一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会

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学会について

第5回理事会(2022. 11. 6)より

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1. 令和4年度上半期決算および業務監査について

 塩谷理事から上半期決算についての説明があり、審議の結果、これを承認した。
なお、上半期の日耳鼻内収入計が306,301,807円で令和4年度予算額比90%、支出計が177,858,444円、令和4年度予算額比42%であった。委員会等のWeb開催により、旅費交通費の支出が減少していた。明海監事から事前に実施した監査の結果、決算および業務内容は適正であるとの報告があった。

2. 第124回総会・学術講演会会告(第4次)について

 標記の案について中川尚志会長からプログラムの変更点について、以下の説明があり、審議の結果、プログラム変更を承認した。

3. 第125回総会・学術講演会宿題報告者および臨床講演者について

 標記について、宿題報告者として金沢大学の吉崎智一会員および新潟大学の堀井 新会員、ならびに臨床講演者として日本医科大学の大久保公裕会員および神奈川県立がんセンターの古川まどか会員の推薦があり、審議の上これを承認した。

4. 第37回日耳鼻秋季大会について

 令和5年11月18日(土)~19日(日)にパシフィコ横浜で開催予定の標記秋季大会について、香取次期大会長から以下の実行委員会を組織することが説明され、審議の結果、これを承認した。
大会長:香取幸夫会員(東北大学)
副大会長:
本間明宏会員(北海道大学)(兼務)プログラム委員長
松原 篤会員(弘前大学) (兼務)実技講習委員長
専攻医講習会委員長:山田武千代会員(秋田大学)
補聴器相談医講習会委員長:新谷朋子会員(北海道地方部会)
臨床医会セッション委員長:吉村 理会員(北海道地方部会)

5. 令和5年度社会医療部全国会議等の日程について

 標記について審議し、令和6年1月27日(土)、28日(日)に現地開催方式で行う方針を承認した。

6. 日本気管食道科学会推進臨床研究への協力のお願いについて

 標記について木村百合香氏が代表研究者である「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)における上気道狭窄の全国調査」について、学会間共同研究として耳鼻咽喉科専門研修施設にも調査依頼することについて審議を行い、これを承認した。

7. 第31回日本医学会総会分科会加盟学会展示パネルについて

 標記について「ビックデータ」をテーマとして医療DXワーキンググループと協力しながら作成中であることが報告され、審議の上これを承認した。

8. 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の病院医療に関する特別調査について

 標記について審議を行い、これを承認した。
なお、病院のデータを集めるため、①先ず基幹施設に依頼し、そこから関連施設に依頼を広げていくこと、②エクセルファイルに手術件数と検査件数を入力してGoogle Forms上で回答と併せてアップロードすること、③2022年12月に依頼、2023年1月末頃に締切り予定であること、等が説明された。

9. 日耳鼻ホームページへの補聴器情報の掲載について

 標記について、一般の方へ向けた啓発活動の一環としてコンテンツを制作中であること、日耳ホームページ内の「さまざまな疾患と向き合う耳鼻咽喉科・頭頸部外科」内の「意外と知らない身近な耳鼻咽喉科・頭頸部外科」に掲載予定であることについて審議し、これを承認した。

10. 日耳鼻・関連する学会へのアンケート調査実施について

 標記について審議を行い、2023年度はWeb参加に関するアンケート項目が増えたことやGoogle Forms上での回答となることなどの説明の後、これを承認した。

11. 診療ガイドライン等の評価について

 標記について、「線毛機能不全症候群の診療の手引き」の評価結果が報告され、審議の結果、再評価とすることを承認した。

12. 先端研究に関するアンケートについて

 「先端研究」に対するSeedsと意見を得るために、標記アンケートを実施することについて審議し、これを承認した。
なお、目的は下記であることが説明された。
・多くの公的競争的外部資金がAll Japan体制を前提としている。
・難病や希少疾患対策など喫緊の課題に学会として即応する必要がある。
・内閣府の動向を見ても医学・医療が国策として研究開発対象となっている。
・学会内の知的財産の社会還元に努めることが法人に求められている。
・with/afterコロナ時代における感覚器医学の進歩が国民レベルで求められている。
・予防法や新規医療機器ならびに新薬開発の可能性を求める。
・学会として近未来課題を抽出するシステムを持つ。

13. 耳鼻咽喉科頭頸部外科領域のCadaver Surgical Training(CST)に関するアンケート調査について

 標記について審議を行い、これを承認した。

14. 令和4年度保険医療委員会全国会議の開催について

 標記について令和5年1月28日(土)に現地とWebのハイブリッド方式で開催することについて審議を行い、これを承認した。
なお、現地開催場所はTKPガーデンシティPREMIUM品川であることが説明された。

