頭頸部がんの診察には、まず問診、視診、触診を行います。そして内視鏡を使って内部組織の一部を採取し、顕微鏡でがん細胞の有無を調べる病理検査を行って、確定診断がなされます。がんであることが確定された場合、CT、MRI、超音波検査などの画像検査をして、がんの広がりや深さ、リンパ節への転移を調べます。
- 頭頸部がんの疑い
●自覚症状 ●他の病気で受けた診察の有無 ●上部消化器管内視鏡検査 - がんの部位、大きさ、広がり、硬さなどを調べる
視診、触診、喉頭鏡検査、喉頭ファイバースコープ等 - 頭頸部がんである確定診断
病理検査 - がんの広がり、深さ、転移の有無を調べる
CT、MRI、超音波等 - ステージの判定/治療方針の決定
中・下咽頭がんや食道がん等の重複がんの有無を調べる・・・上部消化器管内視鏡検査
「もっと知ってほしい頭頸部がんのこと2015年版」を参考に作成