一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会

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学会について

第12回理事会(2023. 6. 30)より

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1. 第125回総会・学術講演会会告(第2次)について

 国際セッションに関して審議され、基本的に開催する方向となり、会長が国際委員会、学術委員会と協議しながら、目的、方法、規模等を検討することとなった。
 なお、一般演題申し込み期限は令和5(2023)年12月14日(木)とされた。

2. 2024年度専門医認定試験委員の委嘱について

 標記について審議を行い、これを承認した。来年度からMCQ連問とMCQ単問に分かれることとなった。

3. 人工内耳スピーチプロセッサのアップグレードについて(日本耳科学会)

 標記について国内外の現状が呈示され、日本耳科学会から提言として提出されたことが報告された。日耳鼻も本提言に関してサポートしていくことが承認された。

4. ACジャパンによる加齢性難聴と聴覚補償機器(補聴器ならびに人工内耳)の広告について

 標記について、日本コクレア社からの助成金を含めた現時点での概要が示された。具体的な実施内容等については、7月12日に予定されているACジャパンとの打合せを踏まえ、検討することとなった。

5. 耳鼻咽喉科頭頸部外科領域のリハビリテーション医学・医療テキストの専攻医への配付について

 標記について審議し、標記テキストを専攻医全員に対して無償で配付すること、テキスト代は奥田稔研究・教育・育成基金から支出することを承認した。

6. 特別支援学校の「子どものための指定福祉避難所」施設整備と指定・公示促進のお願い(日本小児神経学会)について

 標記について審議を行い、特別支援学校を通学児童生徒を優先した指定福祉避難所として活用するために、日本小児神経学会が計画している国への要望書提出について、賛同することを承認した。

7. YouTube利用指針について

 標記について審議を行い、以下を内容とする日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会YouTube (JibiU)利用指針を承認した。
 ・JibiU に掲載するための動画作成ガイドラインの4指針
    プライバシーの保護、第三者の権利尊重、透明性の担保、関連法令の遵守
 ・JibiUで公開する動画についての8規則

8. 頭頸部外科月間対談企画について

 標記について審議を行い、楽天メディカル代表取締役社長である三木谷浩史氏と丹生健一会員との対談を承認した。             

9. 頭頸部外科に関する一般の方へのWeb調査について

 標記について、メディカルノート社で200名を対象としたアンケート結果が実施され、2021年との比較が報告された。また、同時期にTwitterを使用したアンケートが実施され、約1万人から回答を得たことが報告された。上顎がん、舌がん、唾液腺がん、甲状腺がん、めまい、顔面神経麻痺、首のしこりなどが耳鼻咽喉科疾患として認知されている割合が低い結果であった。
 なお、本調査は再現性が証明されたことから、5年後に行うことが承認された。            

10. 第19回日韓耳鼻咽喉科・頭頸部外科学会keynote speakerの推薦について

 標記について審議を行い、以下を承認した。また、日韓および日台の学会については、今後日耳鼻の国際委員会を窓口として連絡を行うことも承認された。
 耳 科:工  穣会員(信州大学)
 鼻 科:坂本達則会員(島根大学)
 頭頸部:本間明宏会員(北海道大学)

11. 「学術集会への演題応募における倫理的手続きに関する指針」の変更について

 標記について審議を行い、日本医学会連合研究倫理委員会の「学術集会への演題応募における倫理的手続きに関する指針」に準ずることを承認した。

12. 「VHL病診療の手引き」の承認依頼について

 標記について審議を行い、VHL病難病研究班から依頼のあった標記手引き(2023年度版)を承認した。

13. 2023年度専門医認定試験の申請受理の審査について

 標記について審議を行い、これを承認した。300名の申請があり、6名が審査の結果受理不可となり、結果294名受験となったことが説明された。

14. 2022年度専門医認定更新の審査について

 標記について審議を行い、これを承認した。2022年度更新辞退者が28名で、70歳から74歳の割合が最も高いことが説明された。

15.第18回日耳鼻保険医療委員会全国協議会の開催について

 標記について審議を行い、以下のとおり承認した。
日時:令和5年9月24日(日) 10時~13時
場所:TKP品川カンファレンスセンター(ハイブリッド開催は行わない)

