3月を「耳鼻咽喉科月間」とし、
耳鼻咽喉科の病気や治療、
予防について
最新の情報をお届けします。

一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
理事長 村上 信五

 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会は、毎年3月を「耳鼻咽喉科月間」と定め、国民の皆様に耳・鼻・のどの病気についての啓発活動を行っております。まだ3月は花粉症が残っている季節ですが、皆さんは3月3日が「耳の日」ということをご存知でしたでしょうか。これはサンとサンでミミ、語呂合わせでもありますが、日本だけではなく、世界的にも3月3日は「耳の日」になっています。それは、耳の形が3に似ており、右(みぎ)、左(ひだり)にあるからです。
 それはさておきまして、耳鼻咽喉科の病気と言えば、皆様は何を思い浮かべますでしょうか。中耳炎や蓄膿症、そして扁桃炎などを思い浮かべると思いますが、それだけではありません。実は、めまいや顔の麻痺、顔面神経麻痺、いびき、睡眠時の無呼吸症、発声障害、嚥下障害なども耳鼻咽喉科医が専門に診療を行っております。そういった耳鼻咽喉科の領域に関わる情報を一般の皆様に広く知っていただくため、毎年3月を「耳鼻咽喉科月間」として、耳鼻咽喉科の病気や治療、予防について最新の情報をお届けして参ります。
 「耳鼻咽喉科月間」には日本各地で様々なイベントを企画しておりますので、是非、ご参加いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。