制が確立したことが報告された。
17. 第58回日本小児外科学会での日耳鼻男女共同参画委員会の取り組みに関する発表について
4月30日に開催される第58回日本小児外科学会で標記の発表依頼があり承諾したことが報告された。
18. 第18回日耳鼻嚥下障害講習会の開催形式について
2021年4月4日(日曜日)開催予定である標記講習会について、当初ハイブリッド形式で予定していたが、新型コロナ感染症の状況を考慮し、Web開催とすることが報告された。
19. エピナスチン塩酸塩ドライシロップ製剤自主回収に関するお知らせについて
ICH-M7 ガイドラインでクラス2 に分類される可能性のある分解物が認められ、その許容限度値を超えていることが判明したため、供給停止となることの報告があった。
20. 2021年度補聴器相談医の委嘱および更新申請案内のホームページ掲載について
標記について報告があった。
第10回理事会(2021.4.23)より
1. 名誉会員について
標記について審議を行い、古川 仭会員、森山 寛会員、久 育男会員を名誉会員に推薦することを承認した。
2. 第126回総会・学術講演会の会長候補者について
標記について審議し、福井大学藤枝重治会員に会長を依頼することを承認した。
3. 2022年度専門医認定試験の委員長・副委員長の委嘱および試験日程について
標記について審議を行い、委員長を塩谷彰浩会員、記述式担当副委員長を吉崎智一会員、MCQ担当副委員長を小島博己会員、小論文担当副委員長を香取幸夫会員、面接試験担当副委員長を小林一女会員に委嘱し、試験日程を2022年8月5日(金曜日)、6日(土曜日)とすることを承認した。
4. 令和3年度社会医療部全国会議の実施形態について
標記について審議を行い、昨年度と同様Web開催とすることを承認した。
5. 人工内耳手術登録の耳科学会への移管について
人工中耳、骨導補聴器を含めて人工聴覚器を耳科学会で登録することについて審議し、これを承認した。
6. 通常調査について
標記について審議し、従来3パターン(「診療所用」「病院・大学病院分院用」「大学病院本院用」)あった耳鼻咽喉科診療に関する全国調査アンケート用紙について、「診療所用」と「病院・大学病院用」の2パターンとすること、地方部会長を経由する方式を残しつつ、オンラインで調査を行うこと、ただし、当分の間、紙媒体での調査も併用することを承認した。
7. 「頭頸部外科月間」「耳鼻咽喉科月間」ポスターについて
頭頸部外科月間、耳鼻咽喉科月間のポスターについて審議し、これを承認した。
8. 「小児人工内耳前後の療育ガイドライン 2021 年版」の評価について
標記について審議し、学会が作成したガイドライン等と同様に評価して「承認相当」と判断したこと、日耳鼻ホームページの診療ガイドラインの掲載ページに別建てで掲載することを承認した。
9. 会報のプライバシー保護に関する指針について
論文作成等における患者プライバシー保護の適切な対応のため、外科関連学会協議会が作成した「症例報告を含む医学論文及び学会研究会発表における患者プライバシー保護に関する指針」に賛同することについて審議し、これを承認した。
10. 2022年度専門研修プログラムの一次審査について
標記について審議し、昨年と同数の101プログラムが認可されたことを承認した。
11. 参与の推薦について
新潟県地方部会髙橋 姿会員、東京都地方部会森山 寛会員、神奈川県地方部会中村 正会員、京都府地方部会大島 渉会員および児嶋久剛会員、大阪府地方部会愛場庸雅会員、浅井英世会員、および山根英雄会員、兵庫県地方部会藤田 彰会員、ならびに熊本県地方部会湯本英二会員について審議し、これを承認した。
12. 会員の入退会について
新入会正会員112名、新入会準会員3名、届出退会正会員24名、逝去正会員4名を承認した。これにより令和3年4月23日現在、正会員11,137名、名誉会員13名、準会員55名、在外会員3名、賛助会員8名の合計11,216名となった。
13. World Congress on Thyroid Cancerに関して
ハーバード大学ランドルフ教授から依頼された標記のWeb学会を本学会HPに掲載すること、およびファカルティメンバーを平野滋会員、猪原秀典会員とすることを審議し、これを承認した。
14. 地方部会長の交代について(北海道、静岡県、岡山県地方部会)
北海道地方部会長が本間明宏会員に、岡山県地方部会長が安藤瑞生会員に、静岡県地方部会長が三澤 清会員に交代したことが報告された。
15. 「こども庁」創設に向けた緊急提言について
自見はなこ議員らが呼びかけ人となり設立された「Children First の子ども行政のあり方勉強会」が作成した標記の緊急提言が菅総理に提出されたこと、耳鼻咽喉科との関わり合いを強化するため、守本倫子会員に同会への参加を依頼することが報告された。
16. 臨床試験医師養成協議会理事の推薦について
標記の推薦依頼に対して、前期に引き続いて奥野妙子理事を推薦することが報告された。
17. 曽田豊二記念財団からの助成(寄付)の決定通知書について
標記財団に申請していた助成金7,000,000円が決定されたこと、宿題報告、臨床講演、日耳鼻奨励賞の該当者への奨励金として使用する予定であることが報告された。
18. 参与の逝去について
徳島県地方部会の今井義雄参与の逝去が報告された。
19. 第18回嚥下障害講習会について
標記講習会が、2021年4月4日にWeb形式で開催され、96名の参加が得られたことが報告された。
20. 日本専門医機構について令和2年度 第1回臨時社員総会(2021年3月31日開催)
標記の議事の内容、および耳鼻咽喉科の年会費は1,103,100円であったことが報告された。
21. 専門医の取り消しについて
標記取り消しが4名あり(届出退会4名)、令和3年4月23日現在、専門医数が8,232名であることが報告された。
22. 2021年度補聴器相談医委嘱・更新の申請状況について
新規委嘱156名、更新者742名、合計898名が申請したとの報告があった。
23. 日本臨床耳鼻咽喉科医会による新型コロナウイルス感染拡大の影響についての全国調査について
標記について、①これまで合計4回の調査を行い、その結果をホームページに掲載してきたこと、②今回の結果から、ネブライザー療法の感染対策、通常診療のPPEの使用について日耳鼻ガイドラインが活用されていることがわかったこと、③院長と職員の感染状況では院長4名、職員が19名感染していること、④診療報酬については4~5月に50%下がっており、その後、30%程度下がっている状況が続いていること、⑤発熱外来補助金、給与の減額率などが報告された。
第11回理事会(2021.5.12)より
1. 会員の入退会について
新入会正会員43名、届出退会正会員5名、逝去正会員4名を承認した。これにより令和3年5月12日現在、正会員11,172名、名誉会員13名、準会員55名、在外会員3名、賛助会員8名の合計11,251名となった。
2. (株)メディカルノートとの連携協定締結について
正しい医療情報を国民と社会に提供することを目的に表記医療検索サイトと連携協定を締結したことが報告された。
3. 第122回日耳鼻総会・学術講演会への医学生・臨床研修医の登録状況について
医学生40名、初期臨床研修医81名の参加登録があったとの報告があった。
4. ANL国別投稿数と審査結果(2020年1月~12月受付)について
投稿論文数が1,260、採択論文数が186本であったことが報告された。
5. COVID-19論文のANL特集号について
Feature articles of SARS-CoV-2 and COVID-19 from Auris Nasus Larynxとして16本の論文を取り上げた旨の報告があった。
6. 専門医の取り消しについて
取り消しが2名あり(逝去2名)、令和3年5月12日現在、専門医総数は8,226名であることが報告された。
第12回理事会(2021.6.11)より
1. 補欠代議員の選出について(静岡県、岡山県地方部会)
静岡県地方部会峯田周幸代議員、岡山県地方部会西﨑和則代議員の辞任に伴う補欠代議員の選出について審議を行い、これを承認した。
2. 「令和2年度日本耳鼻咽喉科学会・関連する学会における「男女共同参画」に関するアンケート調査報告書」について
標記のホームページ掲載について審議を行い、これを承認した。
3. オマリズマブ製剤の在宅医療における自己注射保険適用について
在宅医療を含む選択肢を提供できる環境が整った際に、改めて本剤の在宅医療における自己注射保険適用を要望する内容の要望書を厚生労働省へ提出することについて審議し、これを承認した。
4. 嚥下造影検査に関するアンケートについて
多職種による嚥下造影検査に対する適切な診療報酬上の評価を目指して、日本リハビリテーション医学会、日本摂食嚥下リハビリテーション学会と合同で行う標記アンケートの実施について審議を行い、アンケート内容に一部修正を加えた上で、これを承認した。
5. 第25回日耳鼻産業・環境保健講習会について
令和4年1月27日に開始される標記講習会開催について審議を行い、これを承認した。
6. Japan Hearing Visionへの対応について
Japan Hearing Visionでは、出産前、新生児期及び小児期における難聴対策、成人期老年期における難聴対策とライフサイクルに応じた難聴対策、および人工聴覚器の開発について進めているが、その成果物を日耳鼻ホームページに掲載することについて審議し、これを承認した。
7. 学会ホームページへの補聴器相談医名簿の掲載について
令和3年度から補聴器相談医資格についても日耳鼻会員情報システムにより管理することとしたが、ホームページに掲載することに了承が得られた補聴器相談医については、その氏名、勤務先住所、勤務先名、勤務先電話番号について今後も継続して掲載することを審議し、これを承認した。
8. 軽中等度難聴補聴器交付支援制度の全国調査結果について
軽度・中等度難聴児に対する補聴器購入費用助成制度の地域差に関する調査報告をホームページで公開することを審議し、これを承認した。
9. 日本頭頸部癌学会からのゲムシタビンの公知申請への協力のお願い
標記薬剤については上咽頭癌への有効性が相次いで報告されていることなどから、日本頭頸部癌学会が「上咽頭癌に対するゲムシタビンの適用拡大」の公知申請を日本臨床腫瘍学会、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会、日本頭頸部外科学会、日本口腔・咽頭科学会と共同申請することへの協力依頼について審議し、これを承認した。
10. 抗悪性腫瘍剤「マイトマイシン注用2mg及び同10mg」 供給再開の遅延について
