一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会

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学会について

第17回理事会(2024. 1. 19)より

バックナンバー

1. 補欠代議員の選出について(北海道、兵庫県地方部会)

 標記について審議を行い、原渕保明会員(北海道)および篠原尚吾会員(兵庫県)の代議員辞任に伴う補欠選挙を行うことを承認した。

2. 第125回総会・学術講演会について

 標記について審議を行い、これを承認した。また、現時点で一般演題600演題以上、国際セッション約130演題の登録があったことが報告された。

3. オンライン診療に関する検討会議(日本医学会連合診療ガイドライン検討委員会)について

 令和5年12月25日開催のオンライン診療に関する検討会議の報告の後、優先度の高い研究課題として、下記の2つの検査を日本医学会連合に提案することを承認した。

  • オンラインめまい検査
  • オンライン聴力検査

4. 日韓、日台耳鼻咽喉科学会への財政支援について

 標記について審議を行い、日耳鼻から300万円の財政支援を行うことを承認した。

5. HPVワクチンの男性に対する定期接種化に関する要望書について

 予防接種推進専門協議会が厚生労働省に提出する標記要望書について審議し、参加学術団体として賛同することを承認した。

6. 人工内耳スピーチプロセッサのアップグレードについて

 標記について審議を行い、これを承認した。概要は以下のとおり。

  • 対象:音声言語をコミュニケーション手段とし、人工内耳を継続的に装用している18歳未満の小児および18歳以上の成人で、現在使用しているスピーチプロッサの機種(旧機種)で静寂下、CI2004を用いた単語検査の明瞭度が80%以下の患者。
  • 装用期間:同一のスピーチプロセッサを継続的に装用してから5年以上が経過。
  • 処方基準:音場でCI2004を用いた単語検査を用いて、新旧のスピーチプロセッサの比較試験を行う。静寂下、65dBSPLの刺激音を1m離れたスピーカで提示した時の旧機種の単語検査の明瞭度が80%以下のものが、新機種の装用で8ポイント以上の正答率の改善が得られた場合。
  • 診療録への記載必須項目:旧機種名と使用開始日、新機種名、旧機種と新機種の語音聴取の検査結果

7. 地方部会規則の改正について(岡山県地方部会)

 標記について審議を行い、これを承認した。

8. 2024 AAO-HNSF Annual MeetingでのInternational Symposiumへの参加と座長・演者の推薦について

 標記について審議を行い、「Cutting edge in head and neck oncology」のテーマで、平野滋会員、吉本世一会員、朝蔭孝宏会員の推薦を承認した。

9. 2024年男女共同キャリア支援懇談会について

 標記について審議を行い、第125回総会・学術講演会会期中の令和6年5月18日(土)12:00から開催することを承認した。なお、本懇談会において、日本医師会の講演や「子育て支援賞」受賞者講演等を行うことが説明された。

10. 指定難病の診断基準・重症度分類改正提案について

 厚労科研難治性疾患政策研究事業における「難治性血管腫・脈管奇形・血管奇形・リンパ奇形(リンパ管腫)・リンパ管腫症および関連疾患」の診断基準および重症度分類に対する意見の提出について審議を行い、研究班に対して9項目の指摘を行うことを承認した。

11. 「良質かつ適切なゲノム医療を国⺠が安⼼して受けられるようにするための施策の総合的かつ計画的な推進に関する法律」に関する提⾔について

 日本医学会および日本医学会連合の提言について審議を行い、4項目の意見を提出することを承認した。

12. 専門医認定試験の受験資格について(日耳鼻会員歴)

 標記について審議を行い、「引き続き3年以上日耳鼻正会員である者」を「通算3年以上日耳鼻正会員である者」に改訂することを承認した。

13. 専門研修プログラムの中断申請および専門医資格回復申請について

 標記について審議を行い、それぞれの申請を承認した。

14. 検査に関する実技講習の試験運用について

 標記について審議を行い、2024年度から試験運用することを承認した。

15.福祉医療サマーセミナーの会告について

 標記について審議を行い、これを承認した。概要は以下のとおり。
 ・日時:令和6年6月15日(土曜日)16:00〜17:00
       第29回補聴器キーパーソン全国会議(対象:補聴器キーパーソン)
     令和6年6月16日(日曜日)8:50〜15:15
       福祉医療サマーセミナー
 ・場所:昭和大学 上條記念館
 ・会費:18,000円
 ・定員:150名(現地)およびWeb (on demand) 開催

