1.手術年齢 |
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A)
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適応年齢は原則1歳6カ月以上とする。年齢の上限は定めず、上記適応条件を満たした上で、症例によって適切な手術時期を決定する。 |
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B) |
髄膜炎後蝸牛閉塞など、1歳6カ月未満での手術を要する場合がある。 |
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C)
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言語習得期以後の失聴例では、補聴器の効果が十分でない高度難聴であることが確認された後には、獲得した言語を保持し失わないために早期に人工内耳を検討することが望ましい。 |
2.聴力、補聴効果と療育 |
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A) |
種々の聴力検査を用いても両耳とも平均聴力レベル90dB以上である場合。 |
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B)
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少なくとも6カ月以上にわたる最適な補聴と療育によっても両耳とも平均補聴レベルが話声レベルを超えず、補聴器のみでは音声言語の獲得が不十分と予想される場合。 |
3.禁忌 |
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中耳炎などの感染症の活動期 |
4.慎重な適応判断が必要なもの |
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A) |
画像診断で蝸牛に人工内耳が挿入できる部位が確認できない場合。 |
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B) |
反復性の急性中耳炎が存在する場合。 |
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C) |
制御困難な髄液の噴出が見込まれる場合など、高度な内耳奇形を伴う場合。 |
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D)
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重複障害および中枢性聴覚障害では慎重な判断が求められ、人工内耳による聴覚補償が有効であるとする予測がなければならない。 |
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