標記の薬剤が頭頸部癌に適応になっているが、髄腔内、胸腔内および腹腔内投与に関しては、削除する方向であることを審議し、これを承認した。
11. 補聴器協議会への委員の推薦について
現在の委員の任期が本年7月31日で終了となるため、次期委員として伊藤 健、小川 郁、杉内智子、原 晃会員の4名を推薦することを審議し、これを承認した。
12. 頭頸部がんに関する啓発コラム(楽天メディカルジャパン)に対するホームページリンクについて
楽天メディカルジャパンからの同社ホームページ掲載の頭頸部がんに関する啓発コラムにおける参照として、日耳鼻ホームページへのリンクを許可してほしいとの依頼について審議し、これを承認した。
13. 参与の推薦について(鹿児島県地方部会)
鹿児島県地方部会から推薦のあった黒野祐一会員について審議し、これを承認した。
14. 会員の入退会について
新入会正会員36名、届出退会正会員8名、逝去正会員5名を承認した。これにより令和3年6月11日現在、正会員11,193名、名誉会員16名、準会員55名、在外会員3名、賛助会員8名の合計11,275名となった。
15. 代議員の辞任について
静岡県地方部会の峯田周幸会員、岡山県地方部会の西﨑和則会員の代議員辞任が報告された。
16. 地方部会長の交代について(長野県地方部会)
長野県地方部会長が工 穣会員に交代したことが報告された。
17. 「血小板減少症を伴う血栓症の診断と治療の手引き」のホームページ掲載について
日本脳卒中学会から標記の依頼があり、対応を行うことが報告された。
18. 医学教育助成事業(富士フイルム富山化学)について
標記助成が採択されたことが報告された。
19. 難聴対策推進議員連盟第13回総会について
中川理事から、標記総会に参加したことが報告された。引き続き第14回以降も日耳鼻として積極的な参加対応を行うことが確認された。
20. アレルギー疾患対策推進協議会委員の推薦について
千葉労災病院長の岡本美孝会員を推薦することの報告があった。
21. 2021年度「日本医師会医学研究奨励賞」候補の推薦について
和佐野浩一郎会員を候補として推薦することの報告があった。
22. 頭頸部外科月間に連動した頭頸部癌のオウンドメディアサイト開設について
標記サイトが開設されたことが報告され、内容について紹介された。
23. ホームページ掲載について
以下のホームページ掲載が報告された。
(1) 第122回日本耳鼻咽喉科学会総会・学術講演会 市民公開講座情報
(2) 新型コロナウイルス感染症流行期における嚥下障害診療指針(第2版)」(嚥下医学会)
(3) 新型コロナウイルス感染症流行期における嚥下障害への対応(Position statement)(ANL誌)
24. 学術講演会への医学生・臨床研修医の参加状況について
第122回日耳鼻総会・学術講演会に、医学生総計83名、初期臨床研修医総計93名の参加があったことが報告された。
25. 日本専門医機構について
「専門医認定・更新」に関する補足説明Ver9.9.2について以下の報告があった。
- 共通講習の必須講習が新たに5項目追加され8項目となった。「多様な地域での診療実績」のある専門医については、従来の3項目のみを必修とし、追加の5項目は免除するというインセンティブが設定された。
- 多様な地域における診療実績については、以下の趣旨の提案がなされたが義務化ではない。①医師の生涯教育の一環として、更新1期目(基本5年間)までは専門医としての資質を十分生かせる場での研鑽が望まれることから、最低1年間を医師が比較的少ない都道府県で勤務すること。②医師少数地域で指導医とともに専攻医の教育に当たり、大都市部では経験のできない多様な地域における診療を通じて幅広い経験を積む。尚、施行日については、2021年度以降に機構認定専門医資格を取得する者を対象に、2021年度から施行する。上記以外の学会専門医から更新した機構認定専門医は、改訂内容の実施を2025年度(2026 年3月31日)まで猶予することとし、2026年度(2026年4月1日)から正式に運用を開始する。
26. 専門医の取消しについて
標記取り消しが3 名あり(届出退会2名、逝去1名)、令和3年6月11日現在、専門医数が8,223名であることが報告された。
27. 診療体験ハンズオンレクチャーについて
第122回日耳鼻総会・学術講演会における診療体験ハンズオンレクチャーについて、参加者数が43名(医学生4名、臨床研修医・専攻医39名)であったこと、参加者の評価が高く、耳鼻咽喉科志望者を増やすことに貢献できたとの報告があった。
28. 舌下神経電気刺激装置(日本ライフライン株式会社、品名:Inspire)について
持続陽圧呼吸療法(CPAP)が不適又は不忍容な、中等症以上の閉塞性睡眠時無呼吸症候群患者を対象に、呼吸と同期して舌下神経を刺激し、舌基底部の筋収縮を誘発することで、気道の開存性を維持する標記機器が保険収載されたことの報告があった。
29. ゼルフォームの供給について(ファイザー株式会社)
ゼルフォームが全世界的な供給不足により、日本における供給再開時期は現時点で未定であるとの報告があった。
30. アレロック®顆粒0.5%の一部製品の自主回収について
分包の規定量に適合しない製品が確認されたため、標記の事態となっているとの報告があった。
31. 第46回全国身体障害者福祉医療講習会・第26回補聴器キーパーソン全国会議について
完全Web形式によるライブ開催で行うとの報告があった。
第13回理事会(2021.7.16)より
1. 第38回秋季大会(九州ブロック)について
標記大会の実行委員長の選出について審議を行い、中川尚志会員に依頼することを承認した。
2. 2022年度専門医認定試験について
試験の運営方式、日程について審議を行い、本年度と同様に各地方で行う分散会場方式とすること、面接は行わないこと、8月6日(土曜日)の1日で実施することを承認した。
3. 学会の英語表記、ロゴマークについて
学会名称の変更に伴う標記の変更について審議を行い、英文表記を「JAPANESE SOCIETY OF OTORHINOLARYNGOLOGY - HEAD AND NECK SURGERY」とすることを承認した。
4. 「研究発表に当たっての共通倫理ガイドライン」について
今後の日耳鼻総会・学術講演会等への演題応募に際しての倫理指針に係る対応について審議を行い、第123回総会・学術講演会では倫理指針の遵守を啓発するため、演題登録時に倫理審査の有無についてのチェック欄を設けることを承認した。ただし、今回はあくまで試行期間であり、倫理審査を受けていなくても演題を登録できることとした。
5. 学会の英語名称と会報題号変更について
学会名称変更に伴う標記について審議を行い、会報のローマ字表記を「Nippon Jibiinkoka Tokeibugeka Gakkai Kaiho (Tokyo)」とすることを承認した。
6. 2021年度専門医認定試験の申請受理の審査について
2021年度専門医認定試験申請者について審議し、申請者244名、学会発表回数不足1名を不受理とし、受理者243名を承認した。うち、40名が再受験生であった。
7. 2020年度専門医認定更新の審査について
耳鼻咽喉科領域の専門医更新の一次審査の結果、申請者 1,090名中、994名が1次審査を通過したこと、および昨年度の機構専門医更新申請延長申請者53名中、27名が審査を通過したことが承認された。なお、更新対象者は1,184名中、辞退者が94名あったこと、辞退者の多くは高齢の会員であったことが報告された。
8. 2019年度専門医認定更新保留者の審査について
標記の保留者は54名で、退会者1名、合格者27名および不合格者26名について審議し、これを承認した。
9. 指導医の更新申請および新規申請について
専門研修指導医の更新申請の資格を、①基幹施設もしくは連携施設に常勤勤務し、専攻医の指導をしていること、および②年間30例以上の手術に指導者、術者、助手として関与していることの2要件とすること、ならびに新規申請については従来どおりとすることを審議し、これを承認した。
10. 第16回日耳鼻保険医療委員会全国協議会について
標記全国協議会について、令和3年9月26日(日曜日)に日耳鼻事務局会議室からZoom ウェビナーで開催することを審議し、これを承認した。
11. 舌下神経電気刺激装置「Inspire UAS System」植込み実施医研修(案)について
本年6月1日に保険収載された閉塞性睡眠時無呼吸症候群に対する植込み型治療デバイス Inspire Upper Airway Stimulation(UAS)システムの植え込み手術の算定要件は、「関係学会の定める舌下神経電気刺激装置適正使用指針に基づき、耳鼻咽喉科又は頭頸部外科について5年以上の経験を有し、本治療に関する所定の研修を修了している常勤の医師が実施すること」となっている。このため、日本ライフライン(株)から、日本口腔・咽頭科学会に対して本装置の植込み実施医認定制度の導入・運用を依頼されたことが報告された。今後、本品の植込み経験を十分有する医師(プロクター)のもとで行う手術医師の教育システムを導入すること等について審議し、これを承認した。
12. 第48回全国身体障害者福祉医療講習会・第28回補聴器キーパーソン全国会議について
標記の会議を山梨県地方部会の担当で行うことを審議し、これを承認した。
13. 新生児聴覚スクリーニングのパンフレットについて
標記のパンフレットを精密聴力検査医療機関に配付することを審議し、これを承認した。
14. 令和3年度日耳鼻・臨床耳鼻科医会学校保健全国代表者会議ならびに学校保健研修会について
標記会議ならびに研修会について、令和4年1月30日(日曜日)に日耳鼻事務局会議室からZoomウェビナーで行うこと、および研修会では領域講習を行うことを審議し、これを承認した。
15. 医療事故に関するアンケート調査のお願いについて
標記アンケート調査について、例年どおりの調査を行うこと、および今回から集計期間を8月31日までとすることを審議し、これを承認した。
16. 参与の推薦について(福岡県地方部会)
福岡県地方部会から推薦のあった栗田茂二朗会員、吉峯晃一会員について審議し、これを承認した。17. 会員の入退会について
新入会正会員17名、新入会準会員1名、新入会賛助会員1社、届出退会正会員6名、逝去正会員4名を承認した。これにより令和3年7月16日現在、正会員11,200名、名誉会員16名、準会員56名、在外会員3名、賛助会員9名の合計11,284名となった。
18. 役員候補者選出管理会の長について
村上理事長から、平川勝洋会員(広島県地方部会)に令和4・5年度役員候補者選出のための役員候補者選出管理会の長を委嘱したいとの提案があり、これを承認した。
