ファイザー株式会社から下記薬剤のアレルギー性鼻炎に対して筋肉内注射が、2025年11月改訂の添付文書「効能又は効果」から削除されています。削除理由については下記にファイザー株式会社からの文書の一部を抜粋して掲載しております。
ソル・コーテフ注射用 100 ㎎
デポ・メドロール水懸注 20 ㎎、 同 40 ㎎
【アレルギー性鼻炎及び花粉症(枯草熱)に対する筋肉内注射の削除】
ソル・コーテフ注射用 100 ㎎は、1974 年 10 月に再評価指定を受け、1984 年 6月に「アレルギー性鼻 炎」及び「花粉症(枯草熱)」の効能・効果を追加しました。
デポ・メドロール水懸注 20 ㎎、同 40 ㎎も同再評価により、「アレルギー性鼻炎」を効能・効果に追加するとともに、承認時より保有していた「枯草熱」を「花粉症(枯草熱)」に改めました。
今般、米国ファイザー社において、これら効能・効果に関する有効性及び安全性について、文献レビュー及びガイドラインの確認等を行った結果、「アレルギー性鼻炎」及び「花粉症(枯草熱)」の筋肉内投与による使用については、現行の治療法と同等以上であることを支持するデータが不足しており、ガイドラインでは非経口コルチコステロイドは推奨されていないことが確認されました。また、注射部位反応や過敏症などの全身性反応の発現リスクが、アレルギー性鼻炎に対する非経口コルチコステロイド投与のベネフィットを上回る可能性が示唆されました。
上記結果に基づき、弊社は厚生労働省、関連学会の相談及び了承を経て、本効能・効果を削除することといたしました。
なお、米国ではすでに当該効能・効果は、対象製品より削除されております。
【最新の電子添文】以下よりご確認ください。
ソル・コーテフ注射用100㎎
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/2452400
デポ・メドロール水懸注 20 ㎎、同 40 ㎎
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/GeneralList/2456402
但し、ケナコルトA水性懸濁注射液に対する効能・効果の削除はありませんが、日耳鼻・臨床耳鼻科医会合同保険医療委員会では推奨されない治療と考えております。
社会医療部 保険医療委員会
理事 春名 眞一
藤岡 治
池園 哲郎
委員長 萩森 伸一
