「学校のアレルギー疾患に対する取り組みガイドライン」改訂について

　2008年に出版された「学校のアレルギー疾患に対する取り組みガイドライン」（日本学校保健会作成）は、子どものアレルギー疾患について解説された冊子です。全国的に学校生活管理指導表（アレルギー疾患用）を用いた取り組みが普及し、アレルギー疾患のある子どもたちを取り巻く学校生活の環境も大きく改善しました。その後2014年に「アレルギー疾患対策基本法」が成立し、2017年には「アレルギー疾患対策の推進に関する基本的な指針」（厚生労働省）が策定されるなど国の対応が進むなかで、今般、作成から12年が経過したガイドラインが改訂されました。この改訂に伴い、学校生活管理指導表の様式も一部変更されています。またアレルギー性鼻炎の治療・学校生活上の留意点についても一部改訂されましたので、各都道府県地方部会長および学校保健委員会委員長におかれましては、各学校医への周知方、よろしくお願いいたします。
　なお、本ガイドラインは日本学校保健会ホームページから注文できます。またポータルサイトからの閲覧も可能です。

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社会医療部　学校保健委員会