19. 令和3・4年度代議員(補欠選挙)に対する通知について
静岡県地方部会で行われた標記選挙で三澤 清会員が選出されたことが報告された。
20. 地方部会長の交代について(埼玉県、鳥取県地方部会)
埼玉県地方部会長が菅澤 正会員に、鳥取県地方部会長が藤原和典会員に交代したことが報告された。
21. 「ノーマスクを容認する飲食店報道」に対する見解について
飲食店でのマスクの不着用を容認する趣旨の報道が週刊誌やネット上に掲載され、その根拠として「耳鼻咽喉科専門医の助言」が記載されたことを受けて、日耳鼻として「飲食店におけるマスクの着用」を推奨する旨の見解をホームページ上に公開したことが報告された。
22. 令和4年度診療報酬改定に係る要望について
標記要望書を厚労省に2回に渡り提出したことが福與理事から報告された。
23. 難聴対策推進議員連盟第14回総会について
標記総会が6月16日に開催され、WHO「ワールド・レポート・オン・ヒアリング」について小川副理事長、および石川浩太郎会員による講演、ならびに耳鼻咽喉科の現状および要望について福與理事による説明があったことが報告された。
24. 画像診断ガイドライン2021年版外部評価について
日本医学放射線学会から標記の依頼があり、日耳鼻として本間明宏会員に依頼して対応を行ったことが報告された。
25. 日本医学会連合の緊急声明等の発出時における加盟学会承認手続きに関するアンケートについて
標記のアンケートに対して、「緊急性があると日本医学会連合の役員会・理事会が判断する場合でも、仮に1日以内の短期間でも加盟学会に事前に連絡して、可能な範囲で意見収集・反映をするのがよい。」と回答した旨の報告があった。
26. 頭頸部外科月間に連動した頭頸部癌のオウンドメディアサイト(頭頸部外科情報サイト)開設について
標記について、サイトの内容、動画の掲載などの報告があった。
27. ホームページ掲載について
以下の内容がホームページに掲載されたことが報告された。
(1)「令和2年度(昨年度)耳鼻咽喉科定期健康診断実施状況に関する緊急調査」のお願い
(2) 学会の名称変更のお知らせ
(3) 頭頸部外科情報サイト
(4) アストラゼネカ社COVID-19 ワクチン接種後の血小板減少症を伴う血栓症の診断と治療の手引き(第2版)
(5) 補聴器相談医の勤務先名等の日耳鼻ホームページ掲載について
(6) Medical Noteの頭頸部外科月間特設サイト「頭頸部の病気についてご存知ですか?―暮らしを支える頭頸部治療」
(7) 令和2 年度 軽度・中等度難聴児に対する補聴器購入費用助成制度の地域差に関する調査報告について
(8) 「ノーマスクを容認する飲食店報道」に対する日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会の見解
(9) 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会による、頭頸部疾患に関する認識調査結果
(10) 第123回日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会総会・学術講演会
(11) 新型コロナウイルス感染症による嗅覚、味覚障害の機序と疫学、予後の解明に資する研究成果の発表
28. Medical Noteとの連携について
以下の内容についてYahooニュースおよびMedical NoteホームページNEWS&JOURNALへ掲載されたことが報告された。
(1) 「日本耳鼻咽喉科学会が名称変更―その背景と目指すもの」
(2) 「酒は百薬の長の意外な落とし穴とは?」
(3) 「舌がんの治療は耳鼻咽喉科 知らない人が3分の1―耳鼻咽喉科アンケート」
29. ANL誌のImpact Factor について
標記について、2020年のインパクトファクターは1.863であり増加傾向であることが報告された。
30. 令和3年度定時員総会について(6月30日開催)
標記総会において、①日本専門医機構が関与するサブスペシャルティ領域専門医は全国の平均的な都市での中核病院に掲げてある診療科、診療部門などとする方針が示されたこと、②2020年度に申請されたサブスペシャルティ領域一覧に掲載された候補は全てペンディングとなったこと、などについて報告された。従来から問題となっていた「多様な地域における診療実績」については「実績があることが望まれるが義務では無い」との説明があったことが報告された。
31. 専門医の取り消しについて
標記取り消しが2名あり(逝去2名)、令和3年7月16日現在、専門医数が8,221名であることが報告された。
32. 総会・学術講演会における医学生・臨床研修医のためのセミナーのアンケート結果について
標記について、約200名から回答があり、そのうち100名が耳鼻咽喉科を志望する可能性があること、雰囲気、やりがい、プライベートの3つがキーワードとなっていることなどの報告があった。
33. 「バイナス錠」について
標記の薬剤が発売中止となるとの報告があった。
34. 騒音障害防止に関する専門家の推薦について
騒音障害防止のためのガイドライン見直し検討会の委員として、産業・環境保健委員会委員長の和田哲郎会員を推薦したことの報告があった。
35. 「補聴器販売者の技能向上研修等事業」の委員推薦について
標記について伊藤 健会員を推薦したことの報告があった。
36. 2021年度補聴器相談医委嘱者および更新者数について
標記について、令和3年7月16日現在の補聴器相談医数は4,846名であることが報告された。
37. 日本学校保健会の令和3年度版「学校保健の動向」原稿執筆者の推薦について
標記について、学校保健委員会委員長の朝比奈紀彦会員を推薦したことが報告された。
第14回理事会(2021.9.10)より
1. 第125回総会・学術講演会の会場および会期について
標記について審議し、猪原会長の下に2024年5月15日(水曜日)から5月18日(土曜日)に大阪国際会議場で開催することを承認した。
2. 関連する学会との個人情報の共同利用について
日耳鼻の会員情報新システムにおける会員の個人データの共同利用について審議し、あらかじめ共同利用する旨をホームページに記載して会員に周知した上で、希望する関連する学会から共同利用の申請があれば利用を認めていくことを承認した。
3. 秋季大会内規の制定について
秋季大会内規を制定することについて審議を行い、以下を承認した。
① 専門医講習会に関する内規を参考に、秋季大会の基本的事項を定める。
② 秋季大会は従来の専門医講習会、専攻医講習会(旧夏期講習会)、補聴器相談医講習会の3つの講習会で構成することを明記する。
③ 臨床医会セッションは、会員の利便性や運営の効率化等のため秋季大会時に開催するが、日本臨床耳鼻咽喉科医会は日耳鼻とは別個の独立した法人であることから、合同開催とする。
④ 秋季大会の担当ブロック、開催場所、開催期日、および決算報告等については、専門医講習会の規約と運営法を踏襲する。
⑤ 秋季大会の責任者は大会長とし、秋季大会全体を統括する。
⑥ 大会長を補佐するため2名の副大会長を置く。副大会長はそれぞれ専門医講習会のプログラム委員長、実技講習委員長を兼務する。
⑦ 大会長および副大会長の負担軽減ならびに責任体制を明確にするため、専攻医講習会、補聴器相談医講習会、臨床医会セッションに担当の委員長を置く。委員長は各ブロックから選出し、委員は関連する日耳鼻委員会および医会からの推薦者を1名入れる。
⑧ プログラムについては、専門医講習会(実技講習会を含む)は大会長と副大会長が、専攻医講習会は日耳鼻学術委員会が、補聴器相談医講習会は日耳鼻福祉医療・成人老年委員会が、臨床医会セッションは臨床耳鼻咽喉科医会が担当し、大会長が統括する。
⑨ 令和4年の秋季大会(近畿ブロック担当)から適用する。
4. 名誉会員推薦内規の変更について
秋季大会の大会長を総会・学術講演会会長と同様に名誉会員の推薦基準に追加することについて審議し、これを承認した。
5. 優性遺伝と劣性遺伝の推奨用語について(日本医学会)
日本医学会用語委員会が「顕性遺伝」、「潜性遺伝」を推奨用語とすることについて審議し、これを承認した。
6. 耳鼻咽喉科月間について
耳鼻咽喉科月間を実施するに際して、各地方部会から提案をいただくこと、オウンドメディアサイトに耳鼻咽喉科情報サイトを設けること、および耳鼻咽喉科月間啓発のためにオンライン市民公開講座を行うことを審議し、これを承認した。
7. 日耳鼻総会演題応募における倫理手続きのお知らせ(案)について
総会・学術講演会への演題登録に所属施設等での倫理審査委員会での審査を義務付けることを、同会ホームページに掲載することを審議し、これを承認した。なお、2022 年 5 月開催予定の第 123 回日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会総会・学術講演会は試行とし、2023年開催予定の第 124 回から実施予定とされた。
8. 保存期間を経過した会計関係書類の処分について
標記の保存期限を経過した書類については破棄すること承認した。
9. 医療機器等、併設展示会に関するアンケート調査について
標記アンケート調査について、医療機器展示数が減少傾向にあり半数近くの企業が今後展示を減らす予定であること、理由として展示効果が上がっていないこと、来場者数が少ないこと、会場と機器展示会場が遠いことなどの問題点が報告され、早急にアンケート結果を関連する学会に周知することとされた。
10. 臨床遺伝WGの発足について
日本産婦人科学会の「重篤な遺伝性疾患を対象とした着床前遺伝学的検査」の審査への協力依頼を契機とし、今後の耳鼻咽喉科頭頸部外科領域の遺伝性疾患案件に対応するため標記WGを設置することを審議し、これを承認した。委員の構成は、野口佳裕会員(国際医療福祉大学)を委員長に以下委員9名、宇佐美真一会員を相談役とした。
11. 医育機関の略称について
正式名称から「立」、「科」、「学」を抜いたものとする略称一覧について審議し、これを承認した。
12. ANL誌のJournal Transferについて
Journal Transferの相手側となるBrazilian Journal of Otorhinolaryngologyへは提供のみで受ける必要はないことを確認し、ジャーナル、著者、査読者のメリットになると考えられることから、これを承認した。
13. 2020年度専門医更新保留者への対応について
更新保留者94名のうち、秋季大会の参加要件不足者37名および総会参加要件不足者6名に対して、それぞれ第35回秋季大会への参加、および第122回総会・学術講演会への参加などを条件として更新認定することについて審議し、これを承認した。
