一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会

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学会について

第6回理事会(2022. 12. 16)より

バックナンバー

1. 第124回総会・学術講演会会告(第4次)について

 中川尚志会長から標記についての変更、追加等などの説明のもと審議を行い、これを承認した。なお、海外招待講演の所属表記に関して英語で統一することとした。

2. 「耳鼻咽喉科・留学のススメ」事業および宿題報告等への支援について

 標記事業について審議を行い、留学支援金はグラントの有無や留学先での待遇等を総合的に勘案して一人当たり500万円を限度に付与すること、また採択者条件から「グラントの有無は問わない。」の文言を削除すること等を承認した。
 また、宿題報告については、総会・学術講演会の予算の中で対応することが承認された。そのため、定款施行細則第24条第3項の宿題報告者には奨学金を贈呈する旨の規定を変更し、来年5月の定時社員総会に諮ることが確認された。

3. 7学会合同感染症治療・創薬促進検討委員会への参加について

 日本化学療法学会、日本感染症学会、日本臨床微生物学会、日本環境感染学会、日本細菌学会、日本薬学会、および日本獣医学会の7学会で構成され、医学的観点から感染症治療・創薬促進について検討している標記委員会への参加について審議し、日耳鼻として保富宗城会員を窓口に参加していくことを承認した。
 また、厚生労働大臣あての「耳鼻咽喉科頭頸部外科領域における新規抗菌薬の開発に関する要望書」について、標記検討委員会へ協力依頼することを承認した。

4. 第31回日本医学会総会分科会加盟学会展示パネルについて

 ビッグデータをテーマとした標記パネルについて審議を行い、一部修正のうえ提出することを承認した。                         

5. 日耳鼻ホームページの各委員会が作成したページに関する問合せ対応について

 標記について現状では迅速な対応が困難であることが説明され、審議を行い、今後は広報委員会に一任していくことを承認した。

6. 難聴、補聴器、人工内耳に関するメディアセミナーの開催について

 標記について審議を行い、これを承認した。概要は以下のとおりである。
・日時:2023年2月10日(金) 午後3~5時(開場:午後2時30分)
・場所:オーストラリア大使館内Waratah Hall(東京都港区三田)
・プレゼンター:村上信五、内田育恵、欠畑誠治、柘植勇人、羽藤直人、狩野拓也

7. 日耳鼻ホームページのリニューアルおよびSSL化について

 標記について進捗状況と2023年2月頃に公開予定であることが報告され、審議を行い、これを承認した。概要は以下のとおりである。
・日耳鼻のカラーである青と緑を基調とした。
・会員用ページで重要なお知らせが赤字で表示される。
・Pick Upコンテンツが横スクロールになる。
・セキュリティについて更に配慮された。                          

8. 第60回日本リハビリテーション医学会学術集会合同企画について

 標記について審議を行い、以下の内容を承認した。
・会期:2023年6月29日(木)~7月2日(日)
・会場:福岡国際会議場、福岡サンパレス、福岡国際センター                     

9. 2023 AAO-HNSF Annual Meeting symposiumへの参加と座長・演者の推薦について

 2023年9月30日(土)から10月4日(水)まで開催されるAAO-HNSのinternational symposiumについて審議を行い、国際委員会に一任することを承認した。                        

10. 調査データの二次利用に関する基準作成について

 標記ついて審議を行い、 個人情報を含む各種調査データの二次利用に関しての基準作成を倫理委員会で行っていくことを承認した。

11. 診療ガイドライン等の評価について

 「顔面神経麻痺診療ガイドライン2023年版」の評価結果について審議を行い、これを承認した。

12. 追加の必修講習5項目の日耳鼻e-learningへの提供について

 標記について下記説明が行われ、会員マイページのe-learningページに追加することについて審議を行い、これを承認した。
・専門医番号30001~の会員は、多様な地域における診療実績が認定された場合を除き、専門医共通講習の必修区分が5項目増えた(医療制度と法律;地域医療;医療福祉制度;医療経済(保険医療等);両立支援)

13. 厚生労働省大臣からの令和5年度専門研修の実施に関する要請について

 標記要請について下記の説明があり、その回答内容について審議を行い、これを承認した。
・必要な場合には、基幹施設や連携施設より指導医を派遣し、専攻医が適切な研修を受けられる機会を確保する。
・専攻医が、出産、育児、介護等の合理的理由で休業・離職を選択せざるを得ない場合であっても、その後、研修に復帰し所定の課程を経て専門医の取得ができるよう、必要な体制整備を行うとともに、具体的な手順について丁寧に周知を行う。

14. カリキュラム制整備基準について

 標記の修正について審議を行い、カリキュラム制による研修制度の対象となる医師から「他科基本領域の専門研修を修了してから耳鼻咽喉科領域の専門研修を開始・再開する者」を削除することを承認した。

15. 卒前・卒後教育委員会委員の追加について

 標記について審議を行い、委員の専門領域に偏りが生じていることが説明され、鼻科学領域を専門とする鈴木正宣会員を委員とすることを承認した。              

16. 濾紙ディスク販売中止から今日までの経過と会員への周知文について

 標記について、厚労省からの回答をもとにした会員への周知文の内容について審議を行い、これを承認した。

17. 唾液分泌検査保険収載に関する内保連申請について

 標記について、日本リウマチ学会が標記案件につき本学会に協力依頼があったことが報告され、審議を行い、日耳鼻も共同提案学会となることを承認した。

18. 補聴器相談医制度改定に関するアンケート調査のお願い

 補聴器相談医の委嘱や更新の手続き、各地方部会での委嘱や更新のための講習会実施などで、問題や変化が生じていることが説明された。その後、標記についてアンケート内容に関する審議を行い、これを承認した。

