1. 第124回日耳鼻総会・学術講演会の会告(第3次)について
一般演題の応募資格等を記載した第3次会告について承認した。
2. 第36回日耳鼻秋季大会について
標記について、①学術共催セミナーをライブ配信およびオンデマンド配信すること、②8月10日から参加登録が開始されること、③実技講習について実費相当(17,000円~30,000円)を受講者に支払っていただくこと、などが承認された。
3. 第39回日耳鼻秋季大会(中部ブロック)の大会長の選出について
標記について、吉崎智一会員に依頼することを承認した。
4. 令和2・3年度WGの継続・終了等および令和4・5年度に設置するWGについて
標記について、以下のとおり承認された。
継続するもの
- 近未来の耳鼻咽喉科医療の在り方WG
- 耳鼻咽喉科領域のリハビリテーションWG
- HPV関連がんとHPVワクチンに関するWG
委員会に委嘱するもの
- 関連する学会との連携強化と活性化に関するWG
- 他科・他職種との連携に関するWG
- 耳鼻咽喉科を社会にアピールするWG
- 耳鼻咽喉科のビッグデータ一元化に関するWG
臨床医会に委嘱するもの
- 耳鼻咽喉科保険診療体系見直し検討WG
窓口のみ残すもの
- インターネット講習に関するWG
終了するもの
- 遠隔診療・オンライン診療に関するWG
- 学会・臨床医会との連携WG
令和4・5年度に設置するWG
- 日耳鼻学術講演会・秋季大会のあり方に関するWG(座長:兵頭政光)
- 専攻医教育WG(座長:小島博己)
- 専攻医育成・活用WG(座長:堀井 新)
- 働き方改革に関するWG(座長:丹生健一)
- 専門医認定試験改善WG(座長:塩谷彰浩)
- 海外留学推進・支援WG(座長:藤枝重治)
- 近未来の耳鼻咽喉科医療WG(座長:猪原秀典)
- 耳鼻咽喉科頭頸部外科リハビリテーションWG(座長:土井勝美)
- 耳鼻咽喉科医療DX WG(座長:大森孝一)
- 「新規医療の開発と実用化推進WG(座長:池園哲郎)
- ヘッドホン難聴対策WG(座長:野上兼一郎)
- 補聴器適切普及WG(座長:香取幸夫)
- 言語聴覚士雇用推進WG(座長:香取幸夫)
- HPV関連がんとHPVワクチンに関するWG(座長:猪原秀典)
5. 2022年度専門医認定試験における新型コロナウイルス感染症対策について
濃厚接触者が受験するための会場を用意するのは困難であることから、感染者および濃厚接触者は受験できないこととすることを決定した。なお、試験当日に体温測定し、セルフチェックシートを提出してもらうこととなった。
6. 地方部会規則の改正について
地方部会の規則改正が単に日耳鼻の学会名称変更に伴うものである場合は、日耳鼻理事会での審議は不要であることが再確認された。
7. 「良性発作性頭位めまい症診療ガイドライン2022年版」の再評価結果について
適切に修正されていることを確認し、日耳鼻として「承認」することとした。
8. 2023年度臨床研究医コース募集およびサブスペシャルティ領域専門医(頭頸部がん領域)の申請について
頭頸部がん専門医制度の申請について承認した。
9. 日本専門医機構専門医更新システムのトライアル登録への協力依頼について(対象者:2022年度更新者)
標記について承認した。これにより、トライアルとして、2022年度の日耳鼻専門医更新審査対象者1,139名に専攻医管理システムへの登録を依頼することとした。
10. アンケート調査等について
以下のアンケートおよび調査について実施することが承認された。
- 2022年度耳鼻咽喉科専門研修プログラム登録者に対するアンケート
- 令和3年度3歳児健診における聴覚検査および1歳6カ月児健診における聞こえの確認方法に関する実態調査
- 「今後の耳鼻咽喉科学校健診の在り方についてPartⅡ」に関するアンケート調査
- 若手医師・研究者留学推進WGによる留学に関するアンケート
11. 令和4・5年度補聴器キーパーソンについて
標記について承認した。
12. 第46回医事問題セミナーの開催形式について
開催形式について、現地およびオンデマンドのハイブリッドとすることを承認した。
13. 日本頭頸部外科学会に対する要望書(「頭頸部がん専門医(がん薬物療法)」の新設に関する要望書)について
標記について承認した。
14. 会員の入退会について
新入会正会員6名を承認した。また、届出退会正会員6名、逝去退会正会員2名があった。これにより、令和4年7月31日現在、正会員11,272名、名誉会員16名、準会員56名、在外会員3名、賛助会員8名の合計11,355名となった。
15. 第123回日耳鼻総会・学術講演会について
標記について、現地参加は約2,200人、オンデマンド等を含めた参加総数は約6,200人と報告があった。
16. 新生児聴覚検査の交付税措置について
福祉医療・乳幼児委員会において、臨床耳鼻科医会と連携しながら、対応の遅れている地方公共団体に対して予算措置を促す対応策を検討することとなった。
なお、地方交付税の中に新生児スクリーニングの枠が設けられ、令和4年度から新生児聴覚検査費として市町村の標準団体(人口10万人)当たり935,000円が計上されている。
17. 臨床試験医師養成協議会理事について
丹生健一副理事長を推薦することが報告された。
18. 医療ニーズの高い医療機器等の早期導入に関する検討会委員(厚生労働省医薬・生活衛生局医療機器審査管理課)について
池園哲郎先端研究委員会担当理事を推薦することが報告された。
19. 患者申出療養評価会議の技術専門委員(厚生労働省保険局医療課)について
池園哲郎先端研究委員会担当理事を推薦することが報告された。
20. ホームページ掲載について
以下の掲載があった。
(1)村上信五理事長Ameba Prime出演
「顔面神経麻痺の当事者が語る症状『まぶたを閉じれない』『口から水が漏れる』」
(2)きょうの健康(NHKEテレ1・東京)「痛い!体にできる“石”『唾石』」
7月6日(水曜日) 午後8時30分から45分
(3)大田区民公開講座(2022年7月30日(土) 15時~17時10分)
第45回日本顔面神経学会、現地会場での聴講のみ、参加無料・要事前申込
(4)「頭頸部(とうけいぶ)がんに関する疾患啓発イベント」動画公開
21. ANL誌のImpact Factorについて
2021年は2.119であることが報告された。また、Case Reportの掲載に関しては若手登竜門としての意義があることから継続することが報告された。
22. 専門医の取り消しについて
標記取消し33名(届出4名、2021年度専門医更新辞退による取消23名、2020年度専門医更新保留者の単位未取得による取消6名)、および届出退会の取消し1名があり、令和4年7月31日現在、専門医数が8,353名であることが報告された。