専門医資格取得までのロードマップと専門医の役割などを紹介します。
外科系も内科系もできるのが耳鼻咽喉科・頭頸部外科の魅力です。
外科系分野
- 中耳のマイクロ・内視鏡手術
- 喉頭のマイクロ・内視鏡手術
- 副鼻腔のナビゲーション下内視鏡手術
- 頭頸部腫瘍手術
- 音声・嚥下機能改善手術
- 人工臓器手術
- ロ腔・咽頭・唾液腺手術
- 甲状腺手術
- 頭蓋底・上縦隔手術など
内科系分野
- 難聴・耳鳴
- 顔面神経麻痺
- 花粉症などのアレルギー疾患
- 睡眠時無呼吸
- めまい・平衝障害
- 感染症
(中耳炎・扁桃炎・鼻炎・副鼻腔炎) - 味覚・嗅覚障害
- 音声障害・嚥下障害など
耳鼻咽喉科専門医の資格はなぜ必要なのか?
時代のニーズとして、専門医が求められています。
耳鼻咽喉科は、日本専門医機構の基本領域19診療科の一つです。
基本診療科専門医を経て、さらに頭頸部がん専門医などのサブスペシャルティヘ向かうことが可能です。
耳鼻咽喉科専門医は約8,700名、毎年約200名の新専門医が誕生します。
(平成28年3月現在)
基幹研修施設(全国約90施設)と連携施設(約600施設)が連携して耳鼻咽喉科専門医研修プログラムを準備しています。勤務先病院で連携施設の認定を受けるには耳鼻咽喉科専門研修指導医資格が必要です。
専門医資格取得までのロードマップ
- 基幹研修施設:主に大学病院など
- 連携施設I:基幹研修施設の分院など
- 連携施設II:手術件数の多い地域中核病院
- 連携施設III:プライマリーケアが多い地域中核病院
- 連携施設IV:他大学や特殊性の高い専門病院など

Last update: 2023年1月11日