14. 令和3年度専門研修プログラム責任者・専門医制度委員会合同会議について
標記会議を令和4年1月29日(土曜日)にZoomウェビナーで行うことを審議し、これを承認した。
15. 専門医認定番号について
旧制度による専門医と2017年暫定プログラムによる専門医は受験時期等が異なるため、専門医認定番号を区分する必要があることから、旧制度を00001~19999、暫定プログラムを20001~、プログラム制を30001~とすることについて審議し、これを承認した。
16. 専門研修の症例経験基準数の見直しについて
標記について、口腔咽喉頭手術のうち、扁桃摘出は15例から20例、舌・口腔・咽頭腫瘍摘出術は変更なし、喉頭微細手術等は20例から15例に変更することを審議し、これを承認した。
17. 補聴器相談医名簿作成の業務委託について
令和3年度から補聴器相談医の更新を会員情報管理システムにより行うことから、これまで各地方部会で作成していた補聴器相談医名簿を日耳鼻事務局で作成することとなった。作業量が約5000名分と膨大であるため、名簿作成の業務委託について審議し、これを承認した。
18. 第25回産業・環境保健講習会について
標記講習会は対面開催予定であったが、実習に代わる動画の作成、考査に代わるeラーニング実施が可能となったので、リモート開催に変更することを審議し、これを承認した。
19. 令和3年度産業・環境保健委員会全国委員長会議の開催について
標記会議を令和4年1月29日にWebにより行うことを審議し、これを承認した。
20. 第45回医事問題セミナーについて
標記セミナーを令和4年3月17日にオンデマンド配信によりおこなうことを審議し、これを承認した。
21. 会員の入退会について
新入会正会員10名、新入会準会員1名を承認した。また、届出退会正会員7名、逝去正会員4名があった。これにより令和3年9月10日現在、正会員11,199名、名誉会員16名、準会員57名、在外会員3名、賛助会員9名の合計11,284名となった。
22. 令和3・4年度代議員(補欠選挙)に対する通知について
岡山県地方部会における代議員補欠選挙の結果、安藤瑞生会員を代議員とすることが報告された。
23. 地方部会長の交代について(千葉県地方部会)
千葉県地方部会長が花澤豊行会員に交代したことが報告された。
24. 令和3年度サノフィ研究助成の応募について
標記の応募について、採択数は計10 件とすること、選考は日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会学術賞選考委員会(黒野会員、兵頭理事、香取理事で構成)が行い、理事会の承認を得て決定することなどが報告された。
25. 新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の臨時的な取扱いの延長を求める要望書について
9月1日に日本小児科医会と連名で臨床耳鼻咽喉科医会が標記の要望書を厚生労働大臣宛に提出したことが報告された。
26. ホームページ掲載について
以下のホームページ掲載が報告された。
(1)頭頸部外科月間 市民公開講座「林家木久扇師匠 頭頸部がんを語りつくす!」動画
(2)「今後の耳鼻咽喉科学校健診の在り方」に関するアンケート調査のお願い
(3)一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会ロゴマークデザイン募集について
(4)令和3年度サノフィ研究助成の募集について
27. Medical Noteとの連携について
標記の連携事業について、YahooニュースおよびMedical Noteホームページに以下の情報が掲載されたことが報告された。
・ 林家木久扇さん「喉頭がん」体験を語る―頭頸部外科月間特設サイトで公開
・ タバコを吸う男性は口腔・咽頭がんのリスクが2倍以上!
28. The AAO-HNSF Regional Roundtable for Asia Pacific Rimについて
上記会議で各国のコロナ状況や対応についてディスカッションしたとの報告があった。
29. The 2021 AAO-HNSF Annual Meeting symposiumへの参加と座長・演者について
演者はweb参加で行うことが報告された。
30. 2026年IFOS世界会議誘致の広報活動について
The 2021 AAO-HNSF Annual Meetingにおいて標記の誘致広報活動を行うことが報告された。
31. コロナ禍における嗅覚・味覚障害検査の全国調査について
新型コロナウイルス感染症対策WGは、日本医科大学の大久保公裕会員を責任者とする研究グループと連携して、標記調査を実施することが報告された。
32. 日本専門医機構について
サブスペシャルティ領域に関する会議・意見交換会(7月16日開催)において、今回申請されたサブスペシャリティは全てペンディングとなったことが報告された。
33. 専門医の取り消しについて
標記取り消しが4名あり(届出3名、逝去1名)、令和3年9月10日現在、専門医数が8,217名であることが報告された。
34. トリノシン顆粒10%、トリノシン腸溶錠、およびトリノシンS注射液製造販売中止について
標記について、原薬の継続した入手を断念し販売中止となることが報告された。
35. ウログラフィン注の適応症の一部削除に向けた活動状況報告について(バイエル薬品)
標記について、唾液腺撮影の適応症を維持することが報告がされた。
36. 補装具費支給基準告示改定に向けた提案について
厚労省に対して、①WiFiおよびBluetoothを用いた聴覚支援システム、②人工聴覚器体外装置固定用イヤモールド、③植込み型骨導補聴器BahaのBahaサウンドアーク・Bahaヘッドバンドでの装用、等について要望したことが報告された。
37. 「耳音響放射の仕組みと使い方、その限界」の日耳鼻HP掲載について
標記の解説文をホームページに掲載することが報告された。
38. 学校における新型コロナウイルス感染症抗原定性検査キットの活用に関するメディア対応について
文部科学省から高等学校における抗原定性検査キットの活用のためのガイドラインが出たことに伴い、耳鼻咽喉科学校医に対して、実際に抗原検査キットを使用する場面における注意事項等に関する注意喚起の通知を発出するとともにホームページに掲載したこと、この注意喚起に対するマスコミからの照会に対応したことが報告された。
第15回理事会(2021.11.21)より
1. 2021年度専門医認定試験について
令和3年9月18日、コロナ禍対応のため全国19会場において実施。236名が受験し、審議の結果、197名が合格と判定された。2022年度も全国分散型で実施し、面接は行わず令和4年8月6日(土曜日)の1日で行う予定であることが報告された。
2. 第124回総会・学術講演会宿題報告者および臨床講演者について
標記について、中川尚志第124回総会・学術講演会会長から、宿題報告者として慈恵会医科大学の小島博己会員および大阪大学の猪原秀典会員、ならびに臨床講演演者として滋賀医科大学の清水猛史会員および金沢医科大学の三輪高喜会員の推薦があり、審議の上これを承認した。
3. 第36回日耳鼻秋季大会について
令和4年11月5日(土曜日)~6日(日曜日)に大阪国際会議場で開催予定の標記秋季大会について、以下の役員で実行委員会を構成することを承認した。・大会長:大森孝一(京都大学教授)・副大会長:猪原秀典(大阪大学教授)(兼務)プログラム委員長・角南貴司子(大阪市立大学教授)(兼務)実技講習委員長・専攻医講習会委員長:清水猛史(滋賀医科大学教授)・補聴器相談医講習会委員長:土井勝美(近畿大学教授) ・臨床医会セッション委員長:川嵜良明(大阪府耳鼻咽喉科医会会長)
4. 令和4年度社会医療部全国会議等について
標記について審議し、令和5年1月28日(土曜日)、29日(日曜日)に現地開催方式で行う方針を承認した。
5. 診療ガイドライン等の評価について
厚労科研の研究班からの依頼により学術委員会で行った「幼児吃音臨床ガイドライン(第1版)」の評価の結果について審議を行い、これを承認した。
6. 日耳鼻ホームページにおける診療ガイドライン/手引き・マニュアルページの変更について
従前の診療ガイドライン、手引き・マニュアル等に加えて、今後は関連する厚労科研・AMED等の研究班作成のガイドラインもホームページに掲載することについて審議を行い、これを承認した。
7. 暫定プログラムの専門医認定について
2017年から暫定プログラムを開始した専門医試験合格者については、専門医取得5年後に日本専門医機構に専門医の認定を申請する方針を承認し、その旨を同機構に連絡した。
8. プログラム制からカリキュラム制への移行申請について
専門医研修2名のプログラム制からカリキュラム制への移行について審議し、これを承認した。
9. 専門研修プログラムの中断申請について
専門医研修1名の中断について審議し、これを承認した。
10. 2022年度専門研修プログラムの審査結果について
専門医制度委員会での審査を経た102のプログラムについて審議し、該当プログラム統括責任者に対して、審査結果および一次審査料納入の通知を行うことを承認した。
11. 参与の推薦について(島根県地方部会)
島根県地方部会から推薦のあった川内秀之会員について審議し、これを承認した。
12. 会員の入退会について
新入会正会員1名、再入会正会員1名、新入会準会員1名を承認した。また、届出退会正会員19名、逝去正会員7名があった。これにより令和3年11月21日現在、正会員11,153名、名誉会員16名、準会員56名、在外会員3名、賛助会員9名の合計11,237名となった。
13. 加齢性難聴が鼓膜張筋下アゴ整顔術で治るという広告について
標記の広告に対する対応について審議を行い、医会との協議および弁護士の助言を踏まえ、広告の内容についてQ&A形式で医学的・科学的見解をホームページに掲載し、一般に周知することを承認した。
14. 会費未納者の退会処分および会員権停止について
令和2年度・3年度会費未納による退会処分者24名および令和3年度会費未納による会員権停止処分者76名の報告があった。
15. 2021年度日本医師会医学研究奨励賞の受賞者決定について
和佐野浩一郎会員が標記を受賞したことが報告された。
16. 医師の働き方改革におけるC-2水準模擬審査委員会について