16.第26回産業・環境保健講習会について

 標記について審議を行い、以下のとおり承認した。
対象:日耳鼻専門医あるいは将来専門医を取得予定の学会員
日時:令和6年1月25日(木) 9時30分~17時10分
                    1月26日(金) 9時30分~17時
会場:AP浜松町
人数:60名

17.学会ホームページへの補聴器相談医名簿の掲載について

 標記について審議を行い、これを承認した。

18.医療事故に関するアンケート調査および同調査のWeb システム化について

 標記について審議を行い、これを承認した。なお、Web システム化については、有限会社トリプルアイに委託することとなった。

19.地域医療委員会における調査について

 「災害医療アンケート調査-その後の対応」、「耳鼻咽喉科救急体制アンケート令和5年」、および「耳鼻咽喉科診療に関するアンケート」の実施について審議を行い、これを承認した。

20.専門医認定の条件における検査に関する実技講習の受講の必修化について

 専攻医教育WGから提案のあった標記について審議を行い、2025年度研修開始の専攻医から検査に関する実技講習を研修期間中に1回以上受講することを承認した。

21.子育て支援賞(仮称)の新設について

 働き方改革に関するWGが行ったアンケート結果に基づき、子育て支援賞を新設したいとの提案があり、次回理事会で具体案について審議することとなった。

22.「花粉症重症化ゼロ作戦」メディア向けセミナーについて

 近未来の耳鼻咽喉科医療の在り方WGから提案のあった標記について審議を行い、以下のとおり実施することを承認した。
日時:令和6年1月12日(金)
場所:日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会事務局大会議室
演者:川島佳代子会員(大阪はびきの医療センター)、
         岡野光博会員(国際医療福祉大学)、
         大久保公裕会員(日本医科大学)

23.耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域における在宅医療に関するアンケートの実施について

 耳鼻咽喉科医療DX WGから提案のあった耳鼻咽喉科医以外の在宅医および在宅医療現場の看護師向けの標記アンケートの実施について審議を行い、これを承認した。

24.病院・診療所におけるヘッドホン・イヤホン難聴患者の診療状況調査および医師の意識調査について

 ヘッドホン・イヤホン難聴対策WGから提案のあった標記のアンケート調査内容について審議を行い、これを承認した。

25.参与の推薦について

 原  晃会員(茨城県地方部会)、小森 貴会員(石川県地方部会)、および福興和正会員(福岡県地方部会)について、参与の推薦があり、これを承認した。

26.会員の入退会について

 新入会正会員44名、新入会準会員3名を承認した。また、届出退会正会員14名、逝去退会正会員4名を承認した。これにより、令和5年6月30日現在、正会員11,284名、名誉会員18名、準会員59名、在外会員4名、賛助会員8名の合計11,373名となった。

27.耳鼻咽喉科学用語解説集について

 オーラルフレイル、およびヒアリングフレイルの2語を標記用語解説集に掲載する方針であることが兵頭政光理事から説明され、日本口腔・咽頭科学会、日本聴覚医学会に解説文等の作成を依頼することとなった。

28.令和5・6年度代議員(補欠選挙)に対する通知について

 熊本県地方部会における代議員補欠選挙の結果を受け、増田聖子会員を代議員とする通知を行ったことが報告された。

29.6月6日「きこえの健康チェック」開催について

 難聴対策推進議員連盟主催で開催された標記について、臨床耳鼻咽喉科医会、言語聴覚士協会、補聴器業界3団体、およびテクノエイド協会等と協力して参加したこと、ならびに大変好評であったことが報告された。

