1. 令和6年度定時社員総会における代議員提案事項について
標記について審議を行い、以下の回答内容を承認した。
- 社員総会の名称を代議員総会に変更することについては、社員総会の名称が法律上の用語であるため困難であるが、当日の看板にかっこ書きで代議員総会と追記する。
- 学会、秋季大会などのオンデマンドによる配信期間の厳格な取扱いについては、オンデマンド期間は3か月間とし、単位が取れるのは2か月間に限り、残り1か月は視聴のみとしたい。
- 頤周囲皮下脂肪組織吸引除去術における上気道閉塞に対する注意喚起については、日耳鼻ホームページにより注意喚起を行う。
2. 専門研修プログラム統括責任者・都道府県地方部会長合同会議について
標記について、以下の日程を確認するとともに、議題の追加を承認した。
・日時:令和6年5月15日(水) 10 時 ~11時 30 分
・場所:大阪国際会議場(グランキューブ大阪)10 階会議室 1009
3. 第125回総会・学術講演会について
標記について最終確認を行い、これを承認した。また、現時点で学生・研修医の登録が例年より多い約210名であること、海外から12名の招待講演者がいること等が報告された。
4. 第126回総会・学術講演会会告(第1次)について
標記について審議を行い、これを承認した。なお日程等は以下のとおりである。
・会期:令和7年5月27日(火)・28日(水)・29日(木)・30日(金)
・会場:パシフィコ横浜ノース
・宿題報告
本間明宏会員「鼻副鼻腔がん治療の新時代」
池園哲郎会員「Cochlin-tomoprotein(CTP)が切り拓く難聴、めまい診療の未来」
・臨床講演
鈴木幹男会員「耳鼻咽喉科疾患におけるヒトパピローマウイルス感染の多様性と治療戦略」
曾根三千彦会員「画像が解き明かす内耳疾患の新展開」
5. 第129回総会・学術講演会の会長候補者について
村上理事長から、参与および代議員にアンケートを行った結果を踏まえて、副理事長と検討した結果、第129回総会・学術講演会の会長候補に東京慈恵会医科大学教授の小島博己会員を推薦したいとの説明があり、審議の結果これを承認した。
6. 第38回日耳鼻秋季大会会告について
標記について審議を行い、会報5号掲載の会告について承認した。
なお、日程は以下のとおりである。
・会期:令和6年11月30日(土)、12月1日(日)
・会場:国立京都国際会館
7. JMA Journalの査読等に関する御協力について(日本医師会)
標記について審議を行い、英文誌委員会担当の本間明宏理事の推薦を承認した。
8. LIFE2024への協賛について
日本機械学会、日本生活支援工学会、ライフサポート学会の3学会合同で開催するLIFE2024(9月12日~14日、東大本郷キャンパス)への協賛について審議を行い、これを承認した。
9. 2024年耳鼻咽喉科月間優秀企画賞について
標記について審議を行い、1位 北海道地方部会、2位 栃木県地方部会、3位 山形県地方部会を承認した。
10. 4回目以降の専門医資格更新について
標記について審議を行い、日本臨床耳鼻咽喉科医会での意見を参考にし、Webテストを行うことで更新を認めることについて承認した。また、資格更新システムのWebテストの開発について承認された。
11. CST事業の法人設立準備委員会への参加のお願い(日本外科学会)
標記について審議を行い、これを承認した。
12. 補聴器適合のための診療情報提供書について
補聴器相談医以外が発行する書面に関して審議を行い、一部修正し「補聴器適合の依頼書」として承認した。
13. 子育て支援賞2023について
働き方改革に関するWG から提案のあった子育て支援賞規程を承認するとともに、9施設から応募があった標記について、1位 岐阜大学、2位 甲南医療センター、3位 金沢医科大学を承認した。
14. 参与の推薦について(東京都地方部会)
石尾健一郎会員(東京都地方部会)について、参与の推薦があり、これを承認した。
15. 会員の入退会について
新入会正会員144名、新入会準会員1名を承認した。届出退会正会員31名、および逝去退会正会員7名があった。これにより、令和6年4月26日現在、正会員11,258名、名誉会員17名、準会員59名、在外会員5名、賛助会員7名の合計11,346名となった。
16. 令和5・6年度代議員(補欠選挙)に対する通知について
代議員補欠選挙の結果を受け、伊藤 吏会員(山形県地方部会)、杉山庸一郎会員(佐賀県地方部会)を代議員とする通知を行ったことが報告された。
