1. 第125回日耳鼻総会・学術講演会の会告(第3次)について
標記について審議を行い、一部訂正の上、これを承認した。なお、国際化推進のために以下の取組みを行うこととした。ただし、表彰等の詳細に関しては継続審議事項となった。
- 国際シンポジウムを行う。
- 一般演題(口演発表:英語)の群は国際セッションとし、英語で作成したスライドを用い英語で発表するが,質疑応答については日本語も許容する。
- 国際セッションでは、45歳未満(2024年4月1日時点)の筆頭演者を対象に優秀発表者の表彰を行う。
2. 第37回秋季大会のテキストについて
標記について審議を行い、以下を承認した。また、第38回秋季大会以降のテキストを会報の一部として発刊する案に関しては、著作権等の問題点もあるため、会報委員会や学術委員会等で継続審議することとなった。
- 全会員に日耳鼻マイページを通じてPDFでのテキストの配付を行う
- 参加登録者には製本したテキストを郵送する
3. 第40回秋季大会(中国・四国ブロック)について
標記について審議を行い、大会長を羽藤直人会員とすることを承認した。なお、会期・開催場所は以下のとおりである。
会期:令和8年11月28日(土)、29日(日)
場所:神戸国際会議場
4. 人工鼻接続用材料「スタビリベース」の供給継続に係る要望書について
標記について、原価と償還価格の不一致について説明があり、審議を行い、日耳鼻から厚生労働省に対して要望書を提出することを承認した。
5. 第16回日台耳鼻咽喉科・頭頸部外科学会への演題提出について
標記について審議を行い、各関連学会から推薦された演者を提案することを承認した。
6. 2024年3月日韓耳鼻咽喉科・頭頸部外科学会の演者推薦依頼について
標記について審議を行い、各関連学会に演者推薦依頼を行うことを承認した。
7. 日耳鼻COI指針および細則の改訂とガイドライン作成者用COI申告書の追加について
表記について、2023年に日本医学会から発刊された診療ガイドライン策定参加資格基準ガイダンスに基づき、標記指針および細則の改訂と申告書追加について審議を行い、これを承認した。
8. 「令和4年度日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会・関連する学会における「男女共同参画」に関するアンケート調査報告書」およびポスターのホームページ掲載について
標記について審議を行い、これを承認した。
9. 診療ガイドライン等の評価について
産業・環境保健委員会から依頼のあった「騒音性難聴に関わるすべての人のためのQ&A 第3.1版」の評価について審議を行い、「公認」とすることを承認した。
10. ANL Elsevierとの契約更改について
標記について審議を行い、紙媒体の廃止、日耳鼻会員全員への配付等の契約更新を行うことを承認した。
11. 関連する学会への「検査に関する実技講習」についてのアンケート調査の実施について
標記について審議を行い、これを承認した。
12. 日耳鼻総会・学術講演会におけるセミナー、ハンズオンの費用について
標記について審議を行い、2024年以降は企業からの助成がなくなることに伴い、経費削減に努めること、および日耳鼻負担とすることを承認した。また、本年5月の第124回日耳鼻総会・学術講演会の「医学生と臨床研修医のためのセミナー」で上映された耳鼻咽喉科勧誘YouTube動画を視聴した。
13. ラマトロバン不採算品再算定申請要望書の提出について(寿製薬株式会社)
標記について審議を行い、これを承認した。
14. 中咽頭癌におけるp16染色、下咽頭癌における遊離空腸再建術に関する診療報酬請求のアンケート実施について
標記について審議を行い、これを承認した。
15.令和4年度3歳児健診における聴覚検査および1歳6カ月児健診における聞こえの確認方法に関する実態調査について
標記について審議を行い、これを承認した。
16.「今後の耳鼻咽喉科学校健診の在り方について PartⅢ」に関するアンケート調査のお願いについて
標記について審議を行い、これを承認した。
17.「子育て支援賞」について
働き方改革に関するWGから提案のあった標記について審議を行い、これを承認した。概要は以下のとおりである。
- 医療機関における「子育て支援」の対策を奨励する。
- 2024 年5月の日耳鼻総会で表彰する。
- 鈴鹿基金を利用する。
18.会員の入退会について
入会正会員5名を承認した。また、届出退会正会員5名、逝去退会正会員1名があった。これにより、令和5年7月21日現在、正会員11,283名、名誉会員18名、準会員59名、在外会員4名、賛助会員8名の合計11,372名となった。
19.令和6・7年度役員候補者選出のための役員候補者選出管理会の長について
標記について、甲能直幸会員(東京都地方部会)に依頼することについて審議し、これを承認した。
20.書籍『フレイル・ロコモのグランドデザイン(仮題)』の執筆者選定について
日本医学会連合のTEAM事業で作成する標記書籍の執筆者について、以下のとおり報告された。
- 2章16 聴覚の老化とフレイル・ロコモ 内田育恵会員
- 2章17 味覚・嗅覚の老化とフレイル・ロコモ 近藤健二会員
- 6章 6 難聴とフレイル・ロコモ 高野賢一会員
- 6章 7 味覚・嗅覚障害とフレイル・ロコモ 小林正佳会員
21.ホームページ掲載について
標記について、以下の掲載が報告された。
(1)「知っておきたい顔面神経麻痺」7月2日(日曜日)午後7時〜7時44分、「チョイス@病気になったとき(NHKEテレ1・東京)」放送のお知らせ
(2) 市民公開講座「耳の悩みを解決します」6月13日、「第124回日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会総会・学術講演会YouTubeチャンネル」公開のお知らせ
(3) メディカルノートのNEWS&JOURNAL「頭頸部がん ハイリスクな人、兆候や早期発見にできることは?―7月は頭頸部外科月間」掲載のお知らせ
(4) 第125回日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会総会・学術講演会(バナー)
(5) 16th Japan-Taiwan Conference on Otolaryngology-Head&Neck Surgeryについて
(6) 16th Japan-Taiwan Conference on Otolaryngology-Head&Neck Surgery(バナー)
22.ANL誌のImpact Factor について
標記について、2022年のImpact Factorが1.7であることが報告された。
23.日本専門医機構について
令和5年度定時社員総会(6/30開催)について、報告された。また、サブスペシャルティに関して、カテゴリーが3つ作られることが報告された。
24.専門医の取り消しについて
標記取り消しはなかったことから、令和5年7月21日現在、専門医数は8,536名であることが報告された。
25.「ヒスタグロビン皮下注用」の安定供給について(KMバイオロジクス(株))
標記について、厚生労働省への要望書が報告された。
26.2023(令和5)年度第3回医学教育事業助成について(SPIO)
標記助成の「日本にて国際耳鼻咽喉科学会を開催するための交流支援事業」に対して、SPIOから200万円の助成が行われ、以下の会員の海外講演を助成することが報告された。
- 細谷 誠会員(慶應義塾大学、耳)助成金額:30万円
- 小山 一会員(東京大学、耳)助成金額:30 万円
- 小宗徳孝会員(九州大学、耳・頭蓋底)助成金額:20万円
- 木戸口正典会員(福井大学、鼻)助成金額:30万円
- 四宮弘隆会員(神戸大学、腫瘍)助成金額:30万円
- 岡田隆平会員(東京医科歯科大学、腫瘍)助成金額:30万円