30.耳鼻咽喉科診療機器の感染制御ワーキンググループの再始動について

 標記について、「耳鼻咽喉科内視鏡の感染制御に関する手引き」の改訂に向けて、メンバーの追加等が行われ、WGが再始動することが報告された。委員は以下のとおり。
座長:坂本達則会員(島根大学)
委員:大森孝一会員(京都大学)
   岡野高之会員(藤田大学ばんたね病院)
   齋藤康一郎会員(杏林大学)
   保富宗城会員(和歌山県立医科大学)
   松塚 崇会員(朝日大学病院)
   宮本直哉会員(宮本ファミリー耳鼻科)

31.日耳鼻研究奨励賞の推薦について

 標記について、令和5年度の募集を行うことが報告された。また、今年度から推薦者に参与を追加すること、および推薦書の様式の一部を修正することが報告された。

32.ホームページ掲載について

 標記について、以下の掲載が報告された。
(1) ISIAN & IRS 2024(バナー)
(2) 耳鼻咽喉科頭頸部外科領域における新規抗菌薬の研究開発・創薬と育薬に関する要望書
(3) 第124回日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会総会・学術講演会 中川尚志会長インタビュー記事掲載のお知らせ
(4) 頭頸部がん「光免疫療法」ニュース(MBS毎日放送)放送のお知らせ
(5)「耳鼻咽喉科・留学のススメ」事業について
(6) 医局〈チーム〉から学んだ大事なこと - Young Doctors On The Way –(動画)
(7) 耳鼻咽喉科頭頸部外科のオンライン診療の手引き
(8) 令和5年度定時社員総会 WG報告書
(9) 令和5年度定時社員総会議事録

33.第60回日本リハビリテーション医学会学術集会合同シンポジウムについて

 標記の合同シンポジウムが、令和5年6月29日に行われたことが報告された。

34.16th Asia Oceania ORL-HNS Congressの開催支援助成金について

 標記学会について、公益財団法人京都文化交流コンベンションビューローから誘致対象会議に選定されたことが報告された。

35.第124回日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会学術講演会への医学生・臨床研修医の参加状況について

 標記について、医学生75名、臨床研修医153名参加したことが報告された。また、今後は卒前・卒後教育委員会が本件を担当することが報告された。

36.企業への広告掲載依頼状況について

 標記について、第124回総会・学術講演会会期中における各企業に対する広告依頼状況について報告された。

37.専門医の取消しについて

 標記取り消し4名(届出退会3名、逝去1名)があり、令和5年6月30日現在、専門医数は8,536名であることが報告された。

38.薬剤の限定出荷等について

 以下の薬剤について、報告された。
(1)「シダキュアⓇスギ花粉舌下錠 2,000JAU」の限定出荷について(鳥居薬品株式会社)
(2)「クラバモックス小児用配合ドライシロップ」の 出荷停止について(GSK)
(3) キシロカイン製剤の供給について(サンド株式会社)
(4) 経鼓膜換気チューブ「ティンポヴェント」販売終了について((株)アトスメディカルジャパン)

39.第48回全国身体障害者福祉医療講習会・第28回補聴器キーパーソン全国会議について

 標記について、6月10日、11日に山梨県地方部会長のもと、甲府市で開催されたことが報告された。また、来年からは、日耳鼻が主催となり中央開催することが併せて報告された。

40.2023年度補聴器相談医委嘱者および更新者数について

 標記について、新規290名および更新730名で、補聴器相談医の合計は5,149名であると報告された。

41.「補聴器販売者の技能向上研修等事業」の委員推薦について

 標記について、伊藤 健会員を推薦することが報告された。

42.小児難聴相談医(仮)設立について

 標記について、検討委員会WGを設立し、活動を進めていくことが報告された。

43.聴覚障害児支援中核機能モデル事業について

 標記について、各都道府県の状況が報告された。

2023年10月25日掲載

 

Last update: 2023年12月20日
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