17. 地方部会長の交代について
標記について、山形県地方部会長が伊藤 吏会員に、栃木県地方部会長が伊藤真人会員に、佐賀県地方部会長が杉山庸一郎会員に交代したことが報告された。
18. 令和6年3月31日現在の会員数について
標記について、正会員11,124名、名誉会員17名、準会員58名、在外会員5名、賛助会員7名の合計11,211名であることが報告された。
19. 難聴対策推進議員連盟第19回総会について
令和6年4月10日に開催された標記において、人工内耳のアップグレードに関する保険適用、難聴高齢者の早期発見・早期介入に向けた調査研究事業、人工内耳の開発支援等について議論されたことが報告された。
なお、人工内耳の算定留意事項変更については以下のとおりである。
- 人工内耳要材料の交換にかかわる費用は、破損した場合等においては算定できるが、単なる機種の交換等の場合は、以下の全てに該当する場合を除き算定できない。なお、以下の全てに該当し機種交換を行う場合には、医学的な必要性について診療録および診療報酬明細書の摘要欄に記載すること。
ア 音声言語をコミュニケーション手段とし、同一の人工内耳用音声信号処理装置を継続的に装用してから5年以上が経過していること。
イ 関係学会の定める指針に基づき実施する語音聴取評価検査の単語検査における明瞭度が、現在使用している人工内耳用音声信号処理装置を使用した場合には80%以下であり、かつ、別の人工内耳用音声信号処理装置を使用した場合に8%以上改善すること。
20. 2024年度日本医学会連合「領域横断的連携活動事業(TEAM事業)」について
標記について、昨年度に続き以下の事業が採択されたことが報告された。
事業名:「いつまでも健康で美味しく食べる」ための、多学会連携による嚥下障害対策の普及活動
21. 高輪3丁目品川駅前地区市街地再開発計画について
標記計画については、建築資材費の高騰に伴う設計等見直し、および建設業界における働き方改革法(残業規制)により工事が2年遅れ、再開発ビル完成は2031年3月頃となることが報告された。
22. 参与の逝去について
荒牧 元参与(東京都地方部会)、石尾和敏参与(東京都地方部会)、渡利千里参与(茨城県地方部会)、木村國男参与(兵庫県地方部会)、形浦昭克参与(北海道地方部会)の逝去が報告された。
23. 日本小児循環器学会より日本医学会連合加盟学会連携フォーラム「学術団体のSNS広報のあり方」開催に係る協力依頼について
本年10月から12月に開催予定である標記フォーラムに連携学会として登録し、協力することが報告された。
24. 日本外科学会雑誌への「学会活動におけるSNS の活用と留意点―日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会の取り組み―」掲載について
広報委員会の前田陽平委員がまとめた日耳鼻の取組みが、日本外科学会雑誌に掲載されことが報告された。
25. ホームページ掲載について
標記について、以下の掲載が報告された。
(1)「子育て支援賞」の審査について
(2) LITALICOワークス お役立ち仕事コラム「突発性難聴で仕事に影響があったときはどうする?原因と治し方を解説」掲載のお知らせ
(3)「鼻詰まり・鼻水ってなに?効果的な対処法!」(中居正広の土曜日な会、テレビ朝日)放送のお知らせ
(4)騒音性難聴担当医アンケートの報告について
26. 診療ガイドライン統括委員長会議参加候補学会について
標記について、日本耳科学会、日本めまい平衡医学会、日本鼻科学会、日本頭頸部癌学会の4つの関連する学会を推薦したことが報告された。
27. ANL国別投稿数と審査結果(2023年1月~12月受付)
標記について、874件の投稿数があり、採択率が12%であったことが報告された。
28. 専門医の取り消しについて
標記取り消し13名(届出12名、逝去1名)があり、令和6年4月26日現在、専門医数は8,724名であることが報告された。
29. 耳鼻咽喉科救急医療体制の現状についてのアンケート調査結果について
標記について、以下の概要が報告された。
- 医師の働き方改革として時間外労働の上限規制、時間外割増賃金引き上げなどが適用になることについて、現在の救急医療体制の維持が可能なのは 27 都道府県(57.4%)で、維持が困難なのは 9 都道府県(19.1%)、 組織的な救急医療体制がない現状が続くと回答したのが 15 都道府県(31.9%)であった。