1. 第126回日耳鼻総会・学術講演会の会告(第3次)について
標記について、応募資格、発表形式、演題応募、国際セッション内容等含め、会報第9号へ掲載予定であることが報告され、審議を行い、これを承認した。
- 会期 : 令和7年5月27日(火)・28 日(水)・29 日(木)・30 日(金)
- 会場 : パシフィコ横浜ノース
- 定時社員総会および役員会等:令和7年5月27日(火)
2. 令和6・7年度WGの活動計画について
標記について審議を行い、以下の17のWGについて承認した。なお、①から⑨は継続のWGである。
①学会のあり方に関するWG(座長:猪原秀典)
②専門医育成・活用WG(座長:堀井 新)
③専門医認定試験検討WG(座長:本間明宏)
④卓越した留学推進WG(座長:藤枝重治)
⑤近未来の耳鼻咽喉科医療の在り方WG(座長:猪原秀典)
⑥ヘッドホン・イヤホン難聴対策WG(座長:野上兼一郎)
⑦HPV関連がんとHPVワクチンに関するWG(座長:猪原秀典)
⑧2025デフリンピック支援WG(座長:中川尚志、川嵜良明)
⑨耳鼻咽喉科診療機器の感染制御WG(座長:坂本達則)
⑩ACジャパンキャンペーン対応WG(座長:欠畑誠治)
⑪オールジャパンプロジェクトWG(座長:池園哲郎)
⑫今後の会報誌あり方WG(座長:曾根三千彦)
⑬睡眠呼吸障害診療検討WG(座長:野上兼一郎)
⑭小児難聴相談医WG(座長:守本倫子)
⑮小児気道管理に関するWG(座長:守本倫子)
⑯乳幼児・小児健診に関するWG(座長:守本倫子)
⑰補聴器WG(座長:中川尚志)
3. 診療ガイドライン等の評価について
標記について審議を行い、「嗅覚障害診療ガイドライン」に関して、再評価とすることを承認した。
4. 耳鼻咽喉科医専門医更新基準の一部改訂について
(1) 更新回数3回以上の専門医の診療実績の証明におけるWeb試験等の実施について
標記について審議を行い、これを承認した。以下主な改訂点。
- 連続して 3 回以上資格更新を行った専門医(学会専門医を含める): 認定期間中に、自己学習を促進するとともに適切な診療能力の有無の判断を目的とした専門医更新ためのWebテストに合格してください。Web テストは日耳鼻会員マイページで解答し、100%以上の正答率で 1)診療実績の証明 10 単位が付与されます。
(2) 専門医更新基準における「休日・夜間の診療」を「学術業績・診療以外の活動実績」とする件について
標記について審議を行い、これを承認した。以下主な改訂点。
- 休日・夜間当番医等の地域の時間外・救急対応(※)を認定期間中に1回以上、引き受けた場合は休日・夜間当番医2単位(上限2単位)の単位が取得可能です。 更新手続時に公的機関等からの委嘱状、依頼状等のコピーを提出してください。(※)通常の診療時間以外に、公的機関等により委嘱されて行う診療とします。
5. 第38回秋季大会における医学生・臨床研修医のためのセミナーについて
標記について審議を行い、これを承認した。
開催日時:11月30日(土) 16:35~17:35(予定)
テーマ:耳鼻咽喉科頭頸部外科って本当に面白い!
6. 人工内耳スピーチプロセッサのアップグレードの周知について
保険医療委員会および福祉医療委員会から提案のあった標記について審議を行い、これを承認した。概要は、以下のとおりである。
アップグレードに健康保険を適用する場合、レセプト右側の摘要欄に以下を記載する必要がある。
- 旧機種名と使用開始日。
- 音声言語をコミュニケーション手段とし、同一の人工内耳用音声信号処理装置を継続的に装用してから5年以上が経過した。
- 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会の定める指針に基づき実施する語音聴取評価検査の単語検査における明瞭度が、現在使用している(旧機種)人工内耳用音声信号処理装置を使用した場合には 80%以下であり、かつ、新規の人工内耳用音声信号処置装置を使用した場合に8%以上改善した。
7. 2025年度ACジャパン支援キャンペーンの申請について
AC ジャパンキャンペーン対応WGから提案のあった標記について審議を行い、これを承認した。
8. 会員の入退会について
新入会正会員6名を承認した。なお、届出退会正会員4名、逝去退会正会員7名があった。これにより令和6年7月26日現在、正会員11,280名、名誉会員17名、準会員60名、在外会員5名、賛助会員7名の合計11,340名となった。
9. 聴こえ8030運動メディアセミナーについて
標記について、2024年9月2日(月)に開催されることが報告された。
10. 第48回日本睡眠学会におけるシンポジウムの共催について
標記について、令和6年7月18日(木)に「本邦におけるsleep surgeryの現状と今後への課題・対策」が共催されたことが報告された。
11. 2024年度TEAM事業(嚥下障害対策)への協力依頼について
標記について、日本嚥下医学会および日本摂食嚥下リハビリテーション学会に協力依頼したことが報告された。
12. 厚生労働省への要望書の提出等について
令和6年7月4日に、今後の耳鼻咽喉科医療の充実に向けた要望書を医政局地域医療計画課へ提出したこと、および認知症施策推進基本計画について老健局認知症施策·地域介護推進課と意見交換したことが報告された。
13. ACジャパン「難聴啓発プロジェクト」ポータルサイトの制作について
標記について、ポータルサイトを制作したことが報告された。
14. ホームページ掲載について
標記について、以下の掲載が報告された。
(1) 補聴器診療医リスト(会員マイページ)
(2) 聞き取りづらさを感じて受診した患者さんに対する診療マニュアル(会員マイページ)
(3) 令和6年度 厚生労働省 臨床研究総合促進事業 臨床研究・治験従事者等に対する研修プログラム
(4)「学校医のすすめ〜そうだったのか学校医〜」(日本医師会編)発行について
(5) ACジャパン支援のもと近藤真彦さん出演の難聴啓発キャンペーンを開始します
(6) 「マッチが『聴力検査』呼びかけ ACジャパンと日耳鼻の難聴啓発キャンペーンで」(メディカルノートNEWS&JOURNAL)掲載のお知らせ
15. 7th Congress of European ORL-HNS(2024年6月15~19日、ダブリン)について
標記について、欠畑誠治理事、熊井良彦会員が出席したことが報告された。
16. ANL誌のImpact Factor について
標記について、2023年度は1.6であることなどが報告された。
17. 専門医の取り消しについて
取り消し82名(届出2名、逝去4名、2023年度専門医更新辞退73名、2022年度専門医更新保留者の単位未取得 3名)があり、令和6年7月26日現在、専門医数は8,734名であることが報告された。
18. 医薬品販売中止等について
標記について、6月下旬から7月下旬の状況について報告された。また、アリナミン注射液の販売中止について、日耳鼻として今後の対応を検討していくことが報告された。
19. 第49回福祉医療サマーセミナー・第29回補聴器キーパーソン全国会議について
標記について、令和6年6月15日、16日に開催されたことが報告された。
20. 第50回福祉医療サマーセミナー・第30回補聴器キーパーソン全国会議について
標記について、令和7年6月28日(土)、29日(日)にビジョンセンター品川で開催予定であることが報告された。