19. 小児難聴相談医検討WGの立ち上げと委員の推薦について

 標記について審議を行い、これを承認した。主な内容は以下のとおりである。
・乳幼児委員会、日本聴覚医学会、日本耳科学会、日本小児耳鼻咽喉科学会からそれぞれ2名ずつとする。
・アドバイザーを山岨達也会員(日耳鼻乳幼児委員会担当理事)、麻生伸会員(臨床耳鼻咽喉科医会担当理事)、中川尚志会員(日耳鼻乳幼児委員会アドバイザー)とする。

20. 専門医試験の受験資格としての検査講習会参加について

 標記について、過去3年間の関連する各学会での検査に関する講習会の参加状況、空き状況などを検討した結果、毎年250人程度の専攻医の講習会受講が可能であることが判明した。

21. 会員の入退会について

 新入会正会員1名を承認した。また、届出退会正会員11名、逝去正会員9名があった。これにより、令和4年12月16日現在、正会員11,210名、名誉会員15名、準会員53名、在外会員3名、賛助会員8名の合計11,289名となった。                           

22. 令和4年度社会医療部全国会議について

 標記について、COVID-19の流行状況をふまえ、会議の実情によりハイブリッド開催にすることを審議し、これを承認した。

23. 代議員定数について

 標記について、令和5・6年度は令和3・4年度と比較して定数2名増員の総数304名であることが報告された。

24. 第123回総会・学術講演会について

 標記について、報告があった。概要は以下のとおりである。
・有料参加人数:5,944名、単位付与延べ人数:47,511名

25. 第36回日耳鼻秋季大会について

 標記について、12月9日時点における報告があった。概要は以下のとおりである。
・参加登録者数:3,932名
・現地来場者数:1,127名
・オンライン参加者数:2,604名
・ライブ配信へのアクセス者数2日間全体:581名
・オンデマンド配信へのアクセス者数(11月28日~12月9日まで):2,206名

26. 医師のセカンドキャリアと地域医療を支えるネットワーク事業について

 令和4年12月16日に元日本医師会常任理事の内田健夫氏の来訪があり、「定年を迎える医師や転職を考える医師に向けて、医師不足地域における多様なセカンドキャリアを提案し、地域医療へ貢献する構想を描く」という標記事業概要説明の後、協力依頼があった旨、堀井新理事から説明があった。また、対応については、今後検討していくことになった。

27. 日本歯科医師会主催「第4回嚥下機能評価研修会―嚥下内視鏡検査実習―」 開催に係る協力依頼について

 標記について、継続して協力していく旨が報告された。概要は以下のとおりである。
・開催日時:2023年3月12日(日) 9~17時
・開催場所:国立国際医療研究センター病院                    

28. 参与の逝去

 鳥居浩参与の逝去が報告された。                      

29. 疾患認知度Twitterアンケート結果について

 標記について報告があった。概要は以下のとおりである。
・回答者は約1万人
・回答者は非医療従事者が60.8%
・認知度は舌癌73.6%、甲状腺癌52.0%、顔面神経麻痺52.1%、めまい90.8%、首のしこり51.6%、飲みにくい91.7%、味覚障害81.3%、喉頭癌95.2%。
・全体の傾向は2021年と同様であった。
・顔面神経麻痺・舌癌の認知度は向上していた。
・甲状腺癌、首のしこりはさらなる認知度上昇が期待される結果であった。

30. ホームページ掲載について

 標記について、下記報告された。
(1) Asia Oceania ORL-HNS 2023 Brisbaneへの参加について
(2) 「40代から急増!めまいSP」11月16日(水) 午前8時15分から午前9時55分、
  「あさイチ(NHK総合1・東京)」放送のお知らせ
(3) ENGAGE-TF×UJA留学のすゝめ2022@第31回国際喘息学会日本・北アジア部会
(4) 海外日本人研究者ネットワーク論文賞(UJA論文賞 免疫アレルギー分野)募集
(5) CORLAS2023
(6) 一般社団法人遺伝性血管性浮腫(HAE)診断コンソーシアムからのお知らせ

31. IFOS Yokohama2026誘致活動について

 標記について、2023年1月18日にドバイ総領事館で行うJapan Night for IFOS Yokohama2026の開催について報告された。

32. 日耳鼻用語解説集について

 標記について、今後のスケジュール、各関連する学会に改定作業を依頼していること、および冊子体ではなくWEBで閲覧できるように進めていること等が報告された。

33. 専門医の取り消しについて

 標記取り消し12名(届出4名、逝去8名)があり、令和4年12月16日現在、専門医数は8,562名であることが報告された。なお、2022年度新規専門医登録者は230名である。

34. 令和4年度保険医療委員会全国会議の開催について

 標記について報告された。概要は以下のとおりである。
日時:2023年1月28日(土) 17時~20時
場所:@TKPガーデンシティPREMIUM品川ホール6A
   ハイブリッド開催

35. 濾紙ディスク法による味覚定量検査における試薬調整について

 標記について、2022年現在供給停止となっている三和化学研究所(株)製造の味覚検査用試薬テーストディスクに関しての試薬調製について報告された。

36. 産婦人科・耳鼻咽喉科頭頸部外科ジョイントセミナーについて

 丹生健一副理事長から、令和4年11月11日(金)に、HPVワクチンに関して日本産科婦人科学会と共同で標記メディア向けセミナーを開催したこと、およびHPVワクチンに関するオウンドメディアサイトを今後作成していくことが報告された。

2023年3月16日掲載
Last update: 2023年3月29日
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