10月27日に行われた標記委員会について、日耳鼻選出の委員として参加した丹生副理事長から報告があった。・年間960時間の超勤の例外として、B水準、C-2水準が設定されている。・B水準は地域医療確保暫定特例として多くの病院勤務医が該当するが、2035年までの措置となっている。・C-2水準は集中的技能向上水準となっており、肝移植や再建を伴う頭頸部癌手術を担当する医師などが該当する。病院全体を特例承認するのではなく、医師ごとに個別審査となる。
17. 厚労科研「難病ゲノム医療に対応した遺伝カウンセリングの実態調査と教育システムの構築に資する研究」への回答について(臨床遺伝WG作成)
標記の研究に対して日耳鼻として協力していくこと、および対応は学術委員会の臨床遺伝WGが行うことの報告があった。
18. 日本補聴器工業会との専門医講習会および補聴器相談医講習会に係る契約について
標記について、これまでも実習などで協力関係にあることを踏まえ、日本補聴器工業会と正式に業務委託契約を本年10月から5年間結んだことの報告があった。
19. 参与の逝去について
二木 隆参与の逝去が報告された。
20. ホームページ掲載について
以下のホームページ掲載が報告された。
(1)歴代専門医講習会実行委員長・秋季大会大会長(2)日本リハビリテーション医学教育推進機構からの研修会のお知らせ(3)精密検査で「難聴」の診断を伝えられたご家族や保護者の方々へ(4)【注意喚起】高校等における新型コロナウイルス抗原定性検査実施時の検体採取法について(5)耳音響放射検査についての解説(6)日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会総会・学術講演会への演題応募における倫理的手続きに関する指針について(7) Japan Hearing Vision(難聴対策推進議員連盟からの提言)
21. 言語聴覚士養成校アンケート調査結果について
言語聴覚士(ST)雇用促進ワーキンググループが実施した標記アンケートの結果について、以下の報告があった。・言語聴覚士養成は様々な形態があること・履修単位については厚労省の指定規則によって決められていること・臨床実習について学生数に応じて施設数が決まること・実習先としては病院が多く、診療所などは少ないこと・対象障害では聴覚関連の実習は少ないこと
22. 厚労省「言語聴覚士学校養成所カリキュラム等改善検討会(仮称)」委員推薦について
標記委員について、土井勝美渉外委員会担当理事を推薦したことが報告された。
23. 15th Asia-Oceania ORL-HNS Congress 2023について
標記学会が2023年5月にオーストラリア・ブリスベンで開催されること、同学会の次期Board memberとして平野 滋会員を推薦することが報告された。
24. 第18回日韓耳鼻咽喉科・頭頸部外科学会の延期について
標記学会の会期が2022年4月6日に延期されたことが報告された。
25. The 2021 AAO-HNSF Annual Meeting(2021年10月3~6日、ロサンゼルス、Web)について
標記学会が開催されたが、Web配信のトラブルが生じたため、日本が企画したシンポジウムは後日改めて配信となったこと、2026年IFOS世界会議誘致のための広報活動を行ったことが報告された。
26. 第19回日耳鼻嚥下障害講習会の開催形式について
令和4年4月10日に開催される標記講習会をWebでのライブ配信で行うことが報告された。
27. ANL誌のArticle Based Publicationの検討について
論文の掲載をアクセプト順に行うArticle Based Publicationの導入の検討を行うことが報告された。
28. 特定の理由により初期臨床研修修了が遅れた専攻医の研修開始日について
2022年度開始の専攻医からは、専攻研修開始が遅れた場合は実際に開始した日をもって研修開始日とすることになったことが報告された。
29. 専門医の取り消しについて
標記取り消しが6名あり(届出2名、逝去4名)、令和3年11月21日現在、専門医数が8,211名であることが報告された。
30. 「NIM TriVantage EMGチューブ」、「EMG気管内チューブ」について
標記チューブの欠品が生じていることが報告された。
31. 「ヒスタグロビン皮下注用」について(KMバイオロジクス株式会社)
標記薬剤の安定供給についての依頼を理事長名で厚労省に提出することが報告された。
32. 「テーストディスク」販売中止について(株式会社三和化学研究所)
標記の販売中止を検討していることが報告された。
33. 耳鼻咽喉科リハビリテーションWGアンケート調査結果について
標記アンケート結果の内容を整理し、ホームページ等に掲載予定であることが報告された。
34. ノーマスクカフェの対応について
当該の会員と面談を行ったことが報告された。
35. サノフィ研究助成について
標記助成について10名の採択者が決定されたことが報告された。
36. 日本歯科医師会との面談について
10月21日(木曜日)、オンラインによる標記の面談が行われ、今後も協力体制を継続することを確認したことが報告された。
37. ドクターズマガジン耳鼻咽喉科頭頸部外科ダイジェスト版発行について(依頼)
標記依頼があり、若手医師からのメッセージ、関連する学会の理事長からのメッセージなどで構成し、発行することが報告された。
38. 日本学術会議臨床感覚器分科会の市民公開講座について
標記の講座が2022年1月25日(火曜日)にWeb開催されることが報告された。
第16回理事会(2021.12.17)より
1. 補欠代議員の選出について(神奈川県、長野県地方部会)
神奈川県地方部会鈴木一雅代議員、長野県地方部会宇佐美真一代議員の辞任に伴う補欠代議員の選出について審議を行い、これを承認した。
2. HPV関連がんとHPVワクチンへの理解を広める活動に関する日本産科婦人科学会への協力依頼について
HPVワクチンの男性への定期接種化についての要望書を「HPVワクチンの積極的勧奨再開を目指す議員連盟」に提出したことが報告された。同要望書と同様の内容を日本産科婦人科学会と連盟で厚労大臣宛に提出すること、関連して「HPV関連がんとHPVワクチンに関するワーキンググループ」を結成することについて審議し、これを承認した。
3. 2025年デフリンピック招致活動へのご協力依頼について
一般財団法人全日本ろうあ連盟デフリンピック準備室からの標記依頼について審議し、日耳鼻ホームページへのロゴ掲載、リンク設置などの協力を行うことを承認した。
4. 学会ロゴマークデザインについて
標記について審議し、広報委員会から提案のあった全てのロゴマークを承認した。承認されたロゴマークについては商標登録の手続きを進めること、デザインが採択された北山一樹会員(大阪大学)に対して、感謝状と副賞を授与することが報告された。5. 日本コクレア社制作「人工内耳の啓発ビデオ」
日本コクレア社制作「人工内耳の啓発ビデオ」を日耳鼻公式YouTubeチャンネルへアップすることについて審議し、これを承認した。今後、コクレア社との間に正式に著作権譲渡に関する契約を締結することが報告された。
6.電子投稿・査読システムへの投稿者資格について
投稿者の資格は投稿規定により、「原則として本会の会員に限る。ただし、共著者については規定の登録料を支払えば、当該論文に限り共著者となることができる。」と定められていることから、学生、研修医による論文投稿について審議し、責任著者が日耳鼻会員であることを条件として、学生、研修医が筆頭著者である論文投稿も認めること、この場合の登録料は不要とすることが承認された。
7. 2022年度専門医認定試験について
試験日を2022年8月6日(土曜日)とすることなどを内容とする標記会告について審議し、これを承認した。
8. 2022年度補聴器相談医の更新について
2022年度の補聴器相談医更新予定者に対して単位取得状況を調査した結果、現時点で単位不足の会員が約260名約30%に上ることを踏まえ、今後、追加のWeb講習会を実施することを審議し、これを承認した。
9. 新生児聴覚検査体制整備事業推進のための現状把握アンケート調査について
新生児聴覚検査結果の情報集約や相談対応、検査の精度管理、聴覚検査機器を有していない小規模の産科医療機関等が自動ABRを購入する場合の助成などを内容とする新生児聴覚検査体制整備事業への対応が各県において差があるため、各県における取組み状況を把握するため、標記アンケート調査を行うことを審議し、これを承認した。
10. 参与の推薦について(長野県地方部会)
長野県地方部会から推薦のあった宇佐美真一会員について審議し、これを承認した。
11. 会員の入退会について
新入会正会員2名、再入会正会員1名、新入会準会員3名を承認した。届出退会正会員が20名、逝去正会員が9名あり、令和3年12月17日現在、正会員11,127名、名誉会員16名、準会員59名、在外会員3名、賛助会員9名の合計11,214名となった。
12. 第35回日耳鼻秋季大会について
標記の大会について、会場参加事前登録者957名、会場参加当日登録者54名、会場参加招待者20名、Web参加登録者2,767名で、合計3,798名であったこと、Web参加については、登録数が3,780件、視聴ID数は2,855件あり、令和3年12月15日現在で視聴割合は75%となっていることなどが報告された。
13. With/After コロナ社会における耳鼻咽喉科医療のあり方の検討に関する推進支援の要望書の提出について
日耳鼻理事長と日本臨床耳鼻咽喉科医会会長の連名で、With/Afterコロナ社会における耳鼻咽喉科医療のあり方の検討を行っていること、それらを推進するために次期診療報酬改定での処置の包括化と指導管理料の充実を求めることなどについての要望書を厚労大臣に提出したことが報告された。
14. ホームページ掲載について
以下の内容をホームページに掲載したことが報告された。(1)令和3年度サノフィ研究助成の結果について、(2) 市民公開講座―コロナ禍での感覚器障害のリスク、(3)教師対象パンフレット「難聴をもつ小・中・高校生の学校生活で大切なこと先生編」について(推薦)
15. 専門医の取り消しについて
標記取り消しが2名あり(届出2名)、令和3年12月17日現在、専門医数が8,406名であることが報告された。なお、2021年度専門医登録者数は197名であった。
16. 日本癌治療学会の名称変更について
登録専門科の一つである「耳鼻咽喉科」の名称を「頭頸部外科」に変更した旨の報告があった。
第17回理事会(2022.1.14)より
1. 「遺伝情報・ゲノム情報による差別・不利益の防止」についての共同声明(案)について
日本医学会、日本医学連合会から意見を求められた標記の声明について審議を行い、民事裁判における遺失利益の算定に係る問題点についても声明に盛り込むべきとの意見を提出することを承認した。