15. 令和4年度産業・環境保健委員会全国会議委員長会議の開催について

 標記会議を令和5年1月28日(土)にTKPカンファレンスセンターで開催することについて審議を行い、これを承認した。

16. 令和4年度福祉医療・成人老年委員全国会議の開催について

 標記会議を令和5年1月28日(土)にTKP品川カンファレンスセンターで開催することについて審議を行い、これを承認した。

17. 第48回身体障害者福祉医療講習会・第28回補聴器キーパーソン全国会議のプログラムについて

 標記会議を令和5年6月10日(土)、11日(日)に甲府記念日ホテルで開催することについて審議を行い、これを承認した。

18. 令和4年度福祉医療・乳幼児担当者全国会議の開催について

 標記会議を令和5年1月29日(日)にTKPガーデンシティPREMIUM品川で開催することについて審議を行い、これを承認した。

19. 令和4年度医事問題委員会ワークショップおよび全国会議について

 標記会議を令和5年1月28日(土)にTKP品川カンファレンスセンターで開催することについて審議を行い、これを承認した。

20. 参与の推薦について(東京都地方部会)

 標記について泰地秀信会員の参与推薦があり、審議の結果、これを承認した。

21. 会員の入退会について

 新入会正会員1名を承認した。また、届出退会正会員14名、逝去退会正会員2名、および逝去名誉会員1名があった。これにより、令和4年11月6日現在、正会員11,228名、名誉会員15名、準会員53名、在外会員3名、賛助会員8名の合計11,307名となった。

22. 小児アレルギー反応鼻炎の舌下免疫療法について

 標記について、小児アレルギー性鼻炎に対する舌下免疫療法に積極的に関与するための指針を日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会に依頼したことが報告された。

23. 会費未納者の退会処分および会員権停止について

 令和3年度・4年度会費未納に伴う退会処分が正会員16名および準会員1名の計17名であること、ならびに令和4年度会費未納に伴う会員権停止処分が正会員116名、および在外会員1名の計117名であることが報告された。

24. 令和4年9月30日現在会員数について

 標記について、正会員11,257名、準会員54名、名誉会員16名、在外会員3名、賛助会員8名、合計11,338名であることが報告された。

25. 地方部会長の交代について(宮崎県地方部会)

 表記について、宮崎県地方部会長が高橋邦行会員に交代したことが報告された。

26. 学会・医会連携会議について

 標記について、第36回秋季大会中の11月6日(日)に開催されたこと、および議題として今後の耳鼻咽喉科医療に関する提言等が取り上げられたことが報告された。

27. 名誉会員の逝去について

 久 育男名誉会員の逝去が報告された。

28. 参与の逝去について

 飯田 宏参与、および丹羽英人参与の逝去が報告された。

29. サノフィ研究助成について

 標記について、32件の申請があり、10件採択されたことが報告された。

30. 楽天メディカル社との「リレーフォーライフ」「楽天オープン」での頭頸部がん啓発活動について

 標記について309名のアンケート結果が報告された。

31. ホームページ掲載について

 以下のホームページへの掲載が報告された。
(1)若手医師の現在 - Young Doctors On The Way -(動画)
(2)2022年頭頸部外科月間優秀企画賞の受賞者について
(3)第32回日本耳科学会 市民公開講座のお知らせ

32. IFOS Yokohama2026誘致活動について

 標記について日本を含め現在5カ国が誘致活動を行っていることが報告された。

33. 輝く耳鼻咽喉科女性賞2022の募集について

 標記について令和5年2月24日(金)まで募集することが報告された。

34. 専門医の取り消しについて

 標記取り消し4名(届出2名、逝去2名)があり、令和4年11月6日現在、専門医数は8,344名であることが報告された。

35. 濾紙ディスク法による味覚定量検査における試薬調整について

 村上理事長から、味覚検査テーストディスクの検査試薬(三和化学研究所)の製造販売中止に伴い、①他社による製造販売は可能か、②海外で普及、実施されている味覚検査試薬を今後、保険診療で用いることは可能か、について10月20日に厚生労働省に対し要望および質問した旨の報告があった。
また、厚労省では、緊急避難的な措置として、病院での調剤を認める通知文を発出予定であることが報告された。

36. WGからの報告

① 海外留学推進・支援WG
 留学者を支援するために1名当たり500万円を限度に2023年4月から1年以上の海外留学者若干名に対して支給する「耳鼻咽喉科・留学のススメ」事業について、海外留学を推進する趣旨、資金調達、採択者条件等について説明があり、審議の上これを承認した。
② HPV関連がんとHPVワクチンに関するWG
 「日本産科婦人科学会・日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会ジョイントセミナー―HPVワクチン、新たな視点でのがん予防―」が、令和4年年11月11日にメディアを対象として行われることが報告された。
③ 補聴器適正普及WG
 第1回補聴器適正普及に関する懇話会が、令和4年11月5日に開催されたことが報告された。

37. 寄付金について

 耳鼻咽喉科情報処理研究会から2,258,830円の寄付があり、奨学基金として受理したことが報告された。

2023年2月17日掲載
Last update: 2023年3月16日
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