一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会

過去のお知らせ

耳鼻咽喉科診療における新型コロナウイルス感染症への対応について(第2版)

日本耳鼻咽喉科学会 会員 各位

 新型コロナウイルス(COVID-19)感染症が都市部を中心に急激に拡大してきました。3月17日に「耳鼻咽喉科診療における新型コロナウイルス感染の対応ガイド」を掲載しましたが、新型コロナウイルス感染において発熱や頭痛、咽頭痛、倦怠感以外に嗅覚や味覚障害が高頻度に生じていることが明らかになり、マスコミでも報道されています。このような状況を鑑み、第2版は嗅覚や味覚障害を主訴とする軽症者が耳鼻咽喉科を受診することを想定し、その対応を中心に改訂しました。また、武漢やイタリアなど新型コロナウイルス感染がオーバーシュートした諸外国から鼻副鼻腔手術や乳突削開術、気管切開術などの手術において医療スタッフが高率に感染することが報告され、耳鼻咽喉科手術に関するガイドも早急に作成して掲載する予定です。
 引き続き学会として、新型コロナウイルス感染症について会員の皆さんと知識、課題を共有し、 加えて、行政機関や感染症関連学会が発信している、新型コロナウイルス感染症への管理、治療の情報へのアクセスについても紹介してまいります。
 新型コロナウイルス感染症の拡大や終息について、未だ先が見えない現状ですが、会員の皆様におかれては、掲載する情報をご参考にしていただき、日常の診療を十分に進めていただけますようお願い申し上げます。

令和2年3月30日
一般社団法人 日本耳鼻咽喉科学会
理事長 森山 寛

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診療に関する医師向け情報(専用ページへ)

  • 耳鼻咽喉科診療における新型コロナウイルス感染の対応ガイド(会員向け) 第2版2020/3/31掲載
  • 耳鼻咽喉科外来における新型コロナウイルス感染症対策ガイド(要約プレート)(会員向け) 第2版2020/3/31掲載
  • 患者さんへのお願い【印刷用】(会員向け) 第2版2020/3/31掲載
  • 問診表【印刷用】(会員向け) 第2版2020/3/31掲載
2020年3月30日掲載