2. 耳鼻咽喉科CST(Cadaver Surgical Training)の適正推進に関する要望書について
標記について審議を行い、耳鼻咽喉科 CST(Cadaver Surgical Training)の審査・評価・指導を耳鼻咽喉科医が実施する体制を構築するために生涯教育部、卒前・卒後教育委員会の中にCST-ワーキンググループを立ち上げること、第123回日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会総会・学術講演会においてCST教育セミナーを開催することを承認した。
3. 調査委員会におけるデータの取り扱いについて
標記について審議を行い、データの取り扱いについて作成された内規の内容、その具体的な運用方法を承認した。
4. 学会レターヘッドおよび封筒のデザインについて
学会ロゴのデザインの改定に伴い新たに作成した標記について審議を行い、これを承認した。
5. IFOS世界会議誘致について
2022年Vancouverで開催予定であったIFOSが中止となり、次期開催が2023年1月にDubaiに変更となったことを受け、次々回会議誘致について審議し、誘致活動を継続して行うことを承認した。
6. 日本医学会からの「医療における遺伝学的検査・診断に関するガイドライン」改訂案について
標記ガイドラインに対する意見募集について審議し、臨床遺伝WG作成の意見を提出することを承認した。
7. 日耳鼻会報への投稿者資格について
標記の投稿者資格の改訂について審議し、臨床研修医あるいは学生が筆頭著者である投稿については、責任著者が会員であれば認めるという特例を設けることを承認した。
8. 開発候補医薬品の推薦について(日本医師会「日本のアンメットメディカルニーズを把握する研究調査」)
標記について審議し、以下2つの推薦を承認した。A型ボツリヌス毒素の輪状咽頭嚥下困難症に対する適応拡大(日本嚥下医学会)。注射用リュープロレリン酢酸塩ビカルタミド錠・口腔内崩壊錠のアンドロゲン受容体陽性の根治切除不能な進行・再発の唾液腺癌に対する適応拡大(日本頭頸部癌学会)。
9. 「耳鼻咽喉科専門医の更新基準」(第5版)の改正について
標記について審議し、変更を承認した。
10. 耳鼻咽喉科カリキュラム制整備基準の変更について
標記について審議し、期間の延長による「プログラム制」で研修を完遂することができない場合に、「カリキュラム制」による研修を選択できる医師を、①出産、育児、介護、療養等のライフイベントにより、休職・離職を選択する者、②大学院進学、海外・国内留学する者の2つに限定すること、および研修期間を4年から5年とすることなどに変更することを承認した。
11. 令和4年社会保険診療報酬改定の伝達会議開催について
標記会議を令和4年3月21日にZoomウェビナーで行うことを審議し、これを承認した。
12. 第47回全国身体障害者福祉医療講習会・第27回補聴器キーパーソン全国会議の会告について
標記会議を令和4年6月11日(土曜日)、12日(日曜日)に沖縄県地方部会の担当により、那覇市で行うことを審議し、これを承認した。
13. 参与の推薦について(静岡県地方部会)
静岡県地方部会から推薦のあった峯田周幸会員について審議し、これを承認した。
14. 会員の入退会について
新入会はなく、届出退会正会員17名、逝去正会員8名があった。これにより令和4年1月14日現在、正会員11,102名、名誉会員16名、準会員59名、在外会員3名、賛助会員9名の合計11,189名となった。
15. HPVワクチンの男性への定期予防接種化について
標記についての要望について、HPVワクチンの積極的勧奨再開を目指す議員連盟の会議の場で説明を行う機会が得られたことや関係国会議員へ要望したこと等が報告された。
16. 味覚検査用試薬テーストディスク®の製造販売継続の要望について
標記についての要望書を厚生労働省に提出したことが報告された。
17. With/Afterコロナ社会における耳鼻咽喉科医療
標記に係わる耳鼻咽喉科外来診療体制の整備、耳鼻咽喉科指導管理の充実等についての要望書を厚生労働大臣に提出したことが報告された。
18. アレルギー疾患対策指針の改訂について
厚生労働省アレルギー疾患対策協議会委員の岡本美孝会員から、標記の改定があった旨が報告された。
19. 参与の逝去について
松田峻一良参与の逝去が報告された。
20. ホームページ掲載について
以下の内容がホームページに掲載されたことが報告された。(1)第35回日本口腔・咽頭科学会総会・学術講演会、(2)第73回日本気管食道科学会総会・学術講演会、(3)第67回日本聴覚医学会総会・学術講演会、(4)IFOS 2022 Vancouverからのお知らせ、(5)新ロゴデザインの決定のお知らせ
21. The extraordinary executive board meeting of Asia Oceania ORL-HNS Associationについて
2021年11月7日にWebで開催された標記会議について報告があった。
22. 2022年 IFOS Vancouverの中止について
標記の学会がコロナ禍の影響などによりキャンセルとなり、代わりに2023年にDubaiで行われることになったことが報告された。
23. 専門医の取り消しについて
標記取り消しが5名あり(届出1名、逝去4名)、令和4年1月14日現在、専門医数が8,401名であることが報告された。
第18回理事会(2022.2.25)より
1. 第39回日耳鼻秋季大会の日程について
中部ブロック担当によりパシフィコ横浜で開催予定の標記大会の日程について審議し、2025年11月22日(土曜日)、23日(日曜日)とすることを決定した。
2. 第31回日本医学会総会登録推進委員の推薦について
標記の推薦依頼について審議を行い、欠畑理事を推薦することを承認した。
3. 2022年男女共同キャリア支援懇談会について
日耳鼻総会・学術講演会の会期中に日本医師会女性医師支援センターの共催で開催している標記懇談会について審議し、5月27日(金曜日)12時5分~12時55分で開催することを日耳鼻の関連する学会宛に周知することを承認した。
4. 「小児滲出性中耳炎診療ガイドライン 2022年改訂版」について
「小児滲出性中耳炎診療ガイドライン 2022年改訂版」の再評価について審議し、「承認」することを決定した。
5. 耳鼻咽喉科専門研修指導医の審査について
標記申請を審議し、これを承認した。これにより、指導医は新規132名、更新1016名、合計1148名となった。
6. 令和3年度(2021年)耳鼻咽喉科専門研修プログラム登録者に対するアンケート調査結果について
アンケート結果の概要が次の通り報告された。日耳鼻総会時(5月)の医学生・臨床研修医のためのセミナ―で耳鼻咽喉科専攻の可能性を100%と回答した12名のうち実際の専攻医登録者は11名、50%以下と回答した場合の専攻医登録者は0であった。耳鼻咽喉科以外に興味を持った科は、以前は形成、整形、外科であったが、最近は女性の学生・研修医の参加者が増えてきた影響なのか、消化器内科、小児科が増えてきている。耳鼻咽喉科を選択した最大の理由は、多種多様な手術手技、内科と外科の両分野に関わる、老若男女関係ない患者層などであった。以上、アンケート結果をプログラム責任者に送る事を審議し、これを承認した。
7. 第48回全国身体障害者福祉医療講習会・第28回補聴器キーパーソン全国会議の開催地について
標記について審議し、各地方部会の持ち回り開催方式から日耳鼻での中央開催とすることを承認した。
8. 会員の入退会について
新入会準会員2名を承認した。また、届け出退会正会員7名、届け出退会準会員1名、逝去退会正会員4名があった。これにより令和4年2月25日現在、正会員11,091名、名誉会員16名、準会員60名、在外会員3名、賛助会員9名の合計11,179名となった。
9. イヤホン難聴予防のためのスマホ用メディアについて
村上理事長から、愛知県立芸術大学美術学部デザイン専攻4年生の青山めい氏が作成した卒業作品の標記サイトが紹介された。同サイトは藤田医科大学の吉岡哲志会員の指導を受けたものであり、騒音性難聴の啓発にとって適切かつ優れた内容であるため、製作費用相当額を日耳鼻が青山氏に支払うことにより、同氏の了解の下、日耳鼻が使用・活用することを審議し、これを承認した。なお、同サイトは次のとおりである。https://www.earphones-nancho.org/
10. 令和3・4年度代議員(補欠選挙)に対する通知について
神奈川県地方部会における代議員補欠選挙の結果を受け、生駒 亮会員を代議員とする通知を行ったことが報告された。
11. 第122回日耳鼻総会・学術講演会の報告について
大森会長から、有料参加者は6,000名弱であり、総事業費は約2億2千万円であったこと、コロナの影響で会議費、諸謝金は前回大会より減少したこと、などの説明があった。
12. 第35回日耳鼻秋季大会(関東)の報告について
山岨実行委員長から、有料参加者は約3,700名であったこと、などが報告された。
13. 優性遺伝と劣性遺伝に代わる推奨用語について(結果報告)
優性遺伝と劣性遺伝の推奨用語について、日本医学会で検討した結果、「優性遺伝」は「顕性遺伝」に、「劣性遺伝」は「潜性遺伝」にすることとなったことが報告された。
14. 日本学術会議臨床医学委員会感覚器分科会シンポジウムについて
日本眼科学会との共催による標記シンポジウムが1月25日開催され、日耳鼻からは森恵莉会員による「コロナで起こる嗅覚障害」および任智美会員による「コロナで起こる味覚障害」の講演を行い、昨年より多い230名の参加者があったことが報告された。
15. 参与の逝去について
小泉紋一郎参与の逝去が報告された。
16. ホームページ掲載について
以下の掲載について報告があった。(1)耳鼻咽喉科教育・育成功労賞2020の受賞者について、(2)メディア取材や医学的監修に対する依頼について、(3)新型コロナウイルス感染症流行中の花粉症対策について、(4)「下アゴ整顔術による難聴改善」に関して、(5)投稿規定変更のお知らせ、(6)耳鼻咽喉科月間ポスター、(7)2022年花粉症治療のススメ―オミクロン株流行中の今―(動画)
17. 令和4年度認定言語聴覚士講習会への講師派遣について
標記に依頼に対して、森 浩一会員、富里周大会員を派遣することが報告された。
18. 2022 AAO-HNSF Annual Meeting symposiumへの参加と座長・演者の推薦について
標記の推薦依頼に対応して、「Recent research and therapeutic strategies for dysphagia」と「Innovative technology in Laryngology」の2つのシンポジウムを提案することが報告された。
