日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
日本臨床耳鼻咽喉科医会
会員各位
平素より本会の活動にご協力を賜り、感謝を申し上げます。本メールにおきましては「ACジャパンによる2026年難聴啓発キャンペーン」の開始についてお知らせいたします。
2024年は加齢性難聴に関して耳鼻咽喉科受診と聴力検査を提案するかたちのキャンペーン、2025年は適切な診断に基づいた聴力改善手術・補聴器・人工内耳といった医療介入への心理的障壁を下げるためのキャンペーンを実施しました。このように2年間にわたって加齢性難聴を対象としたキャンペーンを展開しましたが、2026年はターゲットを大きく変更し若者におけるヘッドホン・イヤホン難聴に関する啓発をテーマとしております。
WHO(世界保健機関)は「10億人以上の若者(12から35歳)が強大音聴取に伴う難聴リスクにさらされている」といった警鐘を鳴らしており、Making listening safe運動を展開しております。
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会においてもその動きに呼応する形でヘッドホン・イヤホン難聴対策ワーキンググループによる啓発活動を実施するなど、取り組み強化に努めて参りました。
その取り組みの中で、7月1日より公益社団法人ACジャパンによる支援のもとメディアにおける大規模なヘッドホン・イヤホン難聴予防に関する啓発キャンペーンを開始することになりました。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌といった主要メディアにおいて多くの市民の方が本キャンペーンを目にしたり耳にしたりすることが期待されます。キャンペーンの詳細に関しましては以下のウェブサイトからご覧ください。
https://www.ad-c.or.jp/campaign/support/support_02.html
(本リンクは2027年6月30日まで有効です)
本キャンペーンの結果、長時間にわたってヘッドホン・イヤホン使用している患者さんが医療機関を受診することが予想されます。適切な聴覚検査を実施するとともに、現時点で聴力低下や耳鳴などの聴覚症状が認められない場合であっても、将来的な難聴リスクを下げるためには「長時間」「大音量」の聴取は避け、「音量制限」「ノイズキャンセリング」といった機能を活用することに関して適切な指導をおこなっていただくことをお願いいたします。
詳しくは日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会ウェブサイト内のヘッドホン・イヤホン難聴のサイトをご覧ください。
会員のみなさまのご協力により、キャンペーンの効果を最大化していただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
令和8年7月吉日
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
理 事 長 中川 尚志
日本臨床耳鼻咽喉科医会
会 長 川嵜 良明
