1. 令和6年度定時社員総会の進行などについて
標記について審議を行い、進行、決議事項、報告事項等を確認した。
・日時:令和6年5月15 日(水) 13時~16時30分
・場所:大阪市 大阪国際会議場 10F 1001~1003
2. 次期理事会への引継ぎ事項について
標記について審議を行い、一部追加の上、これを承認した。
3. ACジャパン「難聴啓発特命プロジェクト」について
キャンペーン開始に向けたマニュアル作成について審議を行い、これを承認した。なお、同マニュアルは会報6号に同封する計画である。
4. 耳鼻咽喉科学用語解説集の日耳鼻ホームページ掲載について
標記について審議を行い、これを承認した。概要は次のとおり。
・用語3000、略語600の検索機能あり
5. 診療ガイドライン等の評価について
標記について、産業・環境保健委員会から依頼のあった聴覚管理マニュアル5.2版についての評価について審議を行い、公認することを承認した。なお、学術委員からの修正意見について、必要に応じて修正を行うよう付記した。
6. 検査に関する実技講習の申請について(日本めまい平衡医学会医師講習会)
標記について審議を行い、これを承認した。
・日時:現地 2024年6 月20 日(木)~ 6月22日(土)
Web(オンデマンド配信期間)6月20日(木)~ 6月30日(日)
・場所:聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 3 階講堂
・定員:100 名程度(先着順)
7. 会員の入退会について
新入会正会員35名を承認した。届出退会正会員5名、および逝去退会正会員1名があった。これにより、令和6年5月15日現在、正会員11,287名、名誉会員17名、準会員59名、在外会員5名、賛助会員7名の合計11,375名となった。
8. 学会・医会連携会議について
標記について、下記により開催されることが報告された。なお、今回は学会、臨床医会ともに理事長、会長が交代するため、今期メンバーも出席し、引継ぎや会議の進め方について意見交換する予定である旨、説明があった。
・日時:令和6年5月16日(木) 16時~16時30分
・場所:大阪国際会議場 役員控室
9. 高齢者の難聴や嚥下障害が介護者に与える影響の実態調査」の中間報告について(日耳鼻オールジャパンプロジェクト検討会)
標記について、2024年5月10日の時点で751施設から回答があり、その中間報告概要が報告された。耳鼻咽喉科医のニーズは高いことが示され、今後の難聴や嚥下障害対策に対する立案の基礎データとすることも合わせて報告された。
- 「難聴について相談できる耳鼻咽喉科医がいない」が66%
- 「難聴について耳鼻咽喉科医に相談したことが無い」が84%
- 「入所者が持ってきているものでは補聴器が多い」が53%
- 担当入所者割合で難聴が2~3割、認知症が8~9割と思われる。「難聴かつ認知症」が2~3割、「両者の区別がつかない」が0~3割。
- 「食事に問題がある入所者がいる」が83%(介助、誤嚥、食事調整が課題)
- 「誤嚥をしているかどうかが一番心配」が35%
- 「内視鏡検査について説明を受けたい」が40%、「訪問での診療や指導が必要」が46%
- 結論と課題として、耳鼻咽喉科医のニーズは大きく、どのように介入するかが課題。
10. ホームページ掲載について
標記について、以下の掲載が報告された。
(1) 日本癌治療学会より「小児・AYA世代がん患者等の妊孕性温存に関する診療ガイドライン 2024年版」(仮称)パブリックコメントご協力のお願い
(2) 耳鼻咽喉科月間 特別対談「宇崎竜童と専門医が語る『難聴』」予告編動画の日耳鼻公式YouTubeチャンネル公開のお知らせ
11. 7th Congress of European ORL-HNS(2024年6月15~19日、ダブリン)のGeneral AssemblyおよびSociety Members Advisory Board meetingへの出席について
標記について、3つの会議、2つのシンポジウム、1つのインストラクションコースに参加予定であることが報告された。
12. 専門医の取り消しについて
標記について、取り消し1名(届出1名)で、令和6年5月15日現在、専門医数は8,723名であることが報告された。
13. 沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)の早期定期接種化に関する要望書について
標記について、関連する27の学術団体と連名で厚労省へ要望書を提出することが報告された。