19. AAO-HNSFのBulletin 2022 Content「Get to Know the OTOMTG22 International Guest of Honors」における日耳鼻紹介について
Invited countryとして日耳鼻の紹介資料を作成、提出したことが報告された。
20. 救急医療等における基盤整備のための情報項目等の標準化に関する依頼について
東北大学救急医学分野から、災害医療などの際に被災者となり得る方々から事前にどのような情報収集が必要かの問合せがあったことに対して、コミュニケーション機能(認知障害、聴覚障害、言語障害の情報を含む)、摂食嚥下機能、および人工臓器に関する情報(ペースメーカーなどのほか、耳鼻咽喉科領域では人工内耳、人工中耳、骨導インプラントなど)の項目・情報が必要であるとの回答をしたことの報告があった。
21. 日本専門医機構について
第3回2023年度専門医養成数に関する検討協議会全体会議【2月3日(木曜日)開催】において2023年の基本となるシーリング数については2022年と同様とすること、連携プログラム数への加算があること、および子育て世代支援加算による基本となるシーリング数の直しがあることを内容とする2023年度対応方針案等が報告された。
22. 専門医の取り消しについて
標記取り消しが1名あり(逝去1名)、令和4年2月25日現在、専門医数は8,400名であることが報告された。
23. 閉塞性睡眠時無呼吸症の植込み型治療デバイスの国内初症例実施に関するお知らせ(日本ライフライン)について
Inspire Medical Systems, Inc.製の閉塞性睡眠時無呼吸症の植込み型治療デバイス「Inspire Upper Airway Stimulation System」を用いた国内初症例が、本年2月4日に獨協医科大学病院で実施されたことの報告があった。
24. 当学会職員または会員を装った不審メールについて
当学会職員または会員を装った不審なメール(なりすましメール)が、2月8日頃から複数の会員に送信されていることが判明したため、差出人アドレスを確認し、不審なメールについては直ちに削除するよう注意喚起の一斉メールを会員に送信したことの報告があった。なお、日耳鼻事務局のパソコンの感染はなかったことも報告された。
第19回理事会(2022.3.18)より
1. 第37回日耳鼻秋季大会(北海道・東北ブロック)について
標記秋季大会について審議を行い、以下のとおり承認した。大会長:香取幸夫(東北大学教授)、副大会長:本間明宏(北海道大学教授)(兼務)プログラム委員長、副大会長:松原 篤(弘前大学教授)(兼務)実技講習委員長。なお、同大会は令和5年11月18日(土曜日)~19日(日曜日)にパシフィコ横浜で開催される。
2. 「楽天メディカル頭頸部がん克服デー」イベントの協賛について
楽天メディカル株式会社の創立5周年を記念して、令和4年5月25日にノエビアスタジアム神戸で開催される「楽天メディカル頭頸部がん克服デー」イベントの共催について審議し、これを承認した。
3. 日耳鼻研究奨励賞について
3月12日開催の企画会議で4名の受賞候補者のプレゼンテーションによる最終選考が行われ、以下の2名を受賞者として選考したことが報告され、これを承認した。津田 武会員(大阪大学)研究課題:好酸球性副鼻腔炎のpathogenic epithelial cellsの性状解析による病態解明と新規治療への応用。中川拓也会員(千葉大学)研究課題:染色体外DNAの空間的三次元構造解析に基づくHPV関連中咽頭癌新規治療戦略の構築
4. 頭頸部外科月間について
2021年に引き続き本年も7月1日から31日までの1か月を「頭頸部外科月間」として制定することから、各都道府県地方部会長、各報道機関、および日本頭頸部外科学会あてに協力依頼等を出すことについて審議し、これを承認した。
5. 「輝く耳鼻咽喉科女性賞2021」の候補者について
男女共同参画委員会にて推薦のあった11名の中から以下の候補者3名を選考し、企画会議において当該候補者3名が受賞候補者として決定されたことが報告され、審議の結果、これを承認した。川島佳代子会員(大阪はびきの医療センター)、新谷朋子会員(とも耳鼻科クリニック)、古川まどか会員(神奈川県立がんセンター)。
6. 海外の専門医資格の取り扱いについて
日本専門医機構からの標記アンケートについて審議し、海外の専門医資格を持った医師が機構専門医資格を取得できるような制度を検討することについては反対との回答をすることを承認した。
7. 第17回日耳鼻保険医療委員会全国協議会のお知らせと議題提出のお願いについて
標記について審議し、令和4年9月25日(日曜日)に開催すること、ならびに会場および開催方法については後日連絡することを承認した。
8. 新生児聴覚スクリーニング後の精密聴力検査機関リスト改定とホームページ掲載について
改定リストをホームページに掲載すること、ならびに新生児聴覚スクリーニング後聴力検査および6歳以下の難聴児に関する調査を行うことを審議し、これを承認した。
9. 会員の入退会について
新入会正会員2名を承認した。また、届け出退会正会員5名、届け出退会準会員1名、逝去退会正会員4名があった。これにより令和4年3月18日現在、正会員11,084名、名誉会員16名、準会員59名、在外会員3名、賛助会員9名の合計11,171名となった。
10. 令和3・4年度代議員(補欠選挙)に対する通知について
長野県地方部会における代議員補欠選挙の結果を受け、鬼頭良輔会員を代議員とする通知を行ったことが報告された。
11. フレイル・ロコモ克服のための医学会宣言について
日耳鼻をはじめ日本医学会連合加盟の57学会等が賛同・協力した「フレイル・ロコモ克服のための医学会宣言」が、本年4月1日に日本医学会連合から出されることが報告された。
12. 「日本医学会創立120周年記念事業」へのご協力依頼について
日本医学会から標記事業に際しての日耳鼻の連絡担当者の決定、日耳鼻役員のライブ配信へのアクセス等の協力依頼があり、連絡担当者として丹生副理事長を選出し、地方部会長、臨床医会会長、医育機関代表者に事業について周知することが報告された。
13. ヒトパピローマウイルス感染症に係る定期接種に関するリーフレットの改訂について
厚生労働省よりヒトパピローマウイルス感染症に係る定期接種に関するリーフレットの改訂について周知依頼があったことが報告された。
14. ホームページ掲載について
以下のホームページの掲載が報告された。(1)耳鼻咽喉科頭頸部外科領域のリハビリテーションの現状と課題 - 研修施設を対象とするアンケート調査の結果 -、(2) 耳鼻咽喉科月間特設ページ、(3)さまざまな疾患と向き合う耳鼻咽喉科・頭頸部外科、(4)第45回日耳鼻医事問題セミナーのお知らせ、(5)「まとめスペシャル 早めに気づいて中耳炎」(3月4日(金曜日)午後0:00~午後0:45、NHK Eテレチョイス@病気になったとき)
15. 会報4号(予稿集)から変更する会報表紙について
標記が決定されたことが報告された。
16. 専門医の取り消しについて
標記取り消しが2名あり(逝去2名)、令和4年3月28日現在、専門医数は8,398名であることが報告された。
17. 「ヒスタグロビン皮下注用」(KMバイオロジクス株式会社) の安定供給に関する報告について
標記製品について、安定供給に関する要望が認められ、薬価の改定が行われたことが報告された。
18. 第25回産業・環境保健講習会について
標記講習会を令和4年1月27日から2月26日の間、オンデマンドで開催し、定員200名に対し192名が講習を終了したとの報告があった。
19. 第47回全国身体障害者福祉医療講習会・第27回補聴器キーパーソン全国会議の開催方法の変更について
令和4年6月11日(土曜日)開催の標記会議については、開催方法を変更しハイブリッドで行うことの報告があった。
第20回理事会(2022.4.22)より
1. 第124回総会・学術講演会会告(第1次)について
標記について中川次期会長から、会期を変更し令和5年5月17日(水曜日)・18日(木曜日)・19日(金曜日)・20日(土曜日)とすること、会場を福岡国際会議場・福岡サンパレスとすることなどが説明され、審議の結果これを承認した。
2. 第127回総会・学術講演会の会長候補者について
村上理事長から、参与および代議員にアンケートを行った結果を踏まえて、副理事長と検討した結果、第127回総会・学術講演会の会長候補に東北大学香取幸夫会員を推したいとの説明があり、審議の結果これを承認した。
3. 2023年度専門医認定試験の委員長・副委員長および試験日程について
標記について審議を行い、以下の日程と担当者を承認した。日程: 2023年8月5日(土曜日)、6日(日曜日)。委員長: 塩谷彰浩(防衛医大)、副委員長 記述式:香取幸夫(東北大)、MCQ:兵頭政光(高知大)、小論文:本間明宏(北大)、面接試験:朝蔭孝宏(医科歯科大)。また、試験の開催方法について審議を行い、筆記試験および小論文試験は地方分散開催とし、面接はWebにより開催することを承認した。
4. JMA Journalへの海外Editorの紹介について
日本医師会からの標記紹介依頼について審議を行い、牧嶋知子会員を推薦することを承認した。
5. 地方部会規則の改正について(岡山県地方部会)
学会名改称等を含む標記について審議を行い、これを承認した。なお、日耳鼻の学会名改称に伴い地方部会名を変更するだけの地方部会規則改正については、定款施行細則第32条に基づき、理事会承認が不要であることを承認した。
6. 耳鼻咽喉科月間・頭頸部外科月間の優秀企画賞について
耳鼻咽喉科月間、頭頸部外科月間に各地方部会が実施した活動を評価・表彰することにより、啓発活動の向上と活性化を促すために、標記表彰制度を設けることについて審議し、これを承認した。
7. 耳鼻咽喉科月間・頭頸部外科月間の優秀企画賞について(日耳鼻ホームページへのメディア出演情報コーナーの設置について
耳鼻咽喉科頭頸部外科学会の活動や疾患等を一般の皆さんに正しく知ってもらうことに繋がるため、ホームページに日耳鼻のメディア出演情報を掲載することについて審議し、これを承認した。なお、掲載基準は、広報委員会にメディア対応依頼が来たもの、ならびに健康番組、各種ニュース番組および関連するウェブサイト等である。
8. Mexican Society of Otorhinolaryngology Head and Neck Surgeryからのthe. National Meeting(2023年4月30日~5月4日、メキシコ、カンクン)へのInvitation について