16.参与の推薦について(北海道地方部会)

 原渕保明会員(北海道地方部会)について、参与の推薦があり、これを承認した。

17.会員の入退会について

 新入会準会員1名を承認した。届出退会正会員22 名、および逝去退会正会員9名があった。これにより、令和6年1月19日現在、正会員11,170名、名誉会員17名、準会員59名、在外会員5名、賛助会員7名の合計11,258名となった。

18.令和6年能登半島地震について

 標記について、村上理事長からホームページにお見舞いを掲載したこと、ならびに石川県地方部会長である吉崎智一理事から日耳鼻会員は全員無事であること、避難地区では通常診療は行わず災害対応をしていること、地方部会としては現状把握に努めていることなどが報告された。また、日耳鼻から石川県地方部会に義援金100万円を贈ることも報告された。

19.テクノエイド主催「2024年福祉用具関係者新年交流会」について

 令和6年1月10日に開催された標記交流会について、村上信五理事長、石川浩太郎会員が参加したこと、ならびに関係団体報告および厚生労働省等による行政報告があったことが報告された。

20.日本学術会議感覚器分科会について

 標記について、山岨達也会員、松本 有会員が連携会員として選出され、感覚器分科会の委員となることが報告された。

21.ホームページ掲載について

 標記について、以下の掲載が報告された。
(1)「子育て支援賞」新設のお知らせ
(2)「原因判明!声のかすれ」(チョイス@病気になったとき、NHKEテレ1・東京)放送のお知らせ
(3)「日耳鼻・村上理事長に聞く 啓発活動の意味と意義、社会に対する学会の役割」(メディカルノートNEWS&JOURNAL)掲載のお知らせ
(4) 日耳鼻公式YouTubeチャンネル掲載動画紹介チラシ
(5)「健求者―こだわりの元気食(テレビ朝日)」放送のお知らせ
(6) 令和6年能登半島地震で被災された皆さまへ
(7) 耳鼻咽喉科頭頸部外科医療の未来プラン(会員マイページ)

22.The 16th Asia Oceania ORL-HNS Congressの2023年度JNTO国際会議誘致・開催貢献賞(誘致の部)受賞について

 標記について、誘致の部の受賞会議として選出され、令和6年2月15日に表彰式が予定されていることが報告された。

23.先端研究に関する研究実用化相談について

 標記について、以下の現状が報告された。
(1) 国際医療福祉大の加齢性声帯萎縮症に関する臨床試験
(2) 北野病院リテインパ適応拡大

24.専門医の取り消しについて

 標記取り消し9名(届出5名、逝去4名)があり、令和6年1月19日現在、専門医数は8,741名であることが報告された。

25.新たに開発されたワクチンの国内における利活用に関する要望について

 日耳鼻も参加している予防接種推進専門協議会から、標記要望書が厚生労働省に提出されたことが報告された。

26.騒音性難聴担当医アンケートについて

 令和5年11月に行った騒音性難聴担当医の活動状況および会員の認知度に関する標記アンケートについて、結果が報告された。

27.耳鼻咽喉科診療に関するアンケートについて

 令和5年7月に行った標記アンケートについて、結果が報告された。

28.花粉症重症化ゼロ作戦メディアセミナーについて

 近未来の耳鼻咽喉科医療の在り方WGから、令和6年1月12日にメディアを対象とした標記セミナーが開催され、約50社が参加したことが報告された。また、ロゴマークを企業が活用できる仕組みの検討や今後ホームページで啓発活動を行うことなどが報告された。

2024年4月26日掲載
Last update: 2024年4月26日New
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