日本医学会から「医療における遺伝学的検査・診断に関するガイドライン」について周知の依頼がありましたので、お知らせいたします。
　本ガイドラインは、2011年2月に初版が公開され、わが国における遺伝医療の最も重要な基本・原点を示すものとして広く利用されてきました。今般の次世代シークエンサーを用いた新しい診断技術の導入、個人情報保護法や医療法の改正などに対応すべく、改訂版が作成されました。
　耳鼻咽喉科頭頸部外科領域でも、先天性難聴をはじめ様々な疾患に対して遺伝学的検査が行われ、診断、予防、治療法の選択などに臨床応用されています。このように遺伝学的検査・診断は、重要な医療行為になりつつありますので、ご参考にしていただければと思います。

• 「医療における遺伝学的検査・診断に関するガイドライン」（2022年3月改訂）
  https://jams.med.or.jp/guideline/genetics-diagnosis_2022.pdf
• Q&A
  https://jams.med.or.jp/guideline/genetics-diagnosis_qa_2022.html

日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
理事長　村上信五