標記会議について審議し、丹生副理事長および欠畑理事の参加を決定した。
9. 診療ガイドライン等の評価について
標記について審議し、「頭頸部癌診療ガイドライン2022年版」の再評価については承認とすること、「扁桃病巣疾患診療の手引き」の評価については推薦とすることを、承認した。
10. 新専門医制度における耳鼻咽喉科専門医の更新基準の変更に関する会告について
新専門医制度における耳鼻咽喉科専門医の更新基準の変更に関する会告について令和4年3月18日付けの新たな更新基準(第五版)に関する会告について審議し、これを承認した。主な変更点は次のとおりである。・移行措置の終了した年度、および70歳の更新基準を削除、・日耳鼻総会および日耳鼻秋季大会(旧:専門医講習会)の出席回数を文中記載から表中記載へと記載箇所の変更、・専門医共通講習の区分、必修単位数の変更
11. 耳鼻咽喉科教育・育成功労賞2021について
耳鼻咽喉科専攻医数が多かった機関については、専攻医の卒業大学調査結果(2022年)に基づき第1次選考により上位4機関を選定し、耳鼻咽喉科専攻医への勧誘および専攻医育成のための優れた取り組みをしている施設については、応募のあった7件から第1次選考により2機関を選定し、次の機関ならびに会員を表彰することを承認した。
耳鼻咽喉科専攻医数が多かった機関:1位 新潟大学、1位 富山大学、1位 福井大学、1位 藤田医科大学。耳鼻咽喉科専攻医への勧誘および専攻医育成のために優れた取り組みをしている施設:1位 愛媛大学 羽藤直人会員、2位 大阪大学 猪原秀典会員。
12. 小児科医向けOAE解説文作成について
小児難聴の発見のためにOAEスクリーナーを利用する際の注意点をまとめた冊子をホームページに掲載すること、および関連診療科へ発信することを審議し、これを承認した。
13. 参与の推薦について(岡山県地方部会)
岡山県地方部会から推薦のあった西﨑和則会員について審議し、これを承認した。
14. 会員の入退会について
新入会正会員137名および新入会準会員2名を承認した。また、届出退会正会員34名、届出退会準会員2名、逝去退会正会員3名があった。これにより令和4年4月22日現在、正会員11,184名、名誉会員16名、準会員59名、在外会員3名、賛助会員9名の合計11,271名となった。
15. 代議員の資格喪失について
地方部会の異動に伴う佐藤宏昭代議員の資格喪失の報告があった。
16. 地方部会長の交代について(岩手県地方部会)
岩手県地方部会が志賀清人会員に交代したことが報告された。
17. HPVワクチンの積極的勧奨再開を目指す議員連盟第11回総会について
令和4年3月28日に標記総会が開催され、HPVと中咽頭がんとの関係、男性接種の必要性について丹生副理事長が講演を行ったことなどが報告された。
18. 曽田豊二記念財団からの助成(寄付)の決定通知書について
標記財団に申請していた助成金7,000,000円が決定されたこと、宿題報告、臨床講演、日耳鼻奨励賞への助成として使用する予定であることが報告された。
19. SNS、オウンドメディアサイトのアクセス解析について
インプレッション数が50万件、25万件を超えるものがあることや、リツイートや再生回数が多いものなど、アクセス解析の報告があった。
20. ホームページ掲載について
以下のホームページ掲載が報告された。(1)インターネット講習の実施手順、(2)日本医学会創立120周年記念事業~日本近代医学創成から120年とこれからの120年~、(3)日本頭頸部外科学会市民講座「みみ・はな・くち・のどの健康」(動画)、(4)「きこえを取り戻す人工内耳」(動画)、(5)耳鼻咽喉科月間特別対談「井上順と専門医が語る『加齢性難聴』」(動画)、(6)耳鼻咽喉科月間特別対談「川﨑麻世と専門医が語る『発声障害』」(動画)、(7)第47回全国身体障害者福祉医療講習会および第27回補聴器キーパーソン全国会議のハイブリッド開催について、(8)「医療における遺伝学的検査・診断に関するガイドライン」(2022年3月改訂)について、(9)きょうの健康(NHKEテレ1・東京)「見逃さないで!口と喉(のど)のがん」4月18日(月曜日)~20日(水曜日) 午後8時30分から45分、(10)新型コロナウイルス感染症による嗅覚・味覚障害について
21. 第19回嚥下障害講習会について
標記講習会が4月10日(日曜日)にWeb開催され、参加者は115名であったことなどが報告された。
22. 「医療における遺伝学的検査・診断に関するガイドライン」について
標記について、ホームページに掲載し周知を行ったことが報告された。
23. ANL国別投稿数と審査結果(2021年1月~12月受付)
標記について、投稿数1,089、アクセプト数104であったこと、国・地域別の投稿数などが報告された。
24. 日本専門医機構について
第4期第21回理事会(2/18開催)において、令和4年度予算では事業活動収入合計は約6億3,600万円、事業活動収支差額は約1億5,500万円の黒字の見込みであること、および日耳鼻などの社員からの借入金を返済することなどが報告された。
25. 専門医の取り消しについて
標記取り消しが8名あり(届出7名、逝去1名)、令和4年4月22日現在、専門医数が8,390名であることが報告された。
26. 令和4年診療報酬改定伝達会議について
標記講習会が3月21日(月曜日)にWeb開催され、参加者は228名であったことなどが報告された。
27. 医療技術提案書「内喉頭筋内注射(ボツリヌス毒素を用いた場合)」の緊急要望書の提出について
外保連から収載された、痙攣性発声障害に対するK388-3内喉頭筋内注入術(ボツリヌス毒素によるもの)が処置ではなく手術と分類されたため、診療所には実施できなくなったことから、厚生労働省に対して要望書を提出したことの報告があった。
28. 補装具費支給基準告示改定に向けた提案への回答について
昨年8月に厚生労働省に提案したことについて、3月31日に下記の回答があったことが報告された。(1)令和4年度改正で対応するもの:デジタル無線LAN を用いた補聴支援システムロジャー、(2)今後、調査研究等において、精査をすすめるもの:人工聴覚器体外装置固定用イヤーモールド、植込み型骨導補聴器BahaのBahaのサウンドアーク・Bahaヘッドバンドでの装用、(3)特例補装具として取扱うことが適当と考えられるもの:・WiFiおよびBluetoothを用いた聴覚支援システム、・軟骨伝導補聴器、(4)本手続きに該当しないもの:・人工聴覚器体外装置の破損交換費・複数台購入費
29. 新型コロナウイルス感染症の現状を踏まえた児童生徒等の耳鼻咽喉科健康診断実施に係る対応について(令和4年度)
文部科学省から発出された学校保健安全法に基づく児童生徒等の健康診断の実施についての事務連絡に基づき、学校健診における留意事項等を作成し、各地方部会およびホームページを通じて周知を図ったことが報告された。
30. 医療事故調査・支援センター2021年年報の周知依頼について
標記依頼に対して、ホームページに掲載して周知を図ることが報告された。
第21回理事会(2022.5.25)より
1. 第123回総会・学術講演会への医学生・臨床研修医の登録状況について
医学生65名、初期臨床研修医94名の参加登録があったとの報告があった。
2. 次期理事会への引き継ぎ事項について
次期理事会への引き継ぎ事項について審議を行い、これを承認した。
主な事項:
・学術講演会や秋季大会の在り方の検討
・専門医制度への対応
・研究の振興
・耳鼻咽喉科頭頸部外科の他科および関係諸機関への認知度向上
・関連する学会との連携強化
・日本臨床耳鼻咽喉科医会との連携
・災害、パンデミックなど緊急事態に対応した診療報酬体系構築への取り組み
・日耳鼻ビッグデータの一元化と活用
・日本リハビリテーション医学会、日本言語聴覚士協会、補聴器工業会・補聴器販売店協会との連携
・難聴対策推進議員連盟、HPVワクチンの積極的勧奨再開を目指す議員連盟との連携
・IFOS世界会議の誘致について
・男女共同参画の推進
3. 医会に新設するシニアドクターバンクについて
医会に新設するシニアドクターバンクについて審議を行い、日耳鼻会報等で周知することを承認した。
4. 広報について
①日耳鼻ホームページのリニューアルおよびSSL化について審議を行い、これを承認した。②2022年頭頸部外科月間ポスターについて審議を行い、これを承認した。
③2023年版学会カレンダーの標語について審議を行い、これを承認した。
④2022年耳鼻咽喉科月間(3月1日~3月31日)について
日耳鼻および各地方部会における実施内容が報告された。
5. 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会診療ガイドライン評価小委員会に関する内規の改定について
①学会名称変更に関連する改定、②パブリックコメントを外部評価とする字句の改定、③厚生労働省・AMED等の研究班報告に対する評価の追加を審議し、これを承認した。
6. 抗原検査キット使用時の鼻腔ぬぐい液採取図について
標記の採取説明図は、鼻腔底に沿う挿入方向ではなく鼻背に沿って入れる方向になっているため、改訂する必要があることについて審議し、学術委員会とも協力して改訂に向けて検討することが承認された。
7. 会員の入退会について
新入会正会員74名、再入会正会員1名を承認した。また、届出退会正会員7名、届出退会準会員2名、届出退会賛助会員1名、逝去退会正会員2名があった。これにより令和4年5月25日現在、正会員11,250名、名誉会員16名、準会員57名、在外会員3名、賛助会員8名の合計11,334名となった。
8. 令和4年度社会医療部全国会議の会場について
令和5年1月28日(土曜日)、29日(日曜日)に開催される標記の会場をTKPガーデンシティーPREMIUM品川、TKP品川カンファレンスセンター、および日耳鼻事務所とすることが報告された。
9. 第35回国際パピローマウイルス学会の開催に関する依頼について
2023年3月27から31日に開催される標記学会への協力依頼に対して、ホームページへのリンク設定などの対応をすることが報告された。
10. 2023年IFOS Dubaiでのシンポジウム開催について
2023年1月に開催されるIFOS Dubaiでシンポジウム「How can ENT doctors contribute to the super-aging society?」を開催することが報告された。
11. 専門医の取り消しについて
標記取り消しが2名あり(届出2名)、令和4年5月25日現在、専門医数が8